マドリードのトランジットでコスパ最悪を演じた話【空港からタクシーは超割高】

これは、トラブルでもなんでもなく、無知な旅人が招いた単なる失敗話なのですが、旅行者の方に同じ過ちを演じてもらいたくないので、レポートさせていただきます。

旅の場面は、カナリア諸島へ行った時に、マドリードでトランジットしたときです。

 

しかし、こんなバカな行動する人いるかな(笑)

背景

年末年始を利用したカナリア諸島への4泊6日の旅。

航空券が安いアエロフロート航空でマドリードにアプローチしようとすると、往きも帰りも、どうしてもマドリードで一夜を明かす羽目になる。

マドリードで乗り継ぐフライトスケジュール

  航空会社 便名 フライト 乗継ぎ時間
往き

アエロフロート

航空

SU263 成田13:10 ⇒ モスクワ17:35 2時間5分
SU2604 モスクワ19:40 ⇒ マドリード23:00 宿泊
エアヨーロッパ UX9059

マドリード7:05 ⇒ サンタクルス9:00

 
帰り イベリア航空 IB3939

サンタクルス18:55 ⇒ マドリード22:40

宿泊

アエロフロート

航空

SU2501 マドリード11:20 ⇒ モスクワ18:30 1時間25分
SU264 モスクワ19:55 ⇒ 成田11:40  

マドリードは、深夜に到着して翌朝出発である。

そこで、

  • 宿泊代がもったいない。空港で寝るか、とも考えたけど、色々調べた結果、空港で寝るのはNGと判断。
  • だったら、せっかくのマドリード。マヨール広場くらい見てやるか、という気になる。
  • 帰りのフライトなら、マドリード11:20発なので、朝1時間くらいなら見学できるかな。

と考え、往きは空港近くの「ホスタル・ビキー」。

帰りはマヨール広場近くの「ホスタル・マドリード」を予約。

よし、準備万全と考えて旅立ちます。

失敗1:「ホスタル・ビキー」に送迎の予約を入れてなかった

アエロフロート航空でユーラシア大陸を横断。

予定通りに23時にマドリード・バラハス国際空港に到着。

ここで、ホテルに送迎の予約を入れるのを忘れていたことが判明。

持っていったモバイルwifiはカナリア諸島専用で、スペイン本土では使用不可。

連絡手段がなく、仕方なくタクシーで行く羽目に。 

20ユーロかかりました。

マヌケですw

翌朝は、ふつうに空港まで無料で送迎してくれる、親切なホテルだったのに。

失敗2:中心街ソルに行くのにタクシーを利用した

カナリア諸島の旅を終えて、再び深夜のマドリード・バラハス国際空港に到着。

翌朝は、アエロフロートでモスクワ経由で帰国。

だから、来るときと同じ「ホスタル・ビキー」に泊まるという手もあったんだけど、モスクワ行きのフライトが11:20なら、朝のマヨール広場くらいなら見学できるかなと、マドリード中心部のソルを目指します。

私は、せっかくマドリードを通るなら、中心部の有名どこくらいはサラッと見てみたいと思う、常識人間です。

ところが、疲れていたこともあって、鉄道で行くのが億劫になってタクシーをチョイス。

これが失敗。

空港からマドリード市街は、一律30ユーロと取り決められていて、往復60ユーロ。

大変な散在でした。

鉄道なら、乗り放題でも8~9ユーロほど・・・

ネット上では、「治安が悪く、大きな荷物を持って地下鉄は乗らないほうがいい。」という情報も見かけましたが、それは断片的な情報。

空港からソルに行くぐらいなら、ふつうに気をつけていれば大丈夫です。

そして、日付も変わろうとする深夜に、マドリード・ソル近くのホテルへ。

失敗3:1月のマドリードの夜明けは午前9時近かった

大枚はたいてやってきた「太陽の門」。

午前7時半はこんな状態。人も歩いてなく、深夜同然です。

日本の常識(私は東日本在住)なら、いくら真冬でも7時半なら明るいだろ、と勝手に思い込んでこの有様。

なんと、1月初旬のマドリードは、午前9時近くにならないと、明るくならないのでした。

フロントに、「サイトシーイング」と言うのも恥ずかしい。

それでも、マヨール広場へ。

いくら夜明け前だといっても、雰囲気はつかみたいなあ・・

真っ暗な中、広場を歩いたり、メニューを眺めたり。

当然、店など、どこも開いてない・・・

私はいったい何をしてるんだ?

それに、暗いマドリードは治安もよろしくないです。

でも、さすが世界の観光都市マドリード。暗くても貫禄あります。

見上げれば、三日月と金星がくっきりと。

カナリア諸島を含めた、この旅の記録はこちらをご覧ください。

まとめ

結局、3連続の失策で、総計80ユーロ(≒9,300円)の余分な出費の上、マヨール広場の見学さえもできないという、大マヌケをやらかしました。

ちなみに、この旅のフライト「成田 ⇔ マドリード」は81,150円です。

 

いつもそうなんですが、弾丸旅行のくせに、たいして調べず、日本を飛び出してしまう、私の悪癖。

  • 夜遅く着くんだったら、日本出国前にホテルへ送迎を依頼。
  • 空港からの公共交通機関の使い勝手を、もう少し掘り下げて調査。
  • 各地の日の出日の入りは、事前に調べておく。

こうすれば、私のようなコスパ最悪を演じなくてもすみますよ(^_^)