タイ・バンコクの中心を流れるチャオプラヤ川。
かつてはメナム川と呼ばれていましたが、そもそもタイ語ではメナムは川を意味するので、チャオプラヤ川と名称を変えたようです。
ところで、バンコクの道路交通事情は、世界でも最悪の部類に入るそうで、市中では慢性渋滞。
これは、まったく動かない渋滞にウンザリする「トゥクトゥク」の運転手。
そんな中、水運を使った南北の行き来に貢献しているのが、チャオプラヤ川なんです。
そのチャオプラヤ川は、地域の住民と観光客の移動の大動脈。
バンコクの南北の移動は、チャオプラヤ川をいかに、うまく使うかにかかっていると言っても過言ではありません。
一方で、バンコクといえば、アジアにおいても、ぼったくりや詐欺など、旅行者がトラブルに巻き込まれる町としても、一向に名が廃れません。
まあ、今どき、声をかけられてホイホイついて行ってしまう人はいないとは思いますが、どっこい私は、このチャオプラヤ川の乗合船でぼったくりに合いました。
今回、大変恥ずかしくも、ぼったくりにあった背景と状況を紹介します。
背景
- 3連休を利用したタイ・バンコク弾丸旅行。
- タイ航空の羽田深夜便で、バンコクのスワンナプーム空港に早朝5:25に到着。
- ホテルに荷物だけおいて、「ワットポー」に行くために、さっそくチャオプラヤ川の川岸に向かう。
- タイは初めてでした。
と、こんな感じで、タイに入国しました。
初日は、バンコクのお寺を回るつもりで、さっそくにもチャオプラヤ川の川岸に向かいましたが・・・
状況
チャオプラヤ川の川岸には、いくつもの船着場があります。
どこから乗っても同じでしょ、と、船着場を冷やかしながら歩きます。
そのうちに、一つの船着場から声がかかり、人のよさそうなオジサンだったので「ワットポーまで」と言って、チケットを買おうとしたら・・
日本語で「800バーツ!」。
100バーツなら350円。
そんなもんかな、と思って乗ってしまいましたが、後の祭り。
あとで「地球の歩き方」を読むと、相場は10から20バーツ。
どんなに高くても30バーツ。(2015年の地球の歩き方による)
800バーツが100バーツになったもんで、うかつにも「1/8まで値切ってやったぜ」などと思ってしまいました。
楽しいチャオプラヤ川の川のぼり
久しぶりにボラれました ・・・
でも、川のぼりはとても楽しかったですよ。
次々と、船着場が現れます。
そして、目的地の「ワットポー」最寄の船着場に到着。
船着場というより、もはや駅ですね。雰囲気は。
ちなみに、チャオプラヤ川の船に乗るときは、オレンジ色やブルーの旗をたてた公営の水上バスを選べば、そもそもボッタくりなどなし。
旗のない私営の船に乗ろうとしたのが、そもそもの間違いでした。
完全に勉強不足です(^^)
この旅の記事はこちらです。
まとめ
まあ今回の被害は、350円ということで、影響は少ないんですが、こうやって、ひっかかる日本人があとを絶えないので、よからぬ輩が減らないという側面もあるでしょう。
振り込め詐欺と同じです。
我々旅行者も、その国に到着したら、最低限の生活情報を身につけなくてはなりませんね。
これが教訓です。
それと、流暢に日本語を操る奴がいたら、怪しんだほうがいいですね。
バンコクは、どんなに発展しても楽しい街です。
正しい知識を身につけて、旅を楽しんでまいりましょう。