アヌラーダプラの遺跡地区&菩提樹と対面【スリランカ旅行記 #11】

ここ、アヌラーダプラは、2,500年以上も前に、スリランカ最古の都があった場所。

そんな由緒ある地に、数時間の滞在で別れを告げるのは、弾丸旅行ゆえの制約があるにしても、もう少し知恵を絞るべきだったかな・・

そんなことを考えながら、寝苦しい夜を過ごしました(笑)

扇風機をタイマーで切れるようにして眠ると、扇風機が止まると暑さで目が覚めてしまう。
といって、さすがに、扇風機つけっぱなしで眠るわけにはいかない・・

想像していたよりは暑くないとはいっても、30度ぐらいはある熱帯夜。朝が待ち遠しかった・・

トゥクトゥクでめぐるアヌラーダプラの遺跡群

夜明けとともに、待ってましたとばかりに行動開始。

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いきなり犬登場。昨夜吠えてたやつかな。

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周辺を散策。といっても、何もないんだな、これが。

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昨夜、夕食を食べたキャセロールの方にも行ってみたけど、何もなし。

パン屋さんでも開いてたらな、と淡い期待をもっていたんだけど。

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宿に戻ってくると、オーナーも起きていて「グッモーニン!」

なにか、ドリンクはないか、と頼むと、オレンジジュースをしぼってくれました。

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昨夜はいなかった青年(おそらく息子さん)が登場。かるい雑談がはずみました。

ところで、今日の予定を相談。

不覚にも10:50発の列車でコロンボに向かわなくてはならないのだが、それまでに遺跡地区のいくつかを回るにはどうしたらいいだろうか、と。

「トゥクトゥクで回ったらどうだ? ここから呼んでやるぞ。1,200ルピーでどうだ?」と言ってくれるので、お願いしました。

 

さあ、スリランカ最後の観光、アヌラーダプラ遺跡地区に向かって出発です。

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バスも動き出しました。ドア開けっぱなしは当たり前ですね。

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遺跡地区に入りました。

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レンタサイクルでのんびり観光するのが一番。でもトゥクトゥクで、バイクに毛が生えた程度の速度で巡るのも、これまたいい。

チケットオフィスで入場料を払います。このチケットは、随所でチェックされるらしいので、肌身離さず持っていましたが、帰国途中のどこかで失くしてしまいました。

いくらだったかな、3,000ルピー以上したと思います。

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どこを回ってくれるかは、宿の息子さんを通じて、運転手にお任せモード。

クイーンズパビリオンと、スリーマハー菩提樹だけは、絶対行きたいと言ってあります。

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イスルムニヤ精舎

まず、降ろしてくれたのは、遺跡地区のかなり南のイスルムニヤ精舎。

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で、ここは、別料金、200ルピーでした。そして、靴を脱いで入ります。

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うわ、この砂の上を裸足で?

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けっこう、暑い!

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みんな平気なんだよね・・

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紀元前3世紀に建てられた僧院の一部とのこと。

そんな時代から、ふつうに文明があったことがすごい。島国なのに。

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あれれ、「恋人の像」ってどこだ??

さがしたんだけど、ひょっとして場所が違う?

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あれえ、おかしいな・・  (もっと、予習が必要だよ!)
あきらめて、本堂に回ります。

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参拝している人に気兼ねしながら、仏像を拝見。

この仏像は、なんと浅草寺の援助で色の塗り替えをやったらしい。すごい!

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高台にも登ってみましょう。

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遺跡地区が見渡せます。それにしても、足の裏が痛い・・

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帰りに本堂の横を通ります。
横たわってる仏像って、タイで初めて見て、カルチャーショックでした。

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どうしても、時計が気になり、駆け足になってしまいます。

次は、どうも地図によると、ヴェッサギリア。

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「~歩き方」にも載ってない場所ですが、運転手が、「ここはナイスプレイスだ」というので、ひと通り見学。

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なにかの測量所? ストーンヘンジのミニ版?

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いっぱい観光客もいたので、有名な場所なんでしょう。

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トゥクトゥクに乗り込んで、次へ。運転手さん、ちゃんと、時計見ながら案内してくれてるかな。
念のため、駅に遅くとも10時半には到着する必要がある旨、再確認。

「オーライ!オーライ!」 心配すんな、だと。

列車の時間まで、あと1時間半です。

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でも、次は、また、知らない場所。

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場所はわかりませんが、ミュージアムのようなところ。

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偶像崇拝が許されない宗教とは、根本的に違いますね。

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わかりやすいし、信者も増えるもんでしょう。

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そろそろ、菩提樹へ行ってほしいと頼みます。

返事は、相変わらず「オーライ! オーライ!」・・

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ルワンウェリ・サーヤ大塔も瞥見するだけで通過。この遺跡地区で、もっともデカい建物の一つ。

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仏陀が悟りを開いた正真正銘の菩提樹に対面

いよいよ、私にとって本命、スリー・マハー菩提樹。

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ゲートの前から、仏教徒や観光客で、ごった返しています。

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西門から入ります。当然、裸足になりますが、ロッカーとかなし。

大した靴じゃないですが、盗まれないかな。盗まれたら、日本まで裸足で帰ることに・・

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さて、どれが菩提樹なんだろう。気分が高揚してきました。

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みんな、参拝するために登ってる。ということは、あの向こうの樹が菩提樹?

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そのようです。枝が折れないように、金のつい立で支えられています。

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ついに対面できました。菩提樹。感無量(*^^)v

だってこの樹、あの仏陀(ガウタマシッダールタ)が、樹の下で悟りを開いたっていうあの樹ですよ!

もちろん、仏陀が悟りを開いたのは、インド・ブッダガヤの菩提樹ですが、株分けされて、ここに運ばれて、今に至っているとのこと。

つまり、正真正銘、菩提樹そのものじゃないですか!

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ここに運ばれたのは紀元前3世紀とのことですが、樹齢2,000年以上のこの樹。

これまで、何人の仏教徒を見つめ続けてきたことなんでしょう。

私のような凡人は、そもそも、ブッダガヤからここまで、何千キロもあるのに、よくも、この地を選び、ここまで運び、植えつけ成長させたことに、ほとほと感心するばかり。

スリランカって、すごい国じゃないですか! ほんと、目の覚める思いです!(^^)!

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しばらく、時を忘れて鑑賞。

ちなみに、スリーは「聖なる」、マハーは「偉大な」という意味だそうです。

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木の周りに沿って、一周してみます。

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敬虔な仏教徒ばかり。

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一眼レフを肩から下げて、うろつく私。完全に場違い、そして、申し訳ない・・

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言い訳ですが、私も敬意を示しながら、シャッターを押しています。

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私も手を合わせて敬礼しました。作法があっていたかどうかは、わかりませんが。

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なんか、すごい時間を過ごしたんだなと思います。

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では、永遠の菩提樹よ、さようなら。

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実は、最初は、これが菩提樹かな、と思ってしまった。

仏教徒が寄りかかるわけないですよね(笑)

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入った時と同じように、西門から出ます。ちゃんと、靴がありました。

ていうか、菩提樹に圧倒されて、裸足であることを忘れてました(ホントに・・)

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この時点で、10時10分前。さすがに、ヤバくなって、我に返りました。

「クイーンズ・パビリオン だけ見れたら、あとは駅に向かって! お願い!」

運転手は、また「オーライ」でしたが、真意は伝わった模様。トゥクトゥクは、遺跡地区の中の湿地帯を北に向かいます。

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トゥクトゥクの上から記念写真。トゥーパーラーマ仏塔です。

アヌラーダプラ最古の建物で、仏陀の鎖骨が祀られているらしい。

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こちらは、アバヤギリ大塔。

建築は紀元前1世紀で、かつてはスリランカ大乗仏教の総本山だったそう。

そんな聖地を、ほんと、こんな駆け足で、聖地アヌラーダプラに怒られそう・・

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クッタム・ポクナ。修行僧たちの沐浴場です。

ちなみに、この付近で、チケットチェックがありました。たしかに、今まで、払っても払わなくても、なんか、ふつうに見れちゃってたよなって感じでしたが。

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ジェータワナ・ラーマヤ。

アバヤギリ大塔に似ていますが、高さ152m。アヌラーダプラ、最大とのこと。

建築は紀元3世紀。日本の弥生時代に、こんな文明を発展させていたんですね。

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宇宙の真理 クイーンズ・パビリオン

そして、最後の目玉。クイーンズ・パビリオン。

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これが、宇宙の真理を表すというムーン・ストーン。

ここに描かれた4種類の動物は、ゾウが誕生、馬が老齢、ライオンが病、牛が死を象徴していて、これらすべてで輪廻を意味するとのこと。

ここは、かつては王妃の建物。

輪廻の思想など、思考することのできる時間的余裕のある貴族しか、浮かばないだろうな・・

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人間の欲望も描かれているという、外側の炎の模様を眺めながら、人生の真理を感じとれるかな。

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アヌラーダプラは、紀元前4世紀からパンドゥカーバヤ王の首都。

以後、このシンハラ族は千数百年もの間、繁栄を尽くしたが、タミル軍の侵略によって、10世紀、この地を手放したとのこと。

やっぱり、スリランカの内戦。どっちがいいとか悪いとか、そういう問題じゃないんだな・・

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しかし、この石柱、よくぞ残っていたものです。

わずか数分の滞在で去らなくてはいけないのが惜しい。

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名残惜しいですが、切り上げて、駅へ向かいましょう。

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乗り遅れたら、それこそ、帰国便に乗れるか乗れないかの大騒ぎ、までいかないけど、かなりきわどくなります。

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こうして、たった2時間半のアヌラーダプラ遺跡地区の見学を終えました。

悠久の時を見つめる菩提樹や遺跡群には、また再会したいね。

弾丸は弾丸でも、もう少し、知恵を絞ればよかったなあ(後悔・・)

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まっすぐ、駅に向かってもらいます。

運転手さん、私のわがままを聞いてもらって、ありがとうございました。

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