タイトルは4日目とありますが、まだ3日目の夕方。
暴れ馬のような乗り心地の列車から解放されるも、お尻にダメージが。
臀部の柔らかい部分がアザになってしまって、歩くとジーンズに擦れて痛い・・
痛くないように歩くと、これが、またみっともない(笑)
「シーフィッシュレストラン」で食べたカニカレー
そして、お腹すいた・・・ そういえば、朝から何も食べてない・・
そうだ、旅の最後の夕食ぐらい、リッチに行きますか!
まず、駅を出ます。これは、コロンボ駅前の風景。
お釈迦様の前で、「~歩き方」を広げて、めぼしいレストランを探します。
うーん、意外に、この近くにはない・・
徒歩圏だと、「シーフィッシュレストラン」というのが、目に留まりました。行ってみましょう。
もう一度、コロンボの駅頭風景をグルリと見渡してから、レストランと思しき方角へ歩き出します。
お尻が痛い・・・
ここ、コロンボは、首都のようで首都じゃないんだよね。
スリランカの首都は、「スリジャヤワルダナプラコッテ」と言います。
これ、知っている方が恥ずかしい。
はい、「~歩き方」に出てたレストラン。「SEAFISH」。わかりやすい名前です。
日本人の団体旅行の皆さんも、よく利用するレストランとのこと。
コロンボの駅の裏手側、徒歩7~8分くらいでした。
中はたしかに、団体さん向き。
まずはビールをゴックン! プハーッ! 旨い(笑)
そして、毎度のおすすめオーダー。
でてきたのは、カニカレーでした。
すごくいい香りです。
そして、実は、甲羅の下に、身の詰まった手と足が放り込まれています。
それをむしると、白身がいっぱい出てきました。
カニなんて、超久しぶり。そもそも食べる機会があまりないので、甲羅と格闘してたら、店員さんが見かねてむいてくれました(笑)
セイロン島、最後の晩餐はイケてました。
時刻は18時半。そろそろ、セイロン島とお別れの時間です。
バスターミナルまで、送ってもらいます。
そして、またまた、わけのわからないバスターミナル。
「~歩き方」をみて、それと思しき方向に向かっても、あっちだ、こっちだ、言われる。
「今日は祝日。バスないよ~」なんて輩も現れるし、まったく、最後まで疲れる。
すると、「エアポート? こっちだ」と案内する紳士に遭遇。一応ついていきます。
たしかにバスはエアポート行きでした。この旅で初めて乗るエアコン車両。
ところで、私が乗った段階ですでに満席。私は補助いすに座りましたが、次から次へと乗ってきて、車内はすし詰め状態。
隣にいた、一人旅らしい欧米の女性と顔を見合わせます(笑)
これ、ほんとに空港バス??
こいつら、空港に何の用があるのかな、いや、このバス、本当に空港行きなのかな、と思った頃、ダァーッと降りていきました。
エアコンがついているから、いわゆるインターシティバスかと思ったら、そうじゃなかったようです。
シャワー設備のないコロンボ空港
無事に空港に到着。コロンボの市街から1時間ぐらいかかりました。
エアアジアのチェックインは、まだはじまっていません。
シャワーでも浴びたいところですが、「~歩き方」によれば、保安検査とイミグレの先。
シートは全部ふさがっていて、柱の陰に腰かけて待つしかありません。
ようやくチェックイン時刻。
黒人女性の係官が、入念に私の荷物の重さをチェック。若干オーバーしていたので、冷や冷やものでした。
フライトは、来た時と同じようにクアラルンプール経由。
クアラルンプールから羽田までの長いフライトの方が通路側シート。
これは、料金の関係で選べなかったんだよね。ま、その分トイレにも近いし、お酒でも楽しみますか。
チェックインもイミグレも終わってロビーへ。
ところが探してもシャワーがありません。係員に聞いてもダメ。
「~歩き方」には書いてあるのに、なくなっちゃったのかな。残念・・
仕方なく、ビールとマンゴウジュースで、のどを潤します。
いよいよ、本当に終わり、短いようで長かったセイロン島の旅。
機内は半分ぐらい。私の隣の席も空いてます。
クアラルンプール プライオリティパスのラウンジ
疲れていたのか、ぐっすり眠った4時間弱。クアラルンプールに到着。
実はここで、約9時間のトランスファー。
これは、意図したもので、当初はクアラルンプールの観光に充てようと考えていました。
しかし、疲労が蓄積し、また、お尻にアザができて満足に歩けない身。
素直に休憩時間に切替え。プライオリティのラウンジを探しますか。
ハブ空港でもあるクアラルンプール国際空港には、いくつものラウンジがあり、その中には、プライオリティパスが使用できるラウンジもあると聞いてます。(ていうか、調べてきました)
でも、さすが巨大空港。自分が今どこにいるのかさえわからず、とりあえず手あたりばったりにたずねる羽目に。(だって、空港職員に聞いても答えが返ってこない。早朝だったからかな・・)
でも、ラウンジは、保安検査を受けるフロアの上階に集まっている模様。
エアアジアのラウンジに行くと、あっさり却下。
そして、同じホールのこのラウンジ。
利用できそうでしたが、プライオリティパスを見せても効力なし。
逆に、このパスが使えるラウンジは?と聞くと、そこだ、と隣を指して言われる。ただし、7時からとのこと。
あと1時間半あります。
それまで歩き回って空港見学も一案ですが、お尻が痛い・・
なので、ビールでも飲んでベンチに横たわってましょう。浮浪者の気分(笑)
またまた眠って、7時ちょうどに目を覚まし、ラウンジに行ってみると、開いてました。
もう、何人か並んでます。
カードを提示して、何やら登録し、サインまで書かねばならない、いわゆる、プライオリティ渋滞です。
なにわともあれ、シャワーを浴びたい・・
しかし、内外問わず思いは同じなのか、すでに満室。仕方なく待ちます。
シャワールームは、この奥。
でも、なかなか、きれいなラウンジじゃないですか。
しかし、シャワールームは、貸しタオルがありませんでした。
頼めばあったのかな・・ でも、汗とホコリを洗い流せて、スッキリです。
さて、腹ごしらえといきますか。
ま、こんなもんでしょう(笑) だって、タダですから・・
では、ラウンジで、たっぷり休憩します。
とは言っても、このラウンジ、3時間しかいられません。
それでも、10時まではいられるわけで、かなり時間をつぶせるんですが、乗継便の時間を考慮すれば、もう少しステイしてもいいはず。
でも、やっぱりVIPな気分。至福の時。音楽を聴きながら、滑走路を眺めます。
広いクアラルンプール空港。
金正男が暗殺された場所ってどこかな~、なんて思いましたが、馬鹿らしくなって、今度は1階のロビーで休憩。
エアアジアXで帰国
空白の7時間が去って、ようやくゲートが表示されます。P6ですか。
ようやく搭乗開始。
久しぶりに通路側の席。
なので、思いっきり、お酒をいただいちゃいましょう(*^^)v
ラウンジの休憩で疲労回復。お酒は有料だけど、500円くらいだったかな。羽田に着くまで、2本いただきました。
そして、深夜の羽田空港に到着。
お尻は痛いけど、出発前の疲労がウソのように体力回復しています。
東京湾沿岸を覆っていた赤潮の匂いも消えてます。
やっぱり、旅こそ命の源。最終のリムジンバスに間に合ってよかった(笑)
本音を言えば、もう少し、ゆっくり回りたかったスリランカ、いや、また行く機会あるでしょう。
下の写真は、コロンボの空港のデューティフリーで買ってきた、セイロンティ。
それぞれにいい香り。セイロン島の景色や、人々の表情を思い出しながら、飲む紅茶は格別です。
最後までお読みいただきありがとうございました。