さて、まだシーギリア・ロック中腹です。
呼吸を整えたら、登頂開始。
高所恐怖症の人は注意!? シーギリア・ロック登頂
聞きしに勝るとはこのこと。
岩壁に巻き付けるように備えられたはしご。外れないよね(笑)
古代の人たちって、どうやって登ったんだ??
当然、こんなはしごなんかないし。
高所恐怖症の人は要注意。マジで。
実際、引き返していく観光客もいました。
このらせん階段の上には、何があるんだろう??
気合を入れて登りきると、そこには、「美女のフレスコ画」がありました。
1500年も前に描かれたとは信じられないくらい、美しい壁画です。
この美女の裸体、かつては500人ほど描かれていたそうですが、今は18人。それを一人一人眺めます。
ところが、この壁画は写真撮影禁止。
「1枚だけ、お願い」とイランの時みたいにやってみましたが、「アイムソーリー・・」許可は出ませんでした。ま、仕方ない・・
さて、降りましょう。
(といっても、登頂中のルートに戻るだけ。)
今度は下り用のらせん階段。これは1938年にイギリス人が造ったとのこと。
これを降りるだけでもけっこう怖いよ。
つづいて、登頂再開!
来た時のルートが、あんなに小さく。
さあ、どんどん登りましょう。降りてくる人もいます。
振り返るとこんな感じ。ホントに高い。
宮殿の入り口まで登り切りました。ここまででも、運動不足の身体にはつらい(+_+)
ライオンの入り口。巨大な足。
それもさることながら、この高さ! まだ登るんかい!
身体に鞭を入れて登りはじめます。けっこう、ここでくたばってる人もいるのね。なんか安心(笑)
応急手当所みたいのもあるし。
おさるさん、発見。
あ~あ、観光客、人工のものを捨てちゃダメだって。
自然界にない味を覚えてしまいますよ。
ここは、山頂の一歩手前。ここで、いっぷく。
吹きぬける風が気持ちいい。
お、また、おさるさん。
よし、頂上を目指そう。
パレス。やっぱり、宮殿だったんだね、ここ。
感動のシーギリア・ロック頂上からの眺め
そして、いよいよ、ここがセントラルパレス。
おおーッ、感動ものです。
いつも思うこと。
昨夕まで、仕事してたんだよね。その感覚が払拭されないうちに、こんな景観に出会えるなんて、不思議。
父を殺したカーシャパ王子は、弟の復讐を恐れて、こんな場所に宮殿を築いたとのこと。
1500年前、どんな惨劇が繰り広げられたんでしょう。
せっかくなので、記念に撮ってもらいました。
荷物背負ってたら、ここまではしんどかったよね。クルマに預けられてよかった。
360度さえぎるモノなし。
たしかに、ここでは、セカチューではないですが、何かを叫びたくなります?
これで、スリランカでの第一目標達成。
さて、運転手も待ってることだし、そろそろ降りますか。
元気な欧米の観光客。
私は今、インド洋に浮かぶ、ちっぽけな島にいるんだよね。
今さらだけど、地球は広い・・
別のルートから降りれるのかな。
来た道があんなに小さく・・
うわ、目がくらみます。
池を発見。
遺跡の上は、歩かないでと。
よく水が枯れないものです。でも、雨とか降るのか。
今度は、おさるさんじゃなくて、犬。気持ちよさそうに眠ってます。
降りるのも一苦労。っていうか、ほんとに気をつけないと。
こりゃ、高所恐怖症の人は来れないよ。いや、絶対やめた方がいい。そういうレベル。
登るときは必死で気がつかなかったけど、こんなとこ登ってたんだぁ、って感じです。
みんなゆっくり、慎重に。
とりあえず、ライオンの足のふもとまで。水が飲みたいな、と思って、救護室をのぞいたら、ペットボトルをくれました。
これで汲んで飲めと・・ 大丈夫?と聞いたら、「オーライ、オーライ」 ほんとかよ
猿も触ってるし、大丈夫かな、と思ったけど、のど渇いてるし飲んじゃいました。
そういえば、まだ、旅先で、おなか壊したことないよね。