スリランカとは、光り輝く島の意。
自分たちの土地に、誇りあっての命名でしょう。素晴らしいと思います。
しかし、その光り輝く土地で、ごく最近まで血塗られた内戦が繰り広げられていたとは、信じられません。やっぱり、世界史って重要な学問ですね。
そんな孤高で崇高な島に、現地にたった3日間の弾丸旅行を敢行するのは恐れ多いですが、せっかく手ごろなチケットが手に入ったので、スリランカの空気を存分に吸ってきましょう
スリランカ 2泊5日弾丸一人旅 スケジュール
ちなみに、確保できたLCCエアアジアのチケットを軸としたプランがこちら。
日付 | 午前 | 午後 | 宿泊地 |
---|---|---|---|
7/13(木) |
羽田23:45発 |
機内 | |
7/14(金) |
クアラルンプール6:10着 8:30発 コロンボ9:30着 |
シーギリヤなどの観光 |
キャンディ |
7/15(土) |
キャンディ観光 |
キャンディ ⇒ アヌラーダプラ |
アヌラーダプラ |
7/16(日) |
アヌラーダプラ観光 |
アヌラーダプラ ⇒ コロンボ コロンボ22:55発 |
機内 |
7/17(月) |
クアラルンプール5:15着 14:30発 |
羽田22:30着 |
相変わらずの弾丸で、味気ない限りですが、全部込みで53,000円ならいいでしょう。
3連休に1日休暇をくっつけて、セイロン島を旅してきます(*^^)v
ところで、ここ数日猛暑に襲われた首都圏。
日々の激務に、東京湾沿岸に発生した赤潮の匂いが追い打ちをかけ、旅立ち前から疲労困憊の私。
赤潮の匂いって、ほんとにすごいんです。ここ数日、満足に眠れなかった。
体力には、完璧なる自信があった私も、連日の睡眠不足も重なって、目まいに耐えながら、バスターミナルでリムジンバスを待ちます。
(こんな状態で旅に出て大丈夫かいな、ホント・・)
ところが、いくら待ってもバスが来ない。
30分ほど待ってようやく来た、と思ったら、なんと羽田からの下り。
運転手曰く、「首都高湾岸線は事故で大渋滞」とのこと。やれやれだぜ・・
JR&京急に切替え、駅に入ります。駅の中にまで漂う赤潮の強烈な異臭。地球も壊れかかってるのかな、などとぼんやり考えながら、体が資本ということで、グリーン車を奮発します。誰も乗ってない・・
グリーン車の心地よい冷気に深呼吸しながら、首都高速のツイッターを眺めると、湾岸線でクルマが横転する大事故があった模様。羽田から葛西まで2時間だって、そりゃ大変だ。
何事もなく、赤潮の匂いがしない、羽田空港国際線ターミナルに到着。
赤潮の匂いがなくなっても、目まいが治らない??
ちょっと、ヤバくない? カラダに異変をきたしたまま、なんか、いつもと違う旅立ち・・
フライトスケジュール
航空会社 | 便名 | フライト | 乗り継ぎ時間 | |
---|---|---|---|---|
往き |
エアアジアX |
523 |
羽田23:45 ⇒ クアラルンプール6:10 |
2時間20分 |
エアアジア |
43 |
クアラルンプール8:30 ⇒ コロンボ9:30 |
||
帰り |
エアアジア |
46 |
コロンボ22:55 ⇒ クアラルンプール5:15 |
9時間15分 |
エアアジアX |
522 |
クアラルンプール14:30 ⇒ 羽田22:30 |
こりゃ、帰りのクアラルンプールでの過ごし方がポイントかな。
クアラルンプール行きのエアアジア。しっかりありました。
その15分前には同じクアラルンプール行きのANA。そんなに需要あるのかな。
エアアジアは、エミレーツ航空の隣、カタール航空のカウンターの手前にありました。
オンラインチェックしてから来たのに、結局並びます。
しかも、今回、はじめて荷物の重さをチェックされました。無料で機内持ち込みできるのは7キロまで。
若干オーバーしてましたが、このくらいならいいよ、って感じで許可されました。
ありがとさんです(^-^)
発券されたチケット。今年、何度となくLCCに乗る機会がありましたが、こんなに薄っぺらいチケットは初めて。紙代の節約かな。そういえば、LCCの乗継便も、初めての体験になります。
エアアジアXで深夜の羽田からクアラルンプールへ
自動化ゲートをスルッとくぐりぬけ、腹ごしらえでもしましょう。
なんか疲れを感じるほどに体力が落ちてるうえ、機内食もでないからね。
うん、このとんかつカレーがとても旨く、ちょっとだけ疲労回復(笑)
しまった、これからスリランカに行くのに、カレーを食べてしまった・・
スリランカの人は、1日3食カレーが当たり前と、「~歩き方」に書いてあります。
でも、このとんかつカレーが1,200円。横に置いてあるTSUTAYAで仕入れた中古の「~歩き方」が300円。新品でも1,700円。
本って、安いよな。いつも、そう思います。
エアアジアのゲートは106。フードコートとは反対側のエリア。早めに行って、体を休ませます。
ボーディング開始。疲れてはいるけど、旅立ちに、気分はドキドキ。
エアアジアの機内。ちゃんと曲がるヘッドレストもついてます。これなら、ゆっくり眠れそうだ。
明後日から3連休。学生さんは夏休みかな。機内は満員御礼のようです。
定刻に滑走路へ。
多摩川を見下ろします。高いビルはないけど、美しい夜景。東京も捨てたもんじゃありません。
機内食は当然出ませんが、予約済みであったり、オーダーしてる人もいます。
とにかく疲労がたまっている身。体もフラフラするし、ほんと大丈夫かよ。こんなのはじめて。
上手く眠れない・・ これも、はじめて。
ヤバいな。一気に老化が体を襲ってきたとか・・ 久しぶりに苦痛の7時間のフライト。
そのうちに、機は高度を下げ、マレーシアの灯りが。
定刻にランディングしたのは良かったけど、警察が入り込んできて、席を立たないように言われる。
そして、座席番号を指名して、当該客をCAが懸命に説得。手荷物と一緒に後方の別室へ行くようにと。
周囲の乗客の表情もこわばる、緊迫の雰囲気・・
指名手配犯が乗ってたとか?? これも、初めての体験・・
30分ほど、機内に閉じ込められた後、無事に解放されます。あ~、びっくりした(+o+)
そういえば、ここクアラルンプールは、金正男が暗殺された場所。
時刻は6時半ですが、まだ夜は開けていません。
クアラルンプール国際空港のトランジット
ここクアラルンプールでは、2時間半のトランジットでコロンボ行きに乗り継ぎますが、さっきの警官騒ぎで30分ほどロスしています。さて、トランジットはどこかな。
緑色でトランスファーとあります。手荷物検査を受けて、トランスファーエリアに出ます。
エアアジアは、ここクアラルンプールが拠点。いろんな方面に飛行機が出ています。
コロンボ行きはQ7ですね。
飛行機の中では、朝食も出ていません。どこかでモーニングコーヒーとでも落ち着きますか。
当然マレーシアの通貨など持ち合わせていませんが、ふつうにカードが使えます。
ミートパイとカスタードパイの朝食。モカがおいしい。目が覚めます。
一息ついて、荷物の整理。
今回の旅から、灼熱の国に行く場合は、帽子を携行するようにしました。
買ってから気づいたんですが、洗えないらしい(笑) 汚れたらどうすんだ??
さて、早めにゲートに行っておきましょう。
外も夜が明けてきました。
フリーインターネットはわかりますが、ATMって何のことだ?
もう一度手荷物検査を通ってゲートにたどり着きます。
羽田からの飛行機を降りてから、計2回の手荷物検査。
アメリカでもこんなに厳しくなかったのに、金正男暗殺が影響してるのかな。
インド洋をまたぐコロンボ行きフライト
コロンボ行きは定刻8:35のフライト。
コロンボ着は9:30。1時間の距離のようですが、マレーシアとスリランカでは、時差が2時間半あります。
したがって、飛行時間は3時間半。インド洋をまたぐ飛行ルートです。
スリランカ時間に合わせようと思ったら、Gショックには登録がありません。同じ時差のインド・デリーに合わせます。
クアラルンプールまでの便は多かった日本人も、コロンボ行きになると、一気にいなくなりました。
ボーディング開始。3列×3列のこじんまりとした機体です。
あれは、どこへ向かう飛行機かな。
こちらの機も飛び立ちます。
すごい密林。パームツリー? ゴムの木?
いやあ、美しい。この非日常的な景色。やっぱ、旅は最高ですわ。体調は悪いけど・・
水平飛行に移ると、飲み物を売りに来ました。
オプションはすべて有料のLCC。ある意味当たり前かな。だって、酒飲む人と、飲まない人で同じチケット料金って、ふつうに考えておかしいもんな。
モニタはありませんが、機体はマレー半島の上空を飛んでいます。
ということは、あれはマラッカ海峡ですね。
すごい、さすがオイルロード!
各国のタンカーが行き交っています。
なんか不思議な光景だなあ。
CAがスリランカ入国カードを配りに来ました。
インド洋の上に出ると、雲が垂れ込めてきます。
このあたりは、モンスーンの影響で、今は雨季です。
セイロン島の上空へ! 感動の瞬間です。体の疲労も、一瞬忘れます(笑)
シーギリア・ロックなんて、上空から見れるかな。
この「~歩き方」の表紙にも描かれた世界遺産は、今回の旅の第一テーマです。
コロンボ空港に到着。
時差はあるものの、9:30。仕事を終えて飛行機に乗ったら、朝には異国。
毎度の快感を覚えます(*^^)v
さて、体調に若干の不安がありますが、目いっぱいスリランカを楽しむとしましょう!