でました金色の大仏様。
ゴールデンテンプル。
やっぱり、日本人の私には、親近感を覚えずにはいられません。
チケットオフィスの場所がわからなかったダンブッラ石窟寺院
ほんとにデカい。どうやって造ったんだか。
チケットオフィスを探しているうちに、大勢の観光客(あるいは巡礼者)がやって来ました。
それは、いいんですが、チケットが手に入りません。
建物の窓口をたずねても、チケットは丘のむこうだ! と言って、取り合いません。
ホントに? 「~歩き方」では、ここで、チケットを買い忘れると、上に登った後で、買ってこいと言われるから注意、とあります。
半信半疑ですが、登りはじめちゃいます。
ここが丘のトップ。
ここまででも、けっこう階段登りました。まわりにはお土産屋さんしかありません。
その土産屋の商売勧誘をさえぎって、「チケット?」と聞くと、丘の下だ、と反対側を指します。
ホントに??? だって、そっちの方には、誰も行ってないよ。
他にも大勢の巡礼者がいるのに、私一人だけ、言われたとおりに反対側に下ります。
たしかに、チケットオフィスのサインがあります。
そのサインのさす方向はこんな道。わけがわかりません。
一生懸命、その付近を散策するも、何もなし。
そもそも、私と同じ、キャンディロード側から入ってきた大勢の巡礼者は、そのまま登って、こっち側には来ていない。
もう一度、丘の上に登って、「チケットオフィスなんかないよ!」と土産屋の主人に問い詰めても、さっきと同じ、あっちだ、としか言わない。
私は、疲れ果て、もういいやって気分。
こうして、石窟寺院見学は空振りに終わりました。
呆然と、丘の上から、景色を眺めます。
強攻策で、寺院の手前まで行ってしまう手もありましたが、そこまでは20分近く登る必要があります。
そこで、追い返されるのも悲しいし・・
なんか、バスは乗り過ごすわ、石窟寺院には入れないわ、踏んだり蹴ったり、泣きっ面にハチです。
自業自得ですが・・
もう少し、予習してから来るべきだったかな。
あれは、シーギリアロックでしょうか。
ダンブッラ石窟寺院は、また来る機会もあるでしょう。
大仏様と同じ方角を眺めながら、ぼんやり、そんなことを考えます。
ダンブッラ バスターミナルにて
気を取り直して、今夜の宿泊地アヌラーダプラへ向かいましょう。
心身ともに疲れ果ててしまって、この旅ではじめてトゥクトゥクに乗ります。
ダンブッラ新市街の時計塔付近、バス停まで、交渉して150ルピー(105円)でした。
(こんなもんかい? だったら、もっと活用すべきでした)
車内には、派手な写真が・・
トゥクトゥクを降ります。
どうやら、この辺がバスターミナル。
様々な方面へのバスが交錯しているので、一歩間違えたら、大変なことに。
バスが止まるたびに、運転手or車掌に「アヌラーダプラ?」と声をかけるも空振り。
まあ、そのうち来るでしょう。
これは、シーギリアから来たバス。コロンボ行きだね。
これは、バブニーヤ行き。一応英語で書いてあれば、わかるんだがな。
そんな私の行動が目に留まったのか、この上の写真の右側のおじさん。
私の死角に停車していたバスにアヌラーダプラ行きを発見。私に教えてくれました。
いやあ、おじさん、ありがとう!(*^^)v
スリランカ バスの旅 ダンブッラ ~ アヌラーダプラ
またまたオンボロバス。今度は3列シート側に。
でも、なんとか窓際ゲット。
ダンブッラの町、さようなら。
わずか2時間そこそこの滞在だったけど、なぜか心に残りました。
チケットを売りに来ました。
今度は100ルピーちょうど。距離は70キロ。1キロ1円という計算になります。
日本は今頃、土曜日の夜10時頃。
こうして、セイロン島をバスで旅しているのが不思議。
バスの旅って、ほんとにいいな。
あの、細長いコメが生まれる水田。
なぜ、つくられる場所(品種?)によって、あんなに形が違うんだろう?
のどかな風景に、突然岩が。
シーギリアロックではありませんが、この文化三角地帯、地形も豊かです。
また混んできて、立つ人も。
乗り心地は、相当悪いですが、座れるだけでも幸せなのかも・・
ドライブインを通過したり。
林立するパームツリー。
町に入ったりの繰り返し。
景色が急に乾きはじめました。
スリランカ北部の7月は乾季です。
夕暮れの荒涼とした景色。アヌラーダプラはもうすぐです。