【EXグリーン早得】品川始発のぞみ79号はお得感抜群&朝食受難だったハナシ

外国に行けなくなってから、新幹線を利用する機会が増えた私。

増えたといっても、ここ3か月で3回めだけど、少しづつ、お得な、あるいは便利な乗り方がわかってきました。

ちなみに、ここでいう新幹線とは東海道新幹線のことです。

私は、景色が眺められて、ジェットコースターのように家並みをかすめる東海道新幹線が大好きなので(^^)

早朝からの旅立ちなら「EXグリーン早得」

JR東海とJR西日本が扱う「エクスプレス予約」。

これには、「早朝からの旅立ち派」に嬉しい、「早得」というサービスがあります。

主な条件は

  • 乗車日の3日前までの指定席orグリーン車予約
  • 乗車駅を朝6時台に出発する「のぞみ」と終日の「ひかり」が対象

エクスプレス予約のHPはこちら

もちろん、設定除外日などあるようですが、これにはまると、品川→博多のグリーン車利用が乗車券込みで22,100円!(2022年3月現在、以下同じ)

ふつうに買ったら30,450円みたいなので、なんと8,350円もお得。

ちなみに、東京→新大阪なら14,670円です。

グリーン車ですから、ANAのプレミアムシート並み、と考えれば、本当にお得ですね。

もちろん、普通車指定席バージョンの「早得」もありますよ。

「ひかり」なら終日利用可能のようですが、「のぞみ」は6時台に出発する便のみ。

6時台出発なら、どこの駅でもいいみたいです。

ところで、私の自宅は、総武横須賀線快速の沿線にあるので、東海道新幹線利用時は品川駅を利用することが多い。

東京駅乗車でもよかったんですが、考えてみれば品川駅を始発とする新幹線って乗ったことないなあ、と思い「のぞみ79号」を予約してみました。

「のぞみ」の始発は、東京駅6時ちょうど発が「のぞみ1号」。

品川駅6時ちょうど発が「のぞみ79号」。

つまり「のぞみ79号」のほうが、「のぞみ1号」より、7分ほど早く先行します。

なんか、夜明け直後の真新しい線路の上を走るって感じじゃないですか(^^)

厳密にいえば、新横浜駅を6時ちょうどに出る「ひかり」があるので、真新しくはないんだけど、気分の問題ですw

アプリとモバイルSUICAとの連携で超簡単なアプローチ

さて、次は簡単便利なこと。

上の画像の右上のアプリが「EXアプリ」。

これで、さっきの「EXグリーン早特」を予約できるわけですが、このアプリと「モバイルSUICA」を連携させることで、乗車駅でスマホをかざし、そして品川駅でスマホをかざすだけで乗れてしまう。

こりゃ、ボケてしまうんじゃないか、と心配になるくらい便利です!(^^)!

ちなみに、先ほどの「早得」は、わざわざ「早得」をさがして申し込むのではなく、列車予約時に、条件にハマった場合は、自動的に表示されるので、これも便利。

駅弁行列に巻き込まれる朝6時の品川駅

さて、旅立ち当日になって、総武横須賀線快速で品川駅へやってきた私。

この時間に品川駅に現れるのははじめて。

なので、駅弁などの朝食事情についてわかっていません。

午前5時45分ころ改札をぬけると、なんと売店が長蛇の列になってました。

品川駅の新幹線ホームは、改札をくぐってしまうと、売店が改札の脇にある2か所のみで、ホームに行ってしまうと「ない」らしいんです。

休日なので、行列はレジャー客がメイン。

つまり、ビジネスマンのように「パッと選んでパッと買う」みたいな行動にはなりません(お前もレジャー客だろ・・)

10分近くやきもき並んでようやく駅弁を購入し、ホームにたどり着いたのが、発車4分前でした。

気を揉ませましたが、無事に乗り込めてよかった(^^)

あわてて買ったので、駅弁の選択が不十分。さて、なにを買ったんだっけ?

「松坂牛めし」でした。朝6時に牛めしを食べられる胃腸の若さに感謝です。

品川→博多 のぞみ79号 4時間46分の旅

駅弁を食べる手を休めると、「のぞみ79号」は走り出してました。

博多まで4時間46分の旅のはじまりです。

ちなみに、私はこの旅で「対馬」と「壱岐」に向かっています。

今夜の船で、博多から対馬にわたるので、まさに旅の前哨戦。

「のぞみ」は多摩川をわたって、速度を上げます。

対馬は島なので、船で渡りたい。

それはわかるけど、博多まで新幹線はなぜ?

ふだんなら、仕事をひけて、その夜のうちに羽田から福岡入りし、そのまま夜のフェリーに乗るのが常道。

でも、急に取れた休暇だったので、飛行機がうまく確保できませんでした。

 

今日は、富士山見えないかな~

パルプ工場の煙がたちのぼる富士の町を通過。

おお~、一瞬雲がきれて、雪をまとった富士山が視界に。

そして富士川橋梁をわたります。

職位が上がっちゃって、休暇取るのも困難。

かつてのように、1年後の休暇を予告して航空券をGETなんて芸当は、もう無理だろうな・・

これからは、週末が近づいて、「お、週明けの月曜休めそうだ。よし行くか!」って感じの旅との付き合い方になります。

必然的に、飛行機というより列車の旅になりそうです。

新幹線の京都から先は久しぶり。

京都を出発した「のぞみ」。進行方向右側に座っているので「東寺」は見えず。

大阪も久しぶり。「新世界」や「通天閣」も歩いてみたい。

グリーン車の乗客には「おしぼり」が配られますが、新大阪でJR西日本になったので、再度配られます。

この新幹線のおしぼり、ぶ厚くて肌触りよく、けっこう高級です。

午前4時起床だったので、睡魔におそわれました(^^)

山陽新幹線に入って、長大トンネルが多くなったのも理由かな。

目を覚ますと、もう山口県徳山でした。しかし、まだ10時です。新幹線は速い。

そして、新関門トンネルをくぐって小倉に到着。関門海峡の海が見えます。

定刻の10:46に博多に到着。

首都圏発の福岡入りの場合、福岡空港の立地があまりにもいいので、到達時間勝負では新幹線は不利だけど、この時間に博多駅に着けるんだったら、新幹線もありかな。

羽田を8:15のANA便だと福岡空港着が10:05で、「のぞみ79号」といい勝負。

飛行機のほうが2時間近く寝坊できる計算。

でも、新幹線なら大地の景色が見れるし、駅弁の楽しみもある。

それに「EXグリーン早得」で、ゆったりグリーン車でおおいに得してるから、引き分けですね。

ていうか、勝ち負け関係なし。旅の巧者は両方楽しむんですw

博多の街は、予報通り春雷におそわれてました。

こりゃ、志賀島をレンタサイクルで一周するという思惑は計画変更かな。

今回の旅のメインイベント「対馬」に渡るフェリーの時間まで、どうやって過ごしましょうか?

今回の3泊4日福岡 ~ 対馬&壱岐一人旅の全行程はこちらです。