世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部となる吉野山の最奥地の散策。
ここまでの、タイムスケジュール的は、こんな感じです。
最終のロープウェイが17時なので、まさに時計を見ながらの行動。
| 行程 | 通過時刻 |
|---|---|
| 金峯山寺・蔵王堂 | 9:30 滞在30分 |
| 吉水神社 | 10:10 滞在30分 |
| 竹林院 | 11:00 滞在15分 |
| バス移動 | 11:25発 → 奥千本口11:50着 |
| 金峯神社 | 12:00 滞在10分 |
| 西行庵 | 12:30 滞在5分 |
| 青根ヶ峯 | 13:00 滞在5分 |
| 金峯神社 | 13:20 スルー(往きに観たので) |
| 吉野水分神社 | 14:00着 |
「大峯奥駈道」から「吉野水分神社」へ

「大峯奥駈道」の青根ヶ峯から、ノンストップで歩き続け、さすがに疲れてきましたが、もう一息です。
ここは、いちおう国道のようです。

こんな看板があるということは、ロープウェイを使わずに、徒歩で近鉄吉野駅まで歩いちゃう人がいるということでしょう。

石垣も見事な「吉野水分神社」に到着です。

子宝の神「吉野水分(みくまり)神社」

「水分」と書いて「みくまり」と読む、難しい読み方の神社。

境内には桜も咲いていました。

場所的には、吉野山の「上千本」にあたります。そして本日は3月30日。

古代遺跡を思わせる桃山様式の本殿

重厚なつくりの本殿。豊臣秀頼の再建です。

このあたりなんか、古代遺跡を思わせる石段ですね。
ここだけ切り取って、「アンコールワットだよ」と言われても、気づかないかも。

まさに、吉野の山奥に鎮座する古刹です。

こちらは幣殿。

中庭を通して楼門を望みます。

桜の下にあるのは青紅葉かな。秋には、違った装いが拝めそうです。

水の分配を司る、天之水分大神を主神とする「吉野水分神社」。
本来の「水分(みまくり)」が「御子守」と転じ、子授け、子守の神の神社として信仰されるようになったとのこと。

美しい拝殿の屋根。

年輪を感じる楼門&鳥居

楼門を見上げ、「吉野水分神社」をあとにします。

これは、まさに遺跡だ。鳥居にも長久の歳月による風格を感じさせます。

遺跡の中を散策しているかのような「吉野水分神社」でした。
