幻想的なサンライズを見れた。
早朝のさわやかな空気を、Eバイクで切り裂いて走ることができた。
何もかもうまくいって、ルーフトップにあるホテルのレストランです。
これが、また、おいしい!
昨夜のレストラン兼バーも快適だったし、こう、何もかもいい事が続くと、ほんとに旅の神様に感謝したくなります。
レストランは、バイキング。オムレツのライブもあるし文句なし。
ポッパ山のチャーター予約&朝の寺院めぐり
ところで、今日これからの予定ですが、まだ決めてません。
18:20のフライトでヤンゴンへ戻るのがタイムリミットなので、どこか遠征もできそうです。
そこで、「~歩き方」に出ていた「ポッパ山」に登ってくることにしました。
「ポッパ山」というのは、ここバガンの南約50キロに位置する、標高1,518mの死火山。
この山の麓に、タウン・カラッという、不思議な形をした岩山があり、その頂に、またまた黄金の寺院があるとのこと。
言われてみれば、スカパー旅チャンネルの「地球絶景紀行」で放映されていた気がします。
777段の階段を登らないと登頂できないというのも魅力的ですが、そのためには、タクシーをチャーターするしかありません。
「~歩き方」には、相場が45,000チャット(約3,600円)とあるし、このくらいならと、フロントで手配を依頼しました。
フロントは、すぐにオーダーを出してくれましたが、50,000チャット(約4,000円)とのこと。
まあいいかな、とも思いましたが、フロントに「ポッパ山から帰ってきたら、ここで少し休んで、空港まで送ってもらいたい。
フライトは18:20。そのトータルで50,000チャットでどう?」と聞くと、商談成立。
電話をしてくれてるのはフロントだし、私が直接交渉してたら、こうはうまくいかなかったでしょう。フロントのボーイに感謝です。
出発を10時と決め、14時か15時ごろ戻ってくる日程です。
ただいまの時刻は、早起きした甲斐あって、まだ8時半。
まだ借りたままのEバイクを使って、まだ行ってない寺院を見てくることにしました。
夜明け前に通った、アノーヤター通りを、再びオールドバガン方面に向けて、スロットルを開けます。
今度は、しっかり見当がついています。
あの、向こう側の大きい寺院が「スラマニ寺院」です。
「地球の歩き方」にも、特におすすめとあるので、見学しておきましょう。
しかし、これでも道ですか?
レリーフが見事なスラマニ寺院
着きました。スラマニ寺院です。
スラマニとは、無上の宝石を意味するとのこと。
では、宝石が散りばめられているのかというと、そうではなくて、この寺院の特徴は内部の壁画。
さっそく中に入ってみましょう。
いきなり出迎えてくれる仏像。
寺院の中は、確かに壁画のオンパレードです。
当時の生活かな。
建立は1,183年。よく顔料が残っていたものです。
内壁もところどころ欠けています。
この寺院は、地震被害の補修のため、1年ほど前までは入れませんでした。
中の回廊をひと通り見学して外へ。
もう外は、日向には立っていられないほどの暑さ。
Eバイクの気持ちいいツーリング
さあ、これで、オールドバガンの主だった寺院は見学しました。
現在9時過ぎ。ポッパ山への出発は10時。
のんびりツーリングを楽しむとします。
と、牛の群れに出くわして驚きのブレーキ。
バガンには、今まで見た他にも、無数の仏塔があります。
ミャンマーも、わが国日本と同じく地震国だそうですが、よく壊れずに今日まで生きながらえたと感心。
あてもなく走っているうちに、どこを走っているんだかわからなくなりました。
売店の兄さんにコーラを買いながら、ニャウンウーの町への方角を聞きます。
お、あの右側の建物はバガン・ビューイング・タワーかな?
やっぱりそうでした。
さすらいのツーリングをしているうちに、ミンナントゥ村の方まで来てしまったようです。
もう、時間がありません。
まっすぐ、ホテルに戻りましょう。
ニャウンウーの入り口ゲート?
ホテルの看板が見えました。
Eバイク、かなり快適な乗り物です。
右側通行に少し戸惑いはありましたが、他のクルマやバイクがそんなに乱暴運転じゃないし、安心してツーリングできました。
レンタルバイク屋の親父にEバイクを返却。礼を言って、キーも返します。
そして、部屋に戻ってシャワーを浴びて、パッキング。チェックアウト。
荷物を預かってもらって、ポッパ山へGO!です。