クアラルンプール国際空港から、なんとかスケジュールどおりに、バトゥ洞窟のふもとまできました。
ここまでは計画通り。
さて次の関門は、この272段の階段を上り下り、てっぺんでの観光も含めて36分でできるか。
36分でできなかったら、私は飛行機に乗り遅れ、翌日は無断欠勤となります(笑)
では、いざ登頂!
バトゥ洞窟を駆け上る?
うん、まあ、このくらいなら、なんとかなるかな・・・
ああゆう人たちのほうが、もっと大変です。
階段に沿って、滝があるんですね。
階段が急なため、階段中腹で、もうこんな高さ・・・
ムルガン像のウエスト付近まで登りました。
このムルガン像。ずっと、この景色を眺めてるんだね。なんか感慨深い・・
秒刻みのバトゥ洞窟 弾丸観光
頂上が近づいて、鍾乳洞らしい垂れ下がった洞窟が目に入りました。もうすぐです。
閉まってるけど、いろんなルートがあるのかもしれませんね。
10分で駆け上がったバトゥ洞窟
ようやく頂上。
時計を見ると9:42。272段を10分で登りきりました。
1段を2.2秒。わが健脚をほめたたえたいです(^^)v
でも、実は、ここが洞窟の入り口。
寺院なんかは、この奥にあります。そこへ行くためには、今度は階段を下ります。
それにしても、すごいスケールだ。
階段を降りると、まさにここは洞窟の中。
広すぎて、洞窟って感じはしませんが、とにかく洞窟の中です。
洞窟に中に建てられている寺院。
そして、向こうの階段を少しあがれば終点かな。
(時計が気になって仕方ない・・・)
そこには、ヒンズー教徒の祈る姿がありました。
私は、ヒンズー教と鍾乳洞の対比の妙を楽しみに訪れていますが、通常の信者にとって、この階段の上り下りは大変でしょう。
しかし、岩の形がすごい。
私は、鍾乳洞といえば富士山の洞窟にしか入ったことはありませんが、比較になりません。
電車の時間は10:18ですから、10時ちょうどくらいまでは、ここにいても大丈夫ですが、大事をとって9時50分には下りましょう。
それでも、15分ほどの見物時間を捻出できます。
いやあ、しかし、苦労して来た甲斐はありましたね。
やっぱり、旅はこうだから面白い。
トランスファーの時間をやりくりして来てよかった。
バトゥ洞窟。すごい迫力です。
見てください! この、人間の小ささを!
バトゥ洞窟頂上の神秘な世界
この孔雀も、ヒンズー教のおまじないでしょうか。
かなりの勢いで登ってきたので、汗かきまくったけど、この洞窟の中、意外と涼しい。
時間を忘れさせてくれます。(忘れちゃだめだって・・)
ほんと、これ、来た甲斐あったわ。
天井が開いてるんだよね。開閉型ドームのよう。
この鍾乳洞は、約4億年前から形成されてきたそうです。
毎年、数百万人も巡礼するそうです。それも、すごい。
でも、ほんとにカラフルな寺院です。
本来なら、ゆっくりと、その色彩を味わいたい。
こういうの眺めるの、好きなんだよねえ(笑)
でも、さすがにタイムリミット。
これ以上、ここにいると、アリバイが成立しなくなる?
時刻は9:50。孔雀さんともお別れです。
両サイドのヒンズー教の像を眺めながら、下界へ戻ります。
やっぱり、多神教は面白いな。
さて、下り階段。あらためて見ると、かなり急坂です。
あわてて降りると、かなり危ない。
踊り場で記念撮影する観光客。
クアラルンプールの市街が、きれいに見渡せるんだね。
私の持ってる古い「地球の歩き方」には、バトゥ洞窟のことは、ほとんど触れていません。
やっぱり、電車で来れるようになって、メジャーになったのかな。
野生の猿も、楽しそうに駆け回っています。
ふもとまで降りきりました。
階段の幅は狭く、雨なんかで濡れたらけっこう危ないかも。
とにかく、バトゥ洞窟の弾丸往復は成功です。