【晩秋の京都一人旅#3】善峯寺への徒歩アプローチはほとんど登山だった

早朝から長岡京の散策。

「光明寺」「十輪寺」と回って、次の目標は「善峯寺」。

誤算があったといえば、「光明寺」から「十輪寺」経由で「善峯寺」へ行くルートが、ほとんど山登りに近いハイキングコースであったこと。

 

私の持っているガイドブックでは、徒歩での移動を推奨していて、「光明寺」から「善峯寺」まで徒歩30分とあるけど、絶対無理。

 

私の足は、かなり健脚だと思うけど、「光明寺」から途中の「十輪寺」まででも40分かかりました。

グーグルマップだって、ほら。「善峯寺」まで1時間半です。

ハイキングそのものが目的ならいざしらず、「善峯寺」はバスでのアプローチをおススメします。

「十輪寺」から「善峯寺」のきついハイキング?

別に、ハイキングするつもりないんだけどな・・

でも、バスの時間みても1時間に1本だし。

自転車で登る人もすごいけど、ここから登り坂を1.5kmですか。がんばろう・・

沿道にあったお地蔵さん。

 

さすがに疲れてきました。おまけに、にわか雨まで降りだすしまつ。

京都盆地の展望で、自分を慰めます。

善峯寺まで、あと0.7km。

お腹もすいた。

善峯寺に近づいてる気配はあるんだけど、もうバテバテです。

十輪寺からだったら、タクシー使ってもよかったかもね。

タクシー側からしても、たぶん善峯寺での客待ちだから、空車で行くよりいいはず。

 

善峯寺の塔頭があらわれはじめました。

まだ、登り坂が続きます。

まあ、健脚な方にはいる私がバテテいるので、ほんとバスでのアクセスがおススメです。

ようやくパーキング、あるいはバス停かな。やっと着いた~って感じです。

善峯寺の全景とともに、バスの時刻を確認。

次に回るべき「大野原神社」方面へ行くバスは、毎時24分発。

現在11時半。12:24発に間に合うかな・・?

歩いてきた人間にはきつい「善峯寺」山門への登山

さて、まったく予備知識なしで、つまり「長岡京に点在する寺院を回ろう」という目的だけで、「善峯寺」に来てしまったので、どう歩いていいのかわかりません。

でも、こっちみたいですね。

しかし、なんと、ここからまた山登りですか・・・

しばらく登って、下を見下ろすと、バスが到着。

あれは、11:24に折り返すバス。

1時間でここから天空の「善峯寺」を一周して、戻ってこれるかしら・・

とりあえず、頑張って登りますが、さっきのバスから下車した参拝客が大勢登ってきました。

自分のペースで登ろうと、京都市街を見下ろせるスポットで小休止。

「善峯寺」は、京都・西山三山のひとつのようですね。

「光明寺」はさきほど訪れましたが、こうなると、もうひとつの「楊谷寺」というのにも行ってみたくなる。

さて、最後の力をふりしぼって、登りきります。

足元はこけで滑りやすいし、柵はないので、けっこう危険です。

ようやくたどりついた山門

ようやく山門にたどりつきます。

西国二十番札所の札が掲げられてますね。

「善峯寺」は、西国三十三箇所霊場の第20番札所です。

山門をくぐって中へ。

紅葉だけでなく、桜やあじさいの季節も色彩豊かになるようです。

冬には雪も降るだろうし、「善峯寺」は実は季節感いっぱいの名刹です。

ところが、いただいたマップを見ておどろき。

すさまじく広い境内です。境内の広さは、なんと3万坪。

とりあえず本堂のほうに参りましょう。1時間で回れるかな・・

今回の「晩秋の京都5日間一人旅」の全行程はこちらです。