タシケント空港・ウズベキスタン入国&両替しすぎた通貨スム

さて、ウズベキスタンの首都タシケント空港に到着。

時刻は20時半。日本との時差は4時間だから、日本時間は夜中過ぎ。

そして、アシアナ航空のビジネスクラスを2本乗り継いだ贅沢な気分を振り払って、ボーディングブリッジからコンコースへ向かいます。

質問なしのイミグレ通過

初めてのウズベキスタン入国。

例によってイミグレについてあまり予習してこなかったけど、8年も前の「地球の歩き方」には、ビザは不要とある。

しかし、渡航目的やホテルの滞在登録などが厳しく、滞在中はパスポートの携行が義務だとも書かれている。

また空港や地下鉄、鉄道などの撮影はご法度という情報も。

すなわち、かつてのソ連の風習が残っているということなんだろうけど、2025年のウズベキスタンはどうなんだろうか。

これは恐る恐る撮った1枚だけど、撮影禁止ならウエルカムウズベキスタンとか書かないでね^ ^

さて、少々身構えてのぞんだイミグレだったけど、ひと言も質問されず、1分もかからずスタンプが押された。

明日はタジキスタンに向けていったん出国するけど、ウズベキスタンが52カ国目の渡航国となりました。

両替しすぎたウズベキスタン・スム

では次に、日本から持ってきたSIMをスマホに差し込んで、ウズベキスタンのおカネを手に入れましょう。

イミグレを出たエリアにひとつだけ両替所がありました。

ちなみに、ウズベキスタンの通貨はスム。

これがまた、ケタ数が異常に多いインフレ通貨。

10万スムが1,200円弱とのことだけど、さてウズベキスタンの物価はいかに・・・

あまり深く考えずに200ドルほど差し出すと、10万スム紙幣がこんなに大量に返ってきた。

考えてみれば200ドルって3万円近い価値。忘れてました・・・こんなにいらなかったな(^ ^)

 

そして、ここでプチトラブル発生。

差し込んだSIMが開通しません。

空港のwifiにも繋がらない・・・

したがって、配車アプリを起動できません。

さあ困った・・・ホテルまでの足は、完全にYandex Goというウズベキスタンの配車アプリしか念頭に無かったので、相場がわからない

ボラれるの覚悟でタクシーの運ちゃんがたむろしてるとこに行くと、まだ話も固まってないのに勝手にキャリーを引きずりはじめるお兄さん。まったく・・

空港からクルマで10分のホテルまで10ドルだって。

誰に聞いても10ドルと一歩も引かない。ほかに乗客もいないし、交渉の余地なし。

完全にボラれましたな・・・到着早々、無駄な失策です。

気を取り直して、空港から市街へと続く道。

街中からは、シルクロードのオアシスという感じはまったく読み取れません。

そして、ホテルに到着しました。

6時間滞在するだけのショクヤホンホテル

今思えば、明日は8時の飛行機でタジキスタンへ飛ぶから、空港内、あるいは空港近くのホテルにしておくべきだった。

滞在時間は6時間ほど。

値段が1泊4,000円と手頃だったので、ブッキングドットコムであっさりポチってしまった。

でも、値段が安いせいか、夜中まで旅行者の往来が活発。

内装も中央アジア、というより西洋風。

このところ、アジア中心の旅になっていたので、ほぼ1年ぶりに感じる西洋文化。

そして、ホテルの部屋は、とても小綺麗で機能的なものでした。

これで4,000円なら悪くない。

シャワールームもトイレと分かれてるし、ベッドも清潔。

そしてこの純然たるシングルベッドに西洋的な感覚を受けます。

テレビのメーカーは、どこだか知らない会社。

とにかく、今日はビジネスクラスとはいえ、丸1日飛行機に乗ってました。

シャワーを浴びて、横になって、明日に備えましょう。

といいつつ、両替してきたお金の再確認。

10万スムが約1,200円なら、1万スムは120円。

2千スムは24円ですか。

ウズベキスタンはソ連崩壊と共に建国だから約35年前。

35年でインフレとは進んでしまうものなんですね。

しかし、偉い人の肖像画が載ってない紙幣は久しぶりに見た。

 

では、明日は5時起床。ぐっすり眠りましょう。