ベングリオン空港の出国&ラウンジ ~ ターキッシュで帰国フライト【イスラエル旅行記 #29】

ホテルに戻って、荷物を受取り、空港送迎のタクシーを呼ぶまでの間、しばし休憩。

フレンドリーなスタッフばかりで、とても感じのいいホテルです。

テルアビブにきたら、また泊まりたいですね。もう、来ることはないと思いますが・・

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タクシーでベングリオン空港へ

タクシーもきちんと呼んでくれました。空港まで150シュケル(≒4,200円)。これは、仕方ないです。

ホテルと提携してるタクシーなので安心。おじさんも、「どこから来た?」とか話しかけてきます。

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陽気な人も多いです。イスラエル、好きになりました。

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イスラエル、最後の景色は、テルアビブの海岸通り。
これで、イスラエルともお別れですね。

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小一時間ぐらいで、ベングリオン国際空港に到着。タクシーの運転手さん、ありがとう。

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ベングリオン国際空港でのひととき

フライトまで5時間近くあります。安全策をとって、かなり早く空港に来ました。

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せっかく、旅が無事に終わりそうなんです。最後の最後に、出国審査でもめて、乗り遅れたなんてシャレになりません。

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そういえば、まだ昼食を食べていませんでした。

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突然の職務質問

手持ちのシュケルを使い切るのを兼ねて、サンドイッチでも食べましょう。

と、食べ始めると、二人組の警官が現れ職務質問
(突然だったので、さすがにびっくり)

私のeチケットを見て、「空港に来るのが早すぎるんじゃないの?」(あくまで物腰は丁寧)
さらに、私の英語力がカタコトとわかると、日本語のわかる警官まで呼び出す始末。

別に、私は悪いことしてないし、同国にとっての安全上の形式チェックということはわかっていても、さすがに緊張します。

「ヨルダンにはなぜ行ったの?」「ヨルダンに家族や友達は?」など、ヨルダン関連の質問のあと、
今度は私のパスポートを1ページづつめくり、

「出生地は?」(そこに書いてあるじゃん??) 「トルコには何をしに行った?」など、過去の渡航先までチェックされ、最後は、衆目の前で、私の荷物を広げ、中身をチェック。

 

20分ほどで終わり、「ハブアナイストラベル」と笑顔で言って、通訳を含めた計3人の警官は去っていきました。

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ああ〜、びっくりした⁉️

東洋人が、フライトの何時間も前から、一人ポツンといれば、不審者ってことになるのかな。

このぶんじゃ、出国審査や手荷物チェックは、すごいことになりそう・・・

 

体が震えてます(笑) 自動小銃持った警官3人に囲まれた経験なんて、ないですから。

 

一通り嵐が去って、やっと、サンドイッチを味わいます。

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イスラエルの旅は、完全に出国するまで、気が抜けませんね。

有事に備えて、早めにチェックインカウンターの近くに行ってます。

帰りの便もターキッシュエアライン。オンラインチェックは、昨夜スマホでやっておきました。

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端末にパスポートをかざすと、来た時と同じように、2枚のチケットが発券されます。

席はもちろん2枚とも窓際。最後の最後まで、旅を楽しみますよ。

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チェックイン&出国審査

ようやく、チェックインがはじまりました。

さっきのことがあったので、身構えてましたが、係員が私が日本人とわかると、画面を操作し、日本語の質問画面を呼び出しました。

そこに書いてあるのは、「武器や危険物など持っていませんね?」など基本的な数項目。

それを、タッチパネル上で「はい」とか「いいえ」とやってるうちに、チェックイン終了。

あっさり終わって拍子抜けしましたが、荷物については、死海のソルトやクリームなど、全部開けて中身をチェック。

このあたりはマジで徹底しています。

 

で、荷物は預け荷物にしました。

私は基本的に、荷物は、そのまま機内持ち込み派。だって、着いたらそのまま帰れるし。

でも、「地球の歩き方」に、イスタンブールのトランジットの際の保安検査で、液体類を没収されたという記事をみつけ、機内持ち込みにしない方がいいと結論付けました。

トランジットがあるフライトの機内預けは初めてですが、もちろん、勝手に成田まで運んでくれるんだよね。少しだけ不安(笑)

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そして、今度は出国審査。こちらは、なんの質問もされず、あっさり通過。

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あまりに簡単に終わってしまったので、ほんとに手続き完了したんだろうかと不安になりますが、来た時とは異なる赤いチケットをくれたので、大丈夫なんでしょう。

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手続きが簡単に終わり、しかも背中の重い荷物がなくなって、とてもハッピーな気分(*^^)v

イスタンブール行きのゲートB9だけ確認して、ベングリオン空港のデューティフリーを見学します。

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ベングリオン国際空港のプライオリティパス・ラウンジ

さて、早めに空港に来たのに、手続きがあっさり終わって、時間がたっぷりあります。
プライオリティパスの出番です。

成田では時間の関係で使えなかった、プライオリティパス。初体験になります。

ベングリオン空港のラウンジは、デューティフリーとゲートの間にありました。

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中に入ると、プライオリティパスを提示。そしてサイン。

これだけで、施設を存分に利用できます。

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ほんとだ、軽食もあります。

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旅の終わりにリッチな気分(#^^#)

白ワインで乾杯です!   う〜ん、タダ酒はうまい😋

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この旅で、初めて会う日本人

時間が来て、ゲート前に並ぶと、日本の中年の方が声をかけてきました。この旅ではじめて会う(見る?)日本人です。

ちょうど、私と同じ時期に、イスラエルを一人旅で回っていたそうです。

当然、話題に花が咲きました。

「治安よかったですよね」
「暑かったですね」
「けっこう物価高いですよね」
「ベツレヘムではボラれませんでした?」
「死海はどのビーチで?」・・・  

話が尽きませんでした(^-^)

 

このおじさんも、ベツレヘムでは、ボラれたそうです。それに、死海はエン・ゲディ ビーチに行ったところ、閉鎖中だったとのこと。エンボケックに行ってよかった~。

おじさんはしみじみと「一人旅って、バス一つ乗るのも、調べながら苦労して乗るじゃない。だから記憶に残るんだよね~」 まったく、同感です。

 

そして、「ひょっとして、あした(月曜日)から仕事?」

現実に引き戻されました(笑)

おじさんとは、おたがい、月曜の朝は、一生懸命起きようね、といって別れました。

おじさんは、イスタンブールから関空行きの便に乗り継いで、帰国するとのことでした。

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テルアビブ ⇒ イスタンブール

時間が来て、機内に乗り込みます。すいてます。私の隣は2席とも空席。

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イスラエルに別れを告げます。ほんとに楽しかった。絶対また来たい・・

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テルアビブの夜の光。

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さようなら、イスラエル・・

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2時間でイスタンブールに着きますが、軽食が出ました。
これまた、おいしくいただきます。

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キプロス島の上空を通過します。

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キプロス島の上空から。空の旅って、面白い!

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そして、イスタンブールの街の光が見えてきました。

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イスタンブールに到着。案の定、手荷物検査がありました。
夜中でも、賑わう、アタチュルク空港です。

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イスタンブール ⇒ 成田

テルアビブからの飛行機が、若干遅れたので、すぐに搭乗手続き開始。

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私の前方の席は、トルコ人グループでした。日本に遊びに行くんですか?
なんか、すごく楽しそうですね。気持ち、よくわかります。

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成田まで、9,004キロ。長旅です。

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でも、どんな長旅でも、私は絶対窓際!

だって、景色見れなくちゃ、楽しめないじゃないですか。

イスタンブールを無事に出発でき、安心しました。これで、月曜から出勤できそうです(笑)

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すぐ、機内食が出てきました。これは、サンドイッチ?

ターキッシュエアラインは、ほんとに機内食がおいしいです。

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満腹して、ワインを飲んで、安らかな眠りにつきました。

が、東に飛ぶ飛行機の夜明けは早く、窓の下が気になります。

本機は、中央アジアの砂漠の上を飛んでいます。

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カザフスタンの湖でしょうね。
こんな景色が上空から見れるから、長時間フライトも苦になりません。

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おおッ、天山山脈でしょう。雪をかぶっています。
このあたりも、いつか行きたいですね。

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日本に近づき、2回目の機内食が出てきました。これは、ランチ?ディナー?
あと、3時間ほどで成田に到着します。

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朝鮮半島の上空を通過しながら、夕食をいただきました。

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そして、無事に成田空港に到着。

神の国イスラエル。
神に感謝したくなるほど、今回の旅は楽しかったです。

明日から無事に出勤できることにも感謝(笑)  さあ、また仕事頑張ろう!!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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※ちなみに、預け荷物はが出てくるまで、小一時間かかりました。これを許容するか、トランジットの間、ずっと重い荷物を背中に背負うか、の選択ですね。