もう、ほんとに旅の最後。あと9時間後には、私はイスラエルを離れます。
チェックアウトまで、少ししか時間がありませんが、ホテルの部屋の窓から、地中海を目に焼き付けます。
旅の間、刺激に満ちた毎日でしたが、今、こうして無事でいられることにも感謝。
タクシーでヤッフォ旧市街へ
ミニバーの利用代や、昨夜ランドリーを使った支払いを済ませ、チェックアウト。
そして、荷物をホテルに預けました。
空港へ行く方法を尋ねると、やはりシャバット中で鉄道は無理。タクシーを呼んでくれるとのこと。
今夜のフライトはベングリオン空港を21:45のフライトなので、まだだいぶ時間があります。
イスラエル出国時の注意! 最低でも3時間前に空港へ
イスラエルのセキュリティチェックは、安全を何より優先。
出国審査時に、どの町を訪問し、どこに泊まり、荷物は誰が荷造りしたのか、などかなり細かくチェックされ、ちょっとでも不審な点があると、別室に連れて行かれ、徹底的に調べられるとされています。
その際、飛行機の時間が迫っているからとか、そんなことは一切関係なし。
したがって、イスラエルを出国する際は、とにかく時間がかかるから、最低でも3時間前にはチェックインしろ、といろんなところにかかれています。
そんなこと言われると、心配性の私は3時間前でもコワくなります。
フライトが21:45ならば、定石なら空港に18時着くらいでよいと思われましたが、安全策をとって、17時ごろまでに空港に着いていればいいでしょうと計算。
それでも、タクシーを16時ごろに呼んでくれればいいので、残りあと4時間観光する時間があります。
そこで、古い町並みの残るヤッフォという街に行ってみることにしました。
ヤッフォまでは、ホテルのある場所から約3キロの距離。タクシーを奮発しました。
ちなみに、シャバット中なので、バスはいっさい走っていません。
タクシーを拾い、ヤッフォの中心にある「クロックタワー」と言っても通じません。(私の発音が悪い・・)
地図を見せると、「オオ、クロックタワー、OK」
ホテルから、タクシーで15分ほどでした。
「地球の歩き方」によると、このヤッフォは紀元前18世紀ころから非常に栄えていた街で、エルサレムへの物流の拠点となっていたとのこと。物資はすべて、この港で陸揚げされたそうです。
街のシンボル 時計塔
おそろしいほどの、空の青さです。
芸術家たちが多く住んでいる街とのことですが。
やっぱり、テルアビブより、歴史感漂う感じ。
市民の表情が芸術家に見えてきました(笑)
ヤッフォの街はとても小さく、かんたんに一回りできてしまいます。
ケドゥミーム広場 周辺の散策
ケドゥミーム広場の方に行ってみます。ヤッフォの旧市街の中心です。
観光客も多いです。
ほんとに古そうな通りです。
あまりにも天気が良すぎて、やっぱり暑い。
だんだん、手持ちのシュケルがなくなってきましたが、ビールを飲まずにはいられません(笑)
たまりませんね
やっぱり東洋人は、超珍しいんでしょう。
美人なバーテンが、いろいろ話しかけてきました。
ほんとは、あそこに座りたかった(笑)
さて、体力回復。あと2時間歩き回ります。
広場には、露店も多く出てました。
テルアビブの街を望めます。都会って感じですね。
地中海も波が荒いわりにけっこう透明なんですね。底が見えたりします。
結局、また海ばっかり見ています(笑)
やっぱり、私、海好きなんだろうな。
綺麗な海は、ほんと、ずっと見ていても飽きません。
海を眺めているうちに、あっという間に時間がたってしまいました。そろそろホテルに戻る時間です。
時計塔のところまで戻って、タクシーでホテルに戻ります。
いよいよ、本当に旅も終わりに近づきました。