嘆きの壁を後にし、今度は北の方に、つまりムスリム地区の方に歩いていきます。
ムスリム地区の美しい石畳
石畳と、石の壁が美しいです。
たしかに武装した警官はそこら中にいますが、今のところ、治安が悪いという感じは全然しません。
チャドルをまとった女性を見かけるようになりました。
香辛料とも、ちょっと違うような・・
角砂糖かな、やっぱり香辛料?・・
ムスリム地区に入ったようです。コーランが流れてきたことで、それとわかります。イスタンブールを思い出しますね。
ところが、うっかりして、「岩のドーム」の中に入ろうとしてしまい、警官に「イクズキュウーズミー」と止められました。
「岩のドーム」はイスラム教徒以外は入場禁止となっています。
ムスリム地区には、パン屋さんがいっぱいありますよ。
フカフカしてておいしそう。
ダマスカス門
「岩のドーム」から、旧市街を北西に歩いてみました。前に見えるのがダマスカス門です。
ダマスカス門は、エルサレム旧市街のちょうど上辺の真ん中あたりになります。
いったん門の外に出てみます。
ここでも、しっかり警備しています。
いや、マジで、すごい警備。警官の表情も真剣そのもの。
ダマスカス門は、8つある門の中で最も美しいとのことです。
門の外には林立するパームツリー。
ダマスカス門の前の、スルタン・スライマーン通り。
明日は、パレスチナのベツレヘムに行こうと思ってますが、バスターミナルはこの辺です。
また城壁の中に戻り、散策を続けます。
延々と続くスーク。
屋根のないところは、けっこう暑い。女性のチャドルは暑くないんだろうか。しかも、黒いし。
のどが渇いたので、オレンジジュースをもらいました。
ただというので申し訳なく、もう一杯いただいたら、一杯分の代金を受け取ってもらえました。
「ウエアユフローム?」に対して「ジャパン!」と答えると、すごく珍しがっていました。
日本人観光客は少ないんですね。
珍しいものばかりで、すぐ時間が経ってしまいます。
観光客も多いけど、武装警官も多い。
しかも、ところどころで、パレスチナ人でしょうか、尋問したり、身体検査をしていたりします。
これが、エルサレムの日常なんでしょうか。
ビア・ドドローサの入り口付近で警備する警官。
キリスト教徒地区
聖墳墓教会の近くまで来ました。このあたりは、キリスト教徒地区です。
このあたりはキリスト教徒地区なんて、サラッと書きましたが、ユダヤ人地区、ムスリム地区と徒歩数分しか離れていません。
おそらく、特に敬虔な教徒が集まるこの地区、素人目には、よく衝突が起きないなと。
三宗教の神は同じであるし、敬虔な信者ほど、兄弟のように考えるのか・・・
聖墳墓教会
聖墳墓教会です。
処刑されたイエスは、ここまで十字架を背負って歩かされたとのことです。
すごい観光客の数なので、人通りの少ない早朝にまた来ることにしましょう。
これを上に上がって、左に折れると、たぶんホテルの方角。
地図を見ながら歩いていて、少しづつ、方向感覚がわかってきました。
旧市街をブラブラ歩くこと4時間。もうお昼を過ぎました。
観光客も、食事を楽しんでいます。
ホテルのとなりのレストランで昼食です。
歩き回って汗をかいた体にビールが最高
でも、値段はもっと最高? これで、90シュケル(約2,500円)。物価が高いと聞いてましたが、日本よりも高いかもしれませんね。でも、味も最高です(笑)
さて、ホテルで一休みしたら、午後はオリーブ山にでも、行ってみますか。