コルカタ空港のラウンジ ~ タイ航空で帰国【インド旅行記 #21】

エアポートバスで空港へ

日没までは、あと30分くらいはあります。
でも、今日は、背中の荷物を背負いっぱなし、そして歩きっぱなし。さすがに疲れました。

カルカッタも十分堪能できたし、もう空港バスで空港に向かいます。

エスプラネードの駅前で、エアポートバスの発着所を探します。

それにしても、サダルストリートの目の前に、スペイン語を彷彿させる駅があったとは。

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ここで待ってれば、勝手にバスが来るのかな。

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全然、バス来ませんねえ。

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日曜日の夕暮れ。道行く人も増えてきました。

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のどが渇いたのでコーラを。
そして、エアポートバスのターミナルを教えてもらいます。

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なるほど・・・
あの交差点の左よりですか。

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こんなところに、バスターミナルがあったんだね。気がつきませんでした。

チケットを買おうと思うと、バスの中で払えと。

 

と、ここで軽い事件が・・・

子供を連れた母親からの猛烈な「バクシーシ」がはじまりました。

バスの中にまで乗り込んできて、座席に座った私の横で、永遠と「バクシーシ」を唱えます。

よほど、降りようかとも思いましたが、そのうちに発車時刻が迫って、車掌さんに降ろされていきました。

 

そりゃ、可哀そうだと思いますよ。

でも、あげられませんよ。次の展開が怖くて・・・

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なんだか、最後に胸の痛くなる光景を目にして、カルカッタに別れを告げます。

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たった1日、いや半日しかいなかったカルカッタ。

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それでも、十分満足。
これが、私の現役世代としての旅のスタイル。

明後日には、いつも通りに会社に出勤し、かかえているプロジェクトを進めます。

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日の落ちかけているカルカッタの街を、感慨深く眺めます。

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ネータージー・スバース・チャンドラ・ボース国際空港のひととき

1箇所大渋滞があって、空港に着いたのは19時すぎ。

ここで、また軽いハプニング。

エクスペディアのアプリをキャプチャした画像を見せて中に入ろうとしたら、「デート!」と女性警官が強い口調。

「デート」ってなんだ?? と、一瞬たじろぎましたが、要するにキャプチャしたEチケットに日付の部分が映っておらず、いつのフライトなのかわからん、と言ってるみたいです。

仕方なく、バッグの奥底にしまいこんでしまったモバイルwifiの電源をいれ、アプリをダイレクトに稼動させ、事なきをえました。

すごいね、チケット持ってる人間でないと、空港の中に入れない。

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とにかく腹が減ったので、手近なスタンドでサンドイッチにコーヒー。

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それでも、まだだいぶ時間があります。

帰りもバンコク経由のタイ航空ですが、フライトは日付も変わる1:55です。
あと6時間近くあります。

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当然、まだチェックインなんて開始されません。

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カルカッタも空港は綺麗じゃないですか。

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バーを見つけたので入ります。

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コルカタでワインにピザ

ハイネケンにレッドワインにピザ。
カルカッタで、こんな豪華な晩餐に出会えるとは(笑)

この旅で、はじめてのアルコールです。

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ようやく、チェックイン開始。
ボーディングは午前1時過ぎなのに、けっこう早めに開始してくれました。

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成田まで、約10時間半の長旅。
その前に、シャワー浴びたいな・・・

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そして、出国。

ここで、なんと、私の指紋登録が反応せず・・・

何回やってもダメ・・・

 

3日前のデリー空港でのビザ登録を、おぼろげながら思い出します。

そういえば、あの時、グリースをたっぷり塗って、ベタベタの状態で登録したから、指の置き具合が悪かったんじゃないだろうか・・

係員も困惑して、方々にいろいろ問い合わせて、最後は、まあいいやって感じで通してくれました。

生体認証も万能じゃないよね。まったく。

シャワーはないけど充実のプレミアム・ラウンジ

とにかく、無事にインドを出られてほっと安堵。
とりあえず、ラウンジで汗を流しましょう。

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プライオリティパスで、簡単に入れました。

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ゆっくりくつろげますが、肝心のシャワーはなし。残念・・・

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でも、あたたかい食事がありましたよ。

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最後までカレーにつき合ったインド旅行。おいしいカレーでした。

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酒もあります。

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ほんと、インド・カルカッタで、こうしてお酒が飲めるなんて。

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お茶も飲めます。

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充実のラウンジでした。

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ANAとタイ航空のコードシェア便で帰国フライト

空白の6時間が去って、ようやくボーディング。

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楽しかったインド旅行。
カルカッタの空港にさようなら。

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バンコクまでは2時間半。
すぐに供される機内食。これまた、おいしい機内食です。

ちなみに、機内はガラガラ。

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スワンナプーム国際空港でシャワーを浴びる

そして、夜明け前の、バンコク・スワンナプーヌ国際空港へ。

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ANAとのコードシェア便のゲートはC7でした。

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C7に行く途中のこのラウンジ。シャワーがありません。

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なかのスタッフはとても親切。
シャワーのあるラウンジを丁寧に教えてくれます。

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けっこう距離があるので、ちょっと心配。
乗り継ぎ時間は2時間しかありません。

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でも、カルカッタの街を歩き回って、汗みどろのままです。
成田行きに乗る前にシャワーを浴びたい・・・

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こちらはシャワーがありました。
でも、なんだか変だぞ・・・  トイレ?

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そのトイレの奥にシャワー室がありました。
トイレは共用で、奥のシャワールームは専用って、どういうつくりなんだろう・・

でも、シャワーに出会えたことだけでうれしく、シャンプーをいっぱい使って汗とホコリを流します。

いやー、さっぱりした!

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すぐに、身体を拭いて、C7に急ぎます。

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この機に乗れば、この旅も終わり。
昇ってきた太陽を眺めながら、今回の旅を回想。

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成田行きは、最新の設備。
隣、いや周囲は、タイを旅行してきた、おばちゃんたちでした。

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親切なおばちゃん、窓際の私に、機内食や飲み物を手渡してくれます。

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「タイのどちらに行かれてたんですか?」の問いに、

「いや、タイでなくて、インドなんです。」「エーッ!インド、すごいわ。」

あまりに驚くので、写真をなんカットか見せてあげると、

「いつか行きたいわ。ツアーだったら、私でも行けるかしら?」

もちろんですよ。安全が一番です。楽しいインド旅行を企画してください。

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おばちゃんたちは、旅の疲れからかすぐに居眠り。

私は、音楽を聴きながら、窓外を眺め、走馬灯のように、旅を振り返ります。

 

ニューデリーのメインバザール弾丸往復にはじまって、

その日の夜にはバラナシで、「詐欺師」とケンカ。

沐浴、火葬、エキゾチックなバラナシの街を楽しみ、デリー空港のラウンジで夜明かし。

そして、カルカッタでは、念願のハウラー橋とサダルストリートを踏破。

これを3日半で強行する弾丸旅行。

 

およそ、インドには似つかわしくないスピードだったと思うけど、こうしなかったら、インドの旅はできなかった。

 

旅のスタイルは、各人が決めるもの。

明日の朝から、またビジネスがはじまる。

その仕事の合間を縫って、敢行する弾丸旅行。だから、記憶に残るともいえます。

 

どこまでも続く雲海を眺めながら、なにか哲学的な気分になりました。

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そして、はじめてのインド。
リトマス試験紙にかけられた私の反応は・・・

もちろん、また来たい!

私の、インド感応度は、はっきりとした陽性でした(^^)v

 

やっぱり旅は楽しい。ほんとに、かけがえのないほどに楽しい。

今回の旅の無事に感謝です。

 

※最後まで、お読みいただきありがとうございました。