10ヶ月ぶりの香港。
とはいっても、前回は家族旅行だったから、2階建てバスのツアーに参加したりで、街はほとんど歩いていません。
なので、香港の街歩きは、事実上今回がファーストタイム。
心行くまで歩いて、土地カンを養い、そして写真を撮りまくるのが、今回の旅の目的。
両替できなかったミャンマーチャット
その前に、チョンキンマンションで両替を。
日本から持ってきた香港ドルは、全部オクトパスにチャージしちゃったからね。
チョンキンマンションの中は、両替屋さんがズラリ。(写真は両替屋ではありません)

1香港ドルが14円ぐらいのレートでした。去年とほとんど変わっていませんね。
それと、日本から持ってきた大量のミャンマーチャット。
大量といっても、150,000チャット(約12,000円)ですが、そう、一月前、ミャンマーの空港でドルに戻しそびれたミャンマーチャット。これです。

トランスファーで立ち寄ったバンコクでも両替できなかったし、ここ香港で両替できなかったら、あきらめるしかないかな、と思いながら、軒を連ねる店を片っ端からあたりましたがダメ。
とほほ、せっかく日本から持ってきたのに・・
次に、ミャンマーを訪れるのはいつだろう・・・ それまで、チャットが暴落しませんように(笑)
ミャンマーチャットの件はあきらめて、まずはランチでもしましょう。

厚福街のランチ
ネイザンロードから東に少し入ったところの厚福街に、レストランが集まっているというので行ってみました。

土曜日の昼。けっこうな賑わいです。

さて、どの店にしようかな。

かける14で日本円ですから、それなりの値段です。

目移りしますね。

おっ、海鮮丼ですか。

高すぎです(笑)

オーソドックスに、ふつうの中華料理屋に入りました。

そして、オーソドックスに回鍋肉。
また回鍋肉かよ・・・ 仕方ないです。回鍋肉、大好物だし(^^)v

昼間の廟街を歩く
満腹したところで、尖沙咀の駅まで戻り、地下鉄で一駅、佐敦駅で降ります。
廟街、すなわち男人街を歩いてみることにしました。

佐敦駅から西へ歩くと、様々なストリートと交差します。


ああ、これですね。
これが、超有名な廟街の南の入り口。

標識にもそうあります。

廟街を北に向って歩きます。


ここ廟街が真価を見せるのは夕方から夜にかけて。
あえて、昼の顔を見に来ました。


沢木耕太郎さんが、信じられない光景と描写した廟街。

夜きたら、すごいんでしょう。

香港は、度々来たいし、夜の廟街は、今後の楽しみにとっておこうね。

まだ住民も眠ってる昼間の廟街でした。

油麻地をあてもなくブラブラと
廟街から1本西の上海街。そのまた1本西のストリートでは、夜を待たずに賑やかな青空マーケットが。


おいしそうなスイカです。

何の肉かな?

北に歩いていくと、油麻地の看板が。

佐敦から歩きはじめて油麻地に入ったみたいです。
とはいっても、この2つの駅の距離はほど近く、ほんとに散歩気分でネイザンロードの西側は歩けちゃうんですね。


砲台のことをバッテリーと呼ぶのでしょうか?

市場というより民芸品売り場?


上海ロードに戻ります。

上海ロードは油麻地のメインロード。

バスも頻繁に往来します。

バス側面の美人。コンタクトのCM?

歩き続けて、さすがに少し疲れました。公園で少し休むとします。


線香の匂いが香る天后廟
ところが、公園と思ったのは、天后廟。
漁民の神様が祀られているとのこと。この辺は、昔は海に面していたんですね。

ベンチで少し休憩。
6月の香港ですから、猛暑を覚悟してきたんですが、意外にも涼しい。
まあ、涼しいは言い過ぎですが、空気がカラッとして爽やかです。気温も30度くらい。

これは線香らしい。

けっこう、いい香りだったりします。

風通しが良くて、日陰にいると、本当に涼しい。ほんとに6月の香港?って感じ。

線香からぶら下がった丸い板には、お願い事かな。

天后廟の屋根と、背後の高層ビル。

楽しい香港のストリート散策
さて、いつの間にか油麻地まで来てしまいましたが、もう少し北、旺角の方まで行ってみましょう。

今回の香港弾丸旅行は、写真を撮ることと、歩き回って、香港の土地勘を磨くことが目的。

漢字だらけの街を歩くのって、楽しいもんですよ。

こんな細いビルもあるし。

「宇宙」って何だろうね(笑) 不動産屋さんかな。

また市場です。

おいしそうなメロン。ひょっとして日本産?
日本の相場がわからないから(メロンなんて自分で買ったことない)、高いのか安いのかわかりません。

ピットロードならぬピットストリート。
香港でもF1を開催したら面白いだろうな。

裸で歩き回る連中。

補修工事に使われる竹材。

地面との接点なんて、ただ置いてあるだけのよう。大丈夫なのかね。

これを職人さんが登るんでしょ。ご苦労様です。

漢字だらけの看板。

この辺だと、ホテルはいくらぐらいなんだろう?
今夜のチョンキンマンションのホテルが、定価1万円ということは、香港の物価もだいぶ上がってるということ。
昼に食べた回鍋肉も50香港ドル(700円)ぐらいしたし・・・


大通りをルーフトップバスが走りすぎていきます。

100分焼肉食べ放題ですか。若い人がうらやましい。
でも、仕事の合間を縫って、週末に香港を楽しめる時代になったことに、素直に感謝。
私が若かった頃(20代の頃)は、そんなこと望むべくもなかった。

夕方のネイザンロード&女人街
旺角のあたりでネイザンロードに出ました。


夕方になり、人の出も多くなってきています。

香港の町には、赤い2階建てバスが似合うよな。

2階建てバスのデッドヒート。けっこう飛ばすんです。

バス停から、家路へ向う人々。
そういえば、地下鉄はけっこう乗ってるけど、あまりバスに乗ってません。

行き先決めずに、適当にバスに乗ってしまうのもいいかも。


夕刻をむかえ、ますます熱気の上がるネイザンロード。
沢木耕太郎さんが歩いた1970年代は、どんな感じだったんだろうね。

バスのカラーも眺めてるだけで面白い。


香港には、背の高いバスが良く似合います。

さらに活気づいてきた旺角の雑踏。

昨年も家族と歩いた女人街の方に行ってみます。

ここですね。
去年は、バスのツアーでここを訪れましたが、こうやって尖沙咀から地下鉄と徒歩で来ると、位置関係が完全に自分のもの。

おお、懐かしい・・・

夕暮れの女人街。



ますます増える人の渦。

今日は土曜日ですから。

お腹もすいてきました。
そろそろ、いったんホテルに戻りますか。

なにかの見世物。

歌を歌うシンガー。

人ごみを掻き分けて、ようやく旺角の駅へ。

地下鉄で尖沙咀に戻ってきました。
チョンキンマンションの中には、いろんな売店があるのでほんとに便利。
ハイネケンを2本ほど仕入れて、部屋へ。
シャワーを浴びてから、ぐいと飲み干す旨さ(^^)v
こりゃ、たまらんです(笑)
一休みしたら、夕暮れのプロムナードを歩きに行きましょう。
