【香深 ⇒ 鴛泊】礼文島から利尻島へアマポーラ宗谷乗船記【利尻・礼文一人旅 #8】

18時間ぶりに戻ってきた香深フェリーターミナル。

ただいまの時刻は9:40。

稚内からの船は8:25に到着し、もう稚内に向けて引き返しています。

利尻島からの船もまだ到着していません。

したがって、ガランとしている香深フェリーターミナル。

香深フェリーターミナルでのひととき

まずは、チケット購入です。

昨日、稚内から礼文島へ渡ってきたときは日曜日。

混雑を懸念して、webで指定席を押さえましたが、本日からは平日の旅。

まあ、ふつうに買えるでしょう。10:25の利尻島・鴛泊行きのチケットをオーダー。

2等自由席で1,030円です。礼文島から1,030円で利尻島へ行けるんだ。

鴛泊と書いて「おしどまり」と読む地名も素晴らしい。

利尻島への船旅に、夢がふくらみます。

しかし、平日のせいか、閑散としたコンコース。

船の霧笛が鳴ったなと、コンコースのガラス窓に走りよると、一面の霧の中から「アマポーラ宗谷」が姿を現しました。

2020年の2月に就航した真新しい「アマポーラ宗谷」。

「アマポーラ」とは、利尻島に生息する希少固有種「リシリヒナゲシ」からきています。

「ヒナゲシ」をスペイン語にすると「アマポーラ」になるという洒落た設定。

それにしても、この霧の中でも定刻の運航です。なんかすごい。

鴛泊からのわずかな乗船客をおろし、かわりに我々が乗り込んでいきます。

我々といっても、乗り込んだのは、私を含め20人足らずでした。

「アマポーラ宗谷」船内の様子

まだ運行がはじまって2年あまりという真新しい「アマポーラ宗谷」。

船室はとてもきれいです。

カーペットの片隅を占領して、カメラなどチェックしていると、女性3人組があいさつして入ってきました。

就航してから2年。考えてみれば、緊急事態宣言などの繰り返しでした。

旅客の手あかに全然染まってない、ピカピカの船内です。

真新しい売店。

短い航海ですが、カップ麺などにも対応できそうです。

「アマポーラ宗谷」は総トン数4,265トンと、稚内→香深で乗った「サイプリヤ宗谷」より700トンも大きい。

でも収容人数は550名で同じです。

さて、ひと通り見学しているうち、出航が近くなりました。

甲板に出てみましょう。

「アマポーラ宗谷」香深港を出港

この旅で、2度目の船旅。あと4度の船旅が予定されてます(^^)

霧の礼文島にさようなら。

26時間滞在した礼文島に感謝。よい思い出になりました。

「熱中時代教師編」の水谷豊は、どのあたりで「東京へ行きまーす!!」と叫んでたんだろうか。

霧に煙っているので、幻想的な船出。

離れていく礼文島に敬意を示すかのように、日章旗がはためきます。

そして、完全に礼文島が見えなくなります。

船が沖に進むにつれ、霧は深くなるばかり。

左舷も同様。数十メートル先が見えません。

カメラのレンズがくもり、顔が霧でぬれるほど。

これでは、利尻富士なんてのぞむことはできないでしょう。

はぐれたのか、自分から乗ってきたのか、たった一羽の甲板の海鳥。

この霧でも定刻の運航のようです。

レーダーで見てるんだろうけど、これで航海できるなんてすごい技術。

20分間の神風!姿を見せた利尻富士

霧の向こうから、海坊主でも出てきそうな恐怖を感じる海。

これはこれで、旅情を感じてしまうのが旅人たるゆえんです。

 

鴛泊までの乗船時間は45分。手持無沙汰なので、カメラを持って、ふたたびデッキに出ます。

すると、奇跡のように霧が払われ、陸地が姿をみせました。

まぎれもなく利尻島です。

いや、それどころか、島の上空の雲まで動いていくではありませんか。

利尻富士が姿をみせました。

あの30m先も見通せなかった濃霧からは、信じられないような奇跡です。

大げさですが、感激して身体が震えました(^^)

それにしても、なんという形のいい山なんでしょう。

すそ野の広がりといい、芸術です。

感動の瞬間の動画です(^^)

天気予報でも、本日の利尻地方は終日曇り。

島の天気は変わりやすいとはいいますが、つかの間の天気予報が外れた瞬間。

利尻富士がほぼ全容をあらわす幸運に感謝です。

こうしている間にも、すごい勢いで雲が動いています。

神様がくれた奇跡の時間は約20分。利尻富士は、ふたたび雲に閉ざされていきます。

しかし、近づいてきた利尻島の陸地。

礼文島に到着した昨日は、島影も全く見えないまま着いてしまいましたが、本日は鴛泊の町の様子がみてとれます。

香深よりもビルが多い、そんな第一印象。

利尻島の大きさは182㎢。礼文島の2倍以上の大きさ。

石垣島より小さく宮古島より大きい。そんな大きさです。

人口は約4,700人。礼文島の倍ですね。

そんな予備知識を思い出しながら、近づいてくる鴛泊港を見つめます。

 

左舷に目をやれば、ふたたび利尻富士が。

今日はこれからレンタカーで利尻島を回る予定。

利尻富士を追いかけるドライブになりそうです。

鴛泊港に入っていきます。

霧は晴れてますが汽笛を鳴らします。

あのクジラのような岩は、ペシ岬。

鴛泊港に接岸しました。

利尻島の滞在時間は、本日のみ。明日は朝の船で稚内に戻ります。

なので、今日いっぱいレンタカーを借りてます。ではトヨタレンタリースに出向きましょう。

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