さて小休憩して、東側の女王の間のほうに回ってみました。
ツアー客で賑わうクノッソス宮殿
先行していたツアー客で行列になっています。
両刀斧の広場
こちらは両刀斧の広場。こちらも人気あります。
なんとか行列をかきわけて、女王の間を拝見。
もちろんレプリカですが、壁面にイルカの絵なんて、すごいセンスです。
これも、レプリカでしょうが、木材もふんだんに使われていたんですね。
入場から1時間経過。
まだまだ見足りないですが、イラクリオンのバスステーションを10:30に出るバスに乗りたいので、そろそろ戻ります。
これは東側の門。
ぐるっと、南側を回って帰るとします。
続々と増える観光客。
今日は土曜日とか、そういうのあるのかな。
9月でこれじゃ、シーズン中の7、8月はどんなに賑わうんだろう。
出口です。
ものすごい駆け足だったけど、ギリシア神話の迷宮を瞥見できて満足です。
広場に出ると、ちょうどUターン中のバスを発見。
バス停まで全力で走り、間一髪で乗り込みました。
よかった・・ これで、10:30のバスに乗れるかな。現在9:40です。
と思いきや、ヘンなところで降ろされちゃったぞ??
どうもここは、エレフテリアス広場前のバスステーション。
レシムノやハニア行きのバスは、朝訪れた、もっと港よりのバスステーションから出ます。
港のほうに下っていかないと・・・
これは、新市街や空港方面の道。
考古学博物館の前を通り過ぎます。時間があれば、ここも見たかった。
なんとか、見当をつけて坂を下っているうちに、港が見えました。
と、轟音を立てて飛行機が通過。空港がすぐ近くだもんね。
なにかの像。
バスステーションでのひととき
よかった、迷わずにバスステーションに戻れました。
チケットオフィスは、それなりの賑わい。
観光地に来たんだとの思いが強くなります。
前の女性は、ハニア行きを希望していました。
私は、ハニアに行く途中の街、レシムノまでのチケットを希望します。
8.3ユーロでした。
早朝とはいえ、日差しの強かったクノッソス宮殿。
大汗をかいたので、水分を補給。
イラクリオン ⇒ レシムノ バスの旅
そして、バスに乗り込みます。
昨日のデルフィからの帰りのときみたいに、乗車人数と行き先にあわせて、適宜振り替えていましたね。
ハニア行きで途中下車するのではなく、レシムノ行きに乗せられました。
でも、おかげで、先頭席ゲット!
ここ、イラクリオンには、他にも見どころがいくつかありますが、弾丸日程なので仕方がない。
イラクリオンからレシムノの街に向かいます。バスで1時間半ほどの距離です。
素晴らしいエーゲ海の風景。
このまま海沿いの道を行くのかな、と思ってたけど、高速道路に乗ります。
ま、これはこれで、クレタ島の大地が見れるから。
バスは快調に飛ばします。私は、もちろんシートベルトをしています。
初日に、いきなり玉突き事故を見ちゃったからなあ・・
入り江を通過するときにのぞけるエーゲ海。
崖にへばりつくように建つ白い家。エーゲ海の島にいる気分満点。
ほんとに美しいエーゲ海。
エーゲ海に面したレシムノの町
イラクリオンから予定通り1時間半で、クレタ島第三の町レシムノに到着。
バスターミナルは、町の西の外れにあります。
ターミナルで13時発のハニア行きのチケットをゲット。
すなわち、ここレシムノの滞在時間はわずか1時間。
まずは、海岸を眺めます。
しかし、この透明度はハンパないな。
エーゲ海の名前の由来は、ギリシア神話に登場するアテネの王アイゲウスからきているとのこと。
アイゲウスの息子テセウスは、ここクレタ島の怪物ミノタウロスを見事倒したものの、帰りの船の帆に約束していた白い帆を掲げるのを忘れる。
それをみたアイゲウスは、息子が死んだものと勘違いし、海に身を投げて死んだという。
さて、美しいエーゲ海鑑賞はこれくらいにして、旧市街の方に行ってみます。
向こうに見えているのは、ヴェネツィア時代の城塞。
オスマントルコと戦うために造られたらしい。
時間のない私は、右に折れて旧市街へ。
これは、おそらく市庁舎でしょう。
そこらじゅうにCafeがあり、地元の人が談笑しています。
さらに旧市街を奥に入り込みます。
どこの旧市街もそうだけど、細い路地をあてもなくぶらつくのは楽しい。
1時間しかないので、時計を見ながらだけど。
こんなアーチ型の橋もあるし。
こりゃ、楽しいわ。
落書きもいっぱい。
お土産屋さんもいっぱい。
のんびり1週間くらい滞在してる人も多いんだろうな。
気候もいいし、観光客も多い。なんで経済危機になっちゃったんだろ???
旧市街をひたすら東へ。
いきなり現れる教会?
お腹もすいてきたけど、ハニアで食べることにしてるので、自重します。
でも、ビールは飲みたい(笑) それくらい暑い。
民芸店です。
なにかの塔。(「~歩き方」にも書いてない)
リモンディ噴水
これは、「~歩き方」にも出ているリモンディ噴水。
17世紀に造られたらしい。
ここまで30分。バスの出発時刻まで、あと30分です。
たぶんまだ大丈夫だろうと、奥に進みます。
すると、いきなり港に出ました。
魚もいっぱい泳いでいます。
なんか、ほんとにいい町ですね。たった1時間で去るのが惜しい。
あの2階や3階の部屋で寝泊りできたら、最高だろうな・・・
そろそろ戻ります。ただ歩くだけで、楽しいレシムノの旧市街。
これは、いったいなんですか?
博物館かなにか?
さっきの塔ですね。
落書きも文化だよな。
さて、来た道と違う道を帰ろうとして、道に迷いました。(またかよ)
時計を見ながら、焦りながら・・・
なんとか、バスに間に合いました。
迷路のようなレシムノの旧市街でした。
バスは、これから1時間かけて、クレタ島第二の町ハニアに向かいます。