バスが発車すると同時に、ツアー客は一斉にシエスタに。
無理もない。3時間のトレッキングは、けっこうな強行軍ではありました。
サンタ・クララまでのワインディングロード
相変わらず、目を開けて、外を眺めてるのは私だけ。
サンタ・クララまでは、58キロとのこと。
サンタ・クララまでの道中は、意外と悪路。
観光用ではなく、日常生活ですね。
帽子の形なんかカッコいい。
町か村の名前?
今、私はキューバの山奥をバスで旅してる・・・
実感があまりわかず、ピンとこない・・
でも、窓の外は、間違いなく亜熱帯そのもの。
これは可愛い。
タイムテーブルのないバスストップで、手を上げる親子連れ。
乗せてあげました。臨機応変な対応、さすがだね・・・
バスは、ツアー客と、飛び入りの親子連れを乗せて、のんびり走ります。
そういえば、アジアの某国なんかと比べると、運転マナーは格段にいいです。
みんな安全運転だし。
親子が降りていきました。
これがこの家族の家かな。
寝静まったバスの中の感動劇でした。
バスの運転手とガイドさんの神対応に、心から感動してしまいました・・
大自然の中をバスはひたすら進みます。
現れる村とカウボーイたち。
曲がりくねった悪路に、運転手の巧みなハンドルさばきとシフトさばき。
道が、ところどころ陥没してるもんですから、運転手はほんとに気を抜けません。
また、どこかの村を通過。
これが、キューバの人たちのふつうの暮らし。
工事で働いてる人は公務員なんだろうか?
こんな名もない村にも、観光客がいるみたいです。
また郊外に出ます。
フリーウエイが見えました。もうすぐサンタ・クララですね。
小さい町のようです。
サンタ・クララの「チェ・ゲバラ霊廟」
サンタ・クララでは、「チェ・ゲバラ霊廟」に立ち寄るのみ。
少しは町を歩けると期待していた、私はガックリです・・・(笑)
内部は一切撮影禁止の霊廟の中をひと通り見学。
ゲバラの遺骨が納められているとのこと。中は、物々しい警備でした。
私は、町歩きの方がよかったなあ・・・
でも、キューバの大地をドライブしてるって考えれば、悪くはない。
サンタ・クララの町を出ます。
フリーウエイで一路ハバナへ
フリーウエイに乗りました。ハバナまで255キロ。4時間くらいかな。
ただいま17時。到着は21時ごろでしょう。
おっ、めずらしい、トヨタ車発見!
単調だけど、楽しいドライブ。
突然スコールがやってくるし。
前方のモニタが「YMCA」になりました。
起きだしてきたツアー客たちが、歌う、踊る。
ハバナとの中間地点で、軽食休憩。
ガイドさんも大変だよな。
サービスエリアで酒が飲めるなんて、日本では考えられないが・・・
ちょっと外を散歩。
ハバナ方面に向うクルマたち。
いいなあ・・・ こういう雰囲気大好きです。
なんだ?あのトラック、友達?
再び、フリーウエイを西へ。
西の空が染まってきました。
これは美しい・・・
時刻は20時半。ハバナまで25キロ。もう一息だね。
ツアーの終わりを彩ってくれた夕焼けに感謝(^^)v
昨日の、シエンフエゴス、トリニダー巡り、本日のトレッキング、サンタ・クララ立ち寄りと、欲張ったツアーも無事に終了しました。
各街の滞在時間が少し短かったなど、若干の不満はありましたが、弾丸日程で、これだけのスケジュールをこなしていくには、現地ツアーへのジョインは有効な手段です。
それに、キューバの山奥のトレッキングなんて、そうそう経験できることではないし・・・
しかし、さすがに疲れました。
5つ星ホテル「Hotel Nacional de Cuba」
これは、今夜の宿泊ホテル、「Hotel Nacional de Cuba」。
キューバの旅の終わりを、格式高い5つ星ホテルで締めてみることにしました。
列強国時代の白人の扱いをされるかな、なんて勝手に考えてましたが、そんなことはありません(笑)
それどころか、チェックインの列が全く進みません。
もう22時を過ぎました。30分以上並んでいます。やっぱり、社会主義国だから??
文句を言っても仕方ありません。
エレベータはしっかりした造りです。
そういえば、キューバに来てから、はじめて乗るエレベータ。
2日前のハバナも、昨夜のリゾートホテルも、エレベータはありませんでした。
なんかカッコいいエレベータの内部。
久しぶりに泊まる高級ホテル。マカオのリスボア以来だろうか。
これはくつろげそうだ・・・
アメニティもたくさん揃ってます。
ミニバーもどっさり。
こんなに充実したミニバーは久しぶり。
しかし、値段は、それ以上でした・・・
ツアーの2日間は、充実の2日間でしたが、さすがに今日は疲れました。
明日でキューバは終わり。いったん、メキシコに戻ります。