南京観光の見どころ 中山陵に登頂【蘇州・南京旅行記 #7】

実は、タクシー拾うのけっこう苦労しました。

私が手を上げる。止まってくれて、「日本人、どこ行くの?」

中山陵と日本語で言っても通じないでしょうから、筆談。

「中山陵」とノートに書いて見せると、「とんでもない!!」と、大げさに手を振って逃げ出します。

このパターンで、3台に拒否られ、三球三振(笑)

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なにか、イベントでもやってるの???

身振りからイメージできたことは、「あんな渋滞が激しいところに行ってられるか!」ってな感じ。

タクシーで中山陵へ

乗り込むと、確かに渋滞がすごい。

こりゃ、中山陵の最寄り駅までは、地下鉄で行くべきだったかな、と後悔しはじめましたが、連日の睡眠不足が襲ってきて居眠りZzzzz・・

気がつくと、まだタクシーは、中山陵のパーキングへ登る道の途上にいました。

南京を代表する観光名所「中山陵」は、紫金山という標高448mの山の山頂付近にあります。

 

そして、中華門から1時間近くかかって、ようやくパーキングに着きます。

この時点で、14時。

南京発の列車は18時。

駅には17時過ぎには着いていたいし、ほんとに弾丸観光になってしまいそうです。

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さて、中山陵の方角へ。そんなに混んでそうにないじゃん?

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チケットを買います。

中山陵は広く、敷地内を走る観光バスのチケットも売っています。

私は、そもそも、時間がないし、中山陵のてっぺんまで行って帰ってくるだけ。

でも、よくみると、最寄のメトロの駅までのバスも含まれてる。

帰りもタクシーだと、ほんとに時間なくなりそうだし、10元のバスチケットつきを購入しました。

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こちらは100元の入場チケット。

それにしても、100元(1,700円)とは高い。

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孫文のお墓 中山陵の登頂

うわ、ほんとに広いんだね。

でも、時間がありません。最短距離で登って行きましょう。

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参道に入ると、今まさに降りてきた人たち。

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けっこう距離ありますよ。疲れてきた(笑)

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ようやく、入り口ともいうべき鳥居にたどりつきました。

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ここで、いろんな方面からの観光客と合流。いっきに人が増えます。

中山陵は、孫文のお墓。

孫文といえば、列強相手に屈していた清国を相手に革命運動を起こした人物。

孫文のおかげで、今の中国や台湾があるといっても過言ではないほど、同国からの評価が高いらしい。

孫文は、日本に亡命経験があるそうです。

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さて、孫文のお墓がある祭堂へ向います。

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かなり距離があります。

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しかも、そこからさらに上に上がる階段が・・・

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門には、天下為公の文字が。

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さらに、祭堂の方へ。うわ、こりゃすごい。
階段もすごいけど、人の数もすごい。

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中山陵からの眺望

視界が開けてきました。

正直、孫文のお墓というより、この景色を眺めたかったというのが本音。
(孫文さん、申し訳ありません)

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ようやく、頂上まで登りきりました。肩で息をしています。

ちょっとスモッグがかかっていて、南京の街を見下ろす、ところまではいきませんが、まずまずの達成感。

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中山陵 ⇒ 南京城壁 地下鉄の弾丸移動

この時点で15時。

孫文さんへのあいさつもそこそこに退散します。

まったく、南京まで来て、この慌しさはなんだろうね(笑)

これから、地下鉄で南京城壁を歩き、それから上海まで戻り、飛行機で帰国。

そのまま出勤です(^^)v

産業革命前の人が聞いたら、腰を抜かすだろうな。

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さわやかな風に吹かれながら下ります。

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そして中腹。

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そして参道へ。

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秋に来ると紅葉が見れるらしいですね。

霊谷寺景区など、周辺にはまだまだ見所はありますし、季節を変えて再度訪れるのもいいでしょう。

たしかに、今回は、偉大な孫文さんを前に、失礼すぎるほどの弾丸です。

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驚くのは、この時間から登ってくる集団がけっこういること。

これは、私よりも弾丸でないかい?

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さて、地下鉄駅まで急ぎますよ。