さて、タイトルをどう書いていいものか、少し迷ったんですが、そのまま書きました。
南京について、まして雨花台について触れようとすると、ものすごい論争の渦に巻き込まれること必至。
でも私は、そういった曰くのある場所ほど、訪れて、見て、感じとりたい。
南京も、蘇州と同じく、訪れるのは2度目。
前回は3年前。西安から夜行列車で朝到着して、昼までの3時間の間に夫子廟だけ見学。
土砂降りだったこともあって、印象が薄い・・・
しかし、中国を語る上で、四大古都の一つである南京は外せないでしょう。
今回は、相変わらずの弾丸ながら、約7時間の時間を確保しています。
おいしい「ソウルホテル」のブレックファスト
まずは、朝食。
6時半のオープンと同時に駆け込みました。
お腹もすいてますが、蘇州発8:39の列車で南京に向かいます。
遅くとも7時半にはチェックアウトして、駅に向わないと。
というわけで、あわててレストランに駆け込んだんですが、思いかけずもおいしそうなブレックファスト。
いやあ、食べすぎちゃいますね。こんなにおいしいと(^^)v
昨夜のバーといい、愛想のいいフロントといい、文句なしの「ソウルホテル」でした。
蘇州駅前の風景
タクシーを呼んでもらって、蘇州駅へ。
このでかい像は、藩中淹という蘇州の政治家。
11世紀頃、蘇州の治水に活躍された方とか。
それにしても、ただの駅前でも、中国って雰囲気あるよな。
駅舎なんて、空港みたいに巨大だし。
セキュリティゲートを通って、中に入ると、意外とガランとしてる?
まだ朝早いから??
乗るべき列車は8:39のG7268。
南京まで約1時間半。1等車で164.5元(約2,800円)でした。
昨日のうちに、チケットを手に入れてるので、余裕です。
奥のほうに行くと、やはり雑踏が。
今日は日曜日。中国人たちも、レジャーに出かけるようです。
蘇州 ⇒ 南京南 列車の旅
列車の出発時刻が迫り、みんな改札の前へ。
8番線を目指します。
最新鋭の列車に旧型の列車。
でも、旧型の列車でもそれなりに設備はよく、そして早い。
なんか、「銀河鉄道999」を思い出しちゃいますね(笑)
さて、私の席は1等座席の7号車ですが、どこに並べばよいのかな。
どの7号車なのかわからない??
迷っているうちに列車が入ってきました。
迷ってるのは私だけではありません。中国人たちも、すごく迷っています。
列車に名前がついていないからね・・・
立っていた場所とは違う場所に7号車が。あわてて移動します。
さて、南京まで約1時間半の旅。
乗車した蘇州駅は、いわゆる在来線の駅ですが、蘇州にも蘇州北という新幹線用の駅もあります。
そして、到着する南京は南京南という新幹線用の後からできた駅。
でも、中国の鉄道のすごいところは、車輪の広さが同じため、自由に相互乗り入れ可能なこと。
諸外国って、みんなそうなんだろうけど、日本人の私は、すごいと思ってしまいます。
trip.comのアプリは、各駅の時刻まで表示される便利そのもの。
では、南京まで、ゆっくりくつろぎますか。
水田の多い農村地帯を快調に飛ばして、南京南駅に到着。
「中華門」駅から「雨花台」へ
本日の南京滞在は7時間弱。
中山陵に行くことは決めてますが、その前に、「中華門」駅で降りて、「雨花台」へ行ってみることにします。
地下鉄のチケットを買うために自販機の前で並んでたら、いきなり公安の職質がはじまりびっくり。
中国人たちは、みんな身分証(マイナンバーカードのようなもの?)を見せてます。
私は、パスポートを出して、なにも問題ありませんでしたが、初めての経験で焦ります。
中華門駅に到着。地下鉄なのに、この駅は地上にありました。
雨花台は、こっちですね。
方角的にあってるかな。
肌寒かった蘇州と違って、こちら南京は、Tシャツ1枚でいいくらいです。
レンタサイクル。
乗り捨ての方法とかわからないので、次に来るときまでには、勉強しておきましょう。
去年の上海のは緑だった気がするけど、街によって色が違うのかな。