2日目の朝。週末弾丸旅行なので、本日はもう帰国する日です。
まだ行ったことがない杭州に足を伸ばすつもりでいますが、まずは、上海観光の王道とも言える豫園を歩くつもりです。
20年前に、会社の研修で上海を訪れた際も、豫園ぐらい行ったと思うんですが、どうも記憶がない。
当時のアルバムを見ても不確か。ならば、外灘から豫園はすぐなので、朝のうちに行ってしまえ、というわけです。
「バロン ビジネスホテル」のバイキング
昨夜は、睡眠不足もあって爆睡。弾丸旅行は、睡眠不足といかにうまく付き合うか、と言っても過言ではないですね。
6:30に目を覚ます快適な朝。7時になってから朝食へ。
開店と同時に入った中国の家族連れたち。すごく大勢でした。朝早く起きて、みんなもどこか行くのかな。
中国の人にとっても、上海は一大観光地なのでしょう。今日は日曜日です。
しかし、メニューはイマイチ。ひたすらパンを食べました。
徒歩で豫園へ
部屋に戻って、すぐに外出。
チェックアウトまでに、豫園を散歩してくるつもりです。
ホテルを出て、南へ歩きます。朝の空気が気持ちいい。春の爽やかな朝です。
これは、レンタサイクルかな。使い方がわからない。
さらに南へ。トータル10分ほど。
豫園に入りつつあります。相変わらず、自転車、バイク、多いですね。
豫園の入り口付近。
左側の建物、上海老飯店は、国家特級レベルの料理人が腕を振るう高級上海料理店。
4月の上海。朝は空気が気持ちいいです。
おっと、この辺で曲がるようです。
朝早く、まだそんなに人はいません。
あれが、豫園の入り口かな?
人がいないと思ったのは錯覚で、すでにいっぱいいます。
時刻は午前8時。開園まであと30分。でも、いっぱい人が来ています。
目の前に見える館は、湖心亭と呼ばれる茶館です。
ここ豫園は、約500年の歴史があるが、アヘン戦争や太平天国の乱で荒れ果て、その後修復されるも、今度は文化大革命でまたまた荒廃。近年、ようやく修復に至ったとのこと。
それにしても、中国って、すさまじい歴史をくぐりぬけてると思います。
九曲橋の上で、開園を待つ人々。
開園まで、あと30分。もう少し周囲を散歩します。
豫園老街も、朝早すぎて、まだ本来の賑わいではありません。
国際ブランドの飲食店もいくつか。
江南様式庭園 豫園の弾丸めぐり
ようやくチケット販売開始。身長が低いと無料になるのは中国流ですか。
入場料は40元。
三穂堂景区
入り口から入ると、すぐに目に留まるのが三穂堂。
京都のお寺を巡ってるようで、物珍しさは特にありませんが、中国人たちと一緒に、ゆっくり散歩します。
私には、芸術を見る目は全くないですが、落ち着いた雰囲気の建物の中を、のんびり散歩するのは好きです。
万花楼景区
ここから万花楼景区みたいです。
どこが、江南様式なのかが、私にはよくわかっていませんが、名園の雰囲気は十分に感じ取れます。
ここは、両宜軒の入り口。
でも、古いといっても400年の歴史。
とすると、日本の法隆寺なんかの1000年以上前の建築物って、すごいんですね。
そろそろ点春堂景区に入ったのかもしれませんが、迷子になりかけています。
あれが快楼でしょうか。
反り上がった屋根が特徴ですね。
湖面すれすれに設けられているのが三曲橋。たしかに3ヶ所で曲がってるわ。
現在9時。10時にはホテルに戻っていたいので、のんびり散歩してましたが、この辺りから、駆け足見物になってしまいました(笑)
小1時間で豫園の瞥見を終え、そして、出口。
さすがに、人が増えてます。
ホテルに戻る前に、モーニングコーヒーといきますか。
スタバらしからぬ出がらしのようなコーヒーでしたが、コーヒーはコーヒー。
歩き回った身体には、これが一番だね。
物々しい警官の警備。
では、お土産屋さんでも冷やかしながら、帰りましょう。
で、買ったお土産。5個で100元でした。
豫園を出ます。
私は、たった1時間の瞥見でしたが、庭園に興味がある方なら、2時間以上いても興味は尽きないんじゃないでしょうか。
そのくらい、様々な様式で彩られた庭園でした。
来た道を一路ホテルへ。
ホテルの前にいたネコ。
この写真を撮って、ホテルの部屋に入った瞬間、猛烈なスコールが。
文字通り、滝のような豪雨でした。