チケット売り場らしき場所を発見。やはり、ここが拙政園のようです。
中国四大庭園の一つ拙政園
90元を払ってチケットを購入。世界遺産なので、それなりに払います。
でも、この観光客の数。1日の売り上げって、どのくらいなんだろう?
とにかく広い拙政園。「~歩き方」には、1時間半を要すとありますが、ゆっくりみて回ったら、ほんとにそのくらいかかりそう。
広さは、5万haとのこと。
中に入ると、やはりすごい観光客。
いきなり現れる奇勝。
順路に従って、時計回りに。
花もいっせいに咲き乱れています。
詳しいいわれなど、予備知識ほとんどなしで来てしまいましたが、美しい庭園です。
蘇州の四大庭園の1つであるだけでなく、中国四大庭園の1つにも数えられるとのこと。
造られたのは明の時代です。
繍綺亭。
沈む太陽を見ながら、あるいは、月を見ながら歓談する場所として、使用されていたとのこと。
これは、倚玉軒。
なんだか、みんな、有難そうに触ったり、お祈りをしていました。
なんの、おまじないなのかは、わからず・・・
あの極端に反り返った屋根が「香洲」だそうです。
船の中をイメージした建物だったようですが、その時は気がつかず・・・
私は、静かに、庭園を見てるほうが好きだなあ。
次から次へと、押し寄せる中国人観光客。今日は土曜日だもんね。
中国にもステンドグラスを使った建物があるんですね。
昨年訪れたイランを思い出します。
見事な松。
とりあえず、駆け足で1周。それでも1時間はかかったでしょうか。
この「天泉亭」が見えたところで、出口となるようです。
東出口から、拙政園を出ました。
蘇州四大庭園の一つ獅子林
時刻は16時近く。
歩き回っているので、なんとか我慢できますが、気温も下がってきています。
次の獅子林を目指しましょう。
獅子林も、世界遺産であり、蘇州四大庭園の1つです。
入り口は簡単に見つかりました。
チケット売り場に向う団体客の渦。
一瞬、恐れをなしましたが、実際は、見物して出てきた人たち。
こちらも世界遺産ですが、拙政園の半分以下の40元でした。
獅子林の歴史は、明代の拙政園よりさらに古く元代の建立です。
拙政園が松に覆われていたのに比べ、こちらの見どころは「石」だそうです。
たしかに、ガイドさんが、石を指してなにやら解説しています。
客間の中にも、由緒ありそうな石が。
さて、どれが、獅子に見えそうな太湖石でしょうか?
団体客が多いので、ガイドさんの解説が交錯しています。
ああ、少しでも中国語が理解できたら(笑)
立派な客間。
竹林もあります。
一つとして同じ形のない太湖石の数々。
獅子林の中もけっこう広いです。
日本人なのに、日本の名だたる庭園を歩いた経験に乏しいです。
日本に帰ったら、日本の庭園も歩いてみたいな、そんな気持ちになりました。
色づいた葉っぱが、紅葉に見えないこともない。
あの水に浮かんだような建物は「問梅閣」だそうです。
ほんとに、石と水と緑の競演だ。
コケの生えた石橋。
これって、紅葉と言われても、見分けがつかないよね。
17時を過ぎて、獅子林もまもなく店じまい。
蘇州四大庭園の一つ獅子林でした。
さて、少し寒いうえに、睡眠不足のみ。やや疲れを覚えます。
ブラブラとホテルまで戻って、本日の散策を幕営としましょう。
5時間の散歩で、3つの世界遺産見物。
なかなか、効果的な散策。
観前街まで戻ってきました。
夜になれば、また違った賑わいを見せるのでしょうか。
明日もあるので、今日は、ホテルに帰って休みます。
「ソウルホテル」のバーで一休み
部屋に帰って、一休みした後、就寝前の行事として、ホテル併設のバーに出向きました。
まずは、タイガービール。
そして、おつまみとワイン。
ほんとは、スコッチでもいきたかったんだけど、けっこう高い。
やっぱり、タイやインドネシア、あるいはベトナムなどのバーとは違って、洋酒は国際価格そのもの。
調子に乗って、ガブガブ飲んでると、大変なことになります。
適当で、切り上げるとします。
でも、この牛肉、やわらかくておいしかった・・・
愛想のいいバーテンに、勘定を払おうとすると、どうも、私の計算の半分くらいの値段。
ホテル宿泊者は、割引が効くんだ(^^)v
にこやかな笑顔の中国人バーテンと握手して別れました。
(もっと、飲めばよかったかな・・・)
さて、明日は南京ですね。早く寝ましょう。