さて、これが、2018年最初の一人旅。今年も、ガンガン一人旅に出たい・・・
私の根底にあるのは、孤独と不安と緊張。
外国を一人で旅してるときの、孤独感や緊張感といったら、たとえようがありません。
そこに「自由」が加わると、大げさなハナシですが「生きててよかった!」となるんですよね(笑)
やっぱり、一人旅はやめられない。
ところで、「自由」という概念からは、ひょっとしたらかなり縁遠い国、中華人民共和国。
昔を知らないので何ともいえませんが、旅人の観点からは、かなり自由度が広まったものと思われます。
観光にビザは不要。
そして、スマホひとつで、航空券から列車のチケットまで、あっけないほど簡単に手配できる。
なので、タイの家族旅行から帰ってきたばっかりですが、正月明け3連休に有給休暇を1日くっつけて、4日間の弾丸一人旅を敢行することにしました。
中国は今度で5回目。(香港、マカオを含めれば7回目)
中国共産党がどうのこうの、漢民族がどうのこうの、は、私には関係ありません。
雄大な自然に、数千年の歴史を刻み込んだ、遥かなる中国大陸。
何度でも旅したい国。
本来なら、数週間、永遠なる中国の大地を歩きたいところですが、例によって、たった4日間の弾丸紀行となります。
3泊4日 蘭州 弾丸観光スケジュール
日付 | 午前 | 午後 | 宿泊地 |
---|---|---|---|
1/5(金) | 羽田7:10 ⇒ 北京9:55 |
北京12:15 ⇒ 西安14:30 乾陵観光 |
西安 |
1/6(土) |
西安5:32 ⇒ 蘭州12:40(列車) |
蘭州観光 |
蘭州 |
1/7(日) |
炳霊寺石窟見学 |
炳霊寺石窟見学 |
蘭州 |
1/8(月) |
蘭州7:20 ⇒ 西安8:30 |
西安12:25 ⇒ 上海14:35 上海17:20 ⇒ 成田21:00 |
フライトスケジュール
航空会社 | 便名 | フライト | 乗り継ぎ時間 | |
---|---|---|---|---|
往き |
中国国際航空 |
CA422 |
羽田7:10 ⇒ 北京9:55 |
2時間20分 |
中国国際航空 |
CA1223 |
北京12:15 ⇒ 西安14:30 |
||
帰り |
中国東方航空 |
MU2325 |
蘭州7:20 ⇒ 西安8:30 |
3時間55分 |
中国国際航空 |
CA1215 |
西安12:25 ⇒ 上海14:35 |
2時間45分 | |
中国国際航空 |
CA157 |
上海17:20 ⇒ 成田21:00 |
エアチャイナの西安往復32,000円(サーチャージ込み)という破格のチケットが手に入ったのが旅の動機。なので移動ばっかり。
というより、観光はほとんど蘭州のみといったほうがいいかな、西安は日中は3時間ほどしか滞在しません。
旅の目的は、
- 則天武后のお墓、乾陵の見学。
- 中国列車の旅。西安⇒蘭州のシルクロードを列車の車窓から見学。
- 黄河の流れる蘭州の街を見学。そして、蘭州ラーメンの賞味。
- 世界遺産、炳霊寺石窟の見学。
ちなみに、西安・蘭州の位置はこの辺です。
たった4日間の旅ですが、かなり欲張っています。
したがって、航空券代は3万円台と安価であったものの、乾陵の車チャーターや、炳霊寺石窟のモーターボートチャーターなどがかさみ、2018年最初の旅は、とてもハイコストな弾丸紀行となってしまいました(>_<)
中国国際航空で冬の中国へ
さて、常夏のタイから帰って2日しかたっていませんが、厳冬の中国西域に向って出発。
羽田7:10のエアチャイナに乗るために、空港近くのホテル「羽田イン」に前泊です。
このホテルには、2年前、やはり中国・北京に行ったときに泊まりましたが、空港送迎が4時からあるのに加え、そんな時間から朝食がとれるのが魅力。
向こうに渡ったら、口にできないであろう納豆を2パックいただいて、ご機嫌な朝食です。
そしてバスで送迎してもらい、国際線ターミナルに着いたのが午前4時20分。
さすがの羽田空港も、この時間はひっそり。
でも、数人の中国人が、大量の荷物を抱えて、カウンターに並んでいました。
2年ぶりの中国国際航空。エアチャイナです。
ちなみに、オンラインチェックインを済ませていません。
昨夜、試みたんだけど、できなかったんだよね??
でも、エクスペディアで予約した際の通りのシートをゲット。仕組みがよくわかりません。
ところで、荷物を預けると、トランジットの北京で荷物を受け取ってくださいね、と念を押される。
チケットは、北京乗継で西安まで。しかし、荷物はダイレクトに行かないらしい。
イミグレーションも北京でやるの?と聞くと、その通りとのこと。
うわ! これって、1年前にアルゼンチンに行ったときに、ロサンゼルスで乗り遅れたときと同じパターンだ・・・
つまり、最初の寄港地で、乗客や荷物をすべて清算しなおす仕組みらしい。
ロサンゼルスでの苦い思い出がぱぁーッとよみがえり、思わず、荷物を預けずに機内持ち込みにしようと思いましたが、バッグの中にはワインが入ってる。
没収されるのも悔しいので、そのまま、預けました。
北京での乗り継ぎは2時間20分。まあ、大丈夫だろうけど、ちょっと心配・・
午前5時台の閑散とした羽田空港。
イスタンブールのアタチュルク国際空港や、ドーハのハマド国際空港は、時間に関係なく大賑わいですが、さびしい限り。
夜明け直後の羽田空港。
定刻にフライトです。
いよいよ、2018年、最初の一人旅の始まり(^^)v
拡張予定のTDL上空を通過。
どうやって、拡張するんだろう?? 海や川を埋め立てるのかな・・
機内食が配られます。
2018年、最初の機内食。おいしくいただきました。
3時間前にも、ホテルで食べてるんだけどね(笑)
北京首都国際空港のトランスファー
日本の上空は、ずっと雲でしたが、北京上空は青空が広がってました。
そういえば、けっこう中国には来ているものの、PM2.5なんて、一度も見たことない。
さて、乗り換え客は、どういう動線になるんでしょうか?
とりあえず、バゲージクレイムとトランスファーが同じ方向なので、一安心。
なるほど、いきなりイミグレがありました。
これって、一般的なスタイルなのかな。
考えてみれば、北京とか上海のハブ空港でしっかりチェックしてしまえば、その後、中国国内のどんな街に行こうとも、そこでイミグレが発生することはない。
ひょっとして、合理的な考え方なんだろうか・・・
とりあえず、この程度の行列なら大丈夫だろうと、一安心です。
そして、イミグレが終わると、バゲージクレイムかと思いきや、ピープルムーバーに乗せられます。
なるほど、コレに乗るんですね。
Cまで行っちゃっていいんだよな?? まだ、迷ってます(笑)
案ずることもなく、荷物はしっかり受け取れました。
そして、今度は国内線のチェックインカウンターに、羽田で発見してくれたチケットを見せると、ここで荷物を再び預けなおし、チケットにC29と書き込んでくれました。
とりあえず、すべて無事に事が運び、よかったよかった。
中国国際航空のファーストクラスラウンジ
ボーディング開始まで30分ほどあります。
プライオリティパスのラウンジにでも、行ってみますか。
エアチャイナのファーストクラス、およびビジネスクラスラウンジを、プライオリティパスホルダーは使えるようです。
ここですね。
念のため、C29までは徒歩何分?と聞くと、5分とのこと。
ボーディングまでたっぷり居られそうです。
豊富なフードコーナー。
さすが、北京空港のラウンジ。
お腹一杯なので、眺めるだけですが、とても優雅な気分。
もちろん、シャワールームもありました。
春巻きや餃子。お饅頭などもいっぱい。
それにしても、年会費1万円そこそこの楽天プレミアムカードの保有だけで、こんな贅沢していいんだろうか。
眺めているうちに食べたくなり、アップルジュースとサンドイッチをご馳走になります。
時は2018年1月5日。
この北京首都国際空港のラウンジから、2018年の旅のはじまりです。