長年の夢の一つであった、万里の長城の登頂を終えて、余韻に浸ります。
青い空に吸い込まれそうな万里の長城でした。
とても寒かったけど、冬だから、こんな素晴らしい空に恵まれたんでしょう。
万里の長城ふもとのおみやげ屋さん
来るときは気づきませんでしたが(というより開いてなかった?)、バスターミナルから長城入り口まで、露店の並ぶ地下道があったようです。
食べ物屋さんもずらりと並んでいます。
バスで北京西駅へ
お店を冷やかしているうちに、バスの時間が来ました。帰りのバスは12時から運転されるんですね。
暖かいバスに乗り込むうち、朝早かったのと、適度な運動が重なって、睡魔に襲われました。
今度は窓際に座ることができ、車窓を楽しむつもりでしたが、暖房のよく効いた車内で気持ちよく居眠りです。
そして、バスは早朝に乗った徳勝門に着きました。
時刻は14時。もう1か所ぐらい観光できそうですが、その前に、北京西駅に行って、今夜の列車のチケットを手に入れておきましょう。
今夜の列車は、北京西駅を夜出て、翌々日の朝に成都に着くという、日本では考えられない長距離列車。
その昔、中国の列車の切符は確保が大変だったらしいですが、今はtrip.comというサイトで、簡単に取ることができます。
しかし、今回は初めてだったので、出発直前に駅でウロウロしても焦るだけなので、昼のうちにGETしておこうという作戦です。
チケット確保の様子はこちら
世界遺産 頤和園の散歩
列車のチケットが確保できたので、夜までの5時間ほど、頤和園という北京最大の庭園で過ごすことにしました。
頤和園は、北京西駅から、西苑という駅まで、地下鉄4号線に乗り換えて40分ほどです。
ちなみに、中国の地下鉄は、ホームに入る際に、必ず手荷物検査があります。旅行者としては安心ですが、ラッシュ時などは、どんな風にさばいているのでしょうか。
電車の中では、みんなスマホをいじってます。
西苑という駅から、10分ほどてくてく歩くと、こんな通りに出ます。
頤和園の入り口です。
1998年にユネスコの世界遺産に登録されています。
入場料は20元でした。
入るとすぐに、仏香閣が見えました。西太后は、1年のうち3分の2をここで過ごしたとのことです。
湖面は凍ってますね。
すごい こんなの初めて見ました!(^^)!
水に浸した筆で、石畳の上に書道教室ですか? しれにしても、すごい達筆です。
なんか湖の上で動いているものが見えます。
と、思ったら人でした。そんなに氷厚いんですか??
中国人たちが無邪気に遊んでいます。何はともあれ、平和な光景はいいです。
陽も傾いてきました。
中国庭園の最大の橋 十七孔橋
十七孔橋だそうです。
長さ150m、幅8m、橋の下に17のアーチがあるので、十七孔橋と呼ばれています。
これは、反対側から。
すると、とんでもないことをする奴が現れました。
そこは立ち入り禁止って書いてあるよ(笑)。まったく。
日本でもこんな事する奴いるかなあ。割れたらどうすんだって考えないんだろうか。
周りの人々も別に驚いてないですね。
こっち側は、ちゃんと安全な場所だよね。
いくら、十七孔橋のシルエットが美しいからって、落ちるなよ(笑)
それにしても、美しい空だった。
まもなく陽が沈みます。それにしても、いい天気だった。PM2.5なんてどこにいるの?
わずか2時間の滞在でしたけど、思い出に残った頤和園でした。
北京弾丸観光は、午前中の万里の長城と、午後の頤和園で終了です。
2つとも、空気が澄んでいたおかげで、見ごたえがありました。
さて、これから、北京西駅まで戻って、夜行列車で西安に移動です。
西苑駅近くのラーメン屋さんで腹ごしらえです。
日本のチェーン店でした(笑)。どおりで、味が日本風だと思いました。ビールもアサヒがでてきます。
身体も温まったところで、駅に向かいましょう。