【旧満州旅行記 #8】ハルビン 氷結した松花江を徒歩横断

氷点下20℃の寒気の中で、当然のように凍る松花江。

その上で、ハルビン市民が氷上遊戯を楽しんでます。

真冬の北海道もこんな感じなのかな。

氷結した松花江は市民の憩いの場

クリスマスイブですからね。市民の気分も盛り上がってるんでしょう。

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氷の厚さは1mとのこと。何が乗っかったって、ビクともしません。

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私も、氷の上に降りてみました。おお、滑る滑る。

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中国人の皆さん、楽しんでますね。
共産党独裁でも、市民が楽しめりゃ、いいのかな。

向こうに見える橋は、ハイラルや満州里、はてはシベリア鉄道へと至る松花江特大橋です。

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帽子や耳覆いを売っていますが、ほぼ、みんな着用してきてるので、売れるんだか・・

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太陽も昇りきって、少しは暖かくなりました。
まだ氷点下15度ですが、風もないので我慢できます。

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ハルビンへの旅行者は冬の方が多いと聞いていましたが、本当のようです。

松花江の対岸に城が見えます。渡ってみますか。

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ロープウェイで松花江対岸へ

これがロープウェイ乗り場。なかなかオシャレです。

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往復で80元でした。

片道料金もありましたが、片道だけ使うってどんな人、とその時は思いました。

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改札係もサンタクロース。

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いよいよ、出発。

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結構な高さです。

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川岸からは見えなかったですが、歩いて川を渡ってる人がいます。
だから、片道料金の設定があるのか・・・

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ロープウエィの中。6人で満員。当然、日本人は私だけ。

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うわっ、真ん中あたりに来ると、いかにも川が凍ったって感じですね。川の流れがそのまま凍りついています。

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所要数分で、対岸へ。

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対岸側にも、子供の遊ぶエリアが充実のようです。

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向こう岸に帰っていくロープウエィ。

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松花江の徒歩横断に挑戦

向こう岸を眺めているうちに、私も歩いて帰ろうと思いました。

片道分の40元を無駄にしますが、こんなに広い凍った川を渡るなんて、なかなか経験できません。

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すべらないように気を付けながら、川面へ。

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ちょっと怖いですが、みんなと同じように歩けば大丈夫でしょう。

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太陽が出てきました。

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出発点の城があそこに。もう引き返せません。

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ところどころ、割れ目があったりするのが怖い・・

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もう、ほぼ川の中央です。

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波打った氷がきれいだな。

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ほんと割れないよね。落ちたら凍死だろうな・・

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ハルビンは大都会です。

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すっかり太陽が顔を出しました。

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温まって融けないよね。そんなことばっかり考えます。

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たしかに氷の厚さは1mぐらいはありそうです。

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また、足の先がじんじん痛くなってきました。

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無事に渡り終えましたが、足が痛い(笑)
寒さと、滑らないように、余計なとこに力が入ったので、足首から脛にかけて筋肉痛。

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いったんホテルで休憩しようと思いますが、その前に聖ソフィア大聖堂に行ってみましょう。

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相変わらずの記念撮影。

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氷職人と言うんでしょうか。

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相変わらず、アイスを食べる人。素直にすごい!

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大聖堂へ行く途中の歩道橋。

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寒くても雪の量は少ないんだろうな。クルマがふつーに走ってます。

でも、この寒さが、日本海を渡ってきて、我が国にドカ雪を降らすんですね。

Yahooでニュースを見たら、札幌とか何十年ぶりかの大雪で、空港も鉄道も全部閉鎖ってニュースが流れてました。

ふと思い出します。
私が中学3年卒業の春、北海道へ行ったら、何十年ぶりかで、流氷が襟裳岬に届いたって騒いでたなあ・・

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ハルビン隋一の欧風建築 聖ソフィア大聖堂

おっ、見えてきました。聖ソフィア大聖堂です。

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1907年、つまり今から110年前に、帝政ロシア兵士の従軍用教会として建てられたそうです。

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これがあるから、ハルビンは、当方のモスクワとか呼ばれるんですね。

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15元払って、中にも入ってみました。

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こうしてみてると、「満州」って、中国あるいはロシアのものであって、少なくとも日本のものではないな。

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満州は「日本の生命線」と叫んでいたのは、関東軍だけってことでしょう。

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ハルビンの日暮れは早く、16時には暗くなります。

まだ日は出ていますが、再び寒さも強まってきました。

一度ホテルに戻って、身体を暖めましょう。

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ホテルに戻って、日本から持参のコーヒーで暖をとります。この心地よさ!

夜まで休憩するとこなかったら、大変なことになっていたでしょう。

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さて、一息ついたら、クリスマスイブのハルビンの街に繰り出しますか。