西安観光の目玉 秦始皇帝陵博物院 迫力の兵馬俑【北京&西安旅行記 #8】

西安観光2日目。

今日は、始皇帝の兵馬俑博物館に行ってみます。

この秦始皇帝陵博物院は西安観光の目玉で、西安最大の見どころといっても大げさではありません。なので、常時観光客でごったがえすそうです。

比較的すいているのが、オープン直後の早朝ということで、開館時刻を調べると、冬季の今でも8時半には開くらしい。

秦始皇帝陵博物院は、西安の郊外にあり、バスで1時間ほど。

そのバスは、西安駅のすぐ脇にあるバス乗り場から出るらしいので、西安駅には朝7時までには行っていようと思いました。

そのつもりで、6時に目を覚まして、朝食のバイキングを食べて、チェックアウトして、ホテルの外に出ると寒い!

マイナス6度ですか(笑)
八達嶺長城で買った手袋は、まだまだ役に立ちそうです。

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西安駅バスターミナルよりバスで秦始皇帝陵博物院へ

まだ暗い西安駅までタクシーで移動して、駅舎に向かって右よりのバスターミナルに行くと、行先に「兵馬」という文字のあるバスはすぐ見つかりました。

そして、夜明け前でまだ暗い西安郊外を走ること1時間。

温かい暖房でウトウトするころ、秦始皇帝陵博物院に到着です。

昨夜は、どうやって行けばいいんだろうと心配でしたが、案外簡単に博物館の前に来れました。

そして、チケットを買って中に入ります。

120元もしますが、世界遺産ですからね。

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いきなり現れた、始皇帝の像。

ちょうど夜が明けたところです。

今日も、霧につつまれた1日になりそうです。

さすがに人が少ない。早起きは三文の徳です。

早起きといっても、6時起きだから、そんなに早くないんです(笑)

ただ、西安の夜明けが遅いだけ。

 

入り口から、博物館までが意外に遠い。

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ようやく博物館の入り口です。

 

2,000体の兵士のお出迎え!

中は1号抗、2号抗とか分かれていますが、いきなりのこの迫力!

こちらは1号抗。東西230m、南北62mの地下坑道に、2,000体の兵士俑が並んでいます。

いや、これは、すごいとは聞いていたけど、壮観です。

最初に掘り当てたのは農民だそうですが、さぞびっくりしたことでしょう。

たとえるなら、志賀島の金印や、吉野ケ里遺跡といったところでしょうか。

顔が全員違いますね。

兵士たちの声が聞こえてきそうです。

それにしても、秦の時代ですから紀元前ですよ。そんな時代の遺跡が、よくこんな状態で残っていたものです。

造った当時の人も、発掘する作業に携わった人たちも、大変だったでしょう。

馬もいます。

ただただ感心するばかり。やっぱり、始皇帝とは偉大な指導者だったんですね。

人を動かす力がないと、こんなものは造れません。

観光客がほぼいないので、じっくり観察できます。

兵士は平均身長178cmと等身大なんですね。

あの青いシールはなんでしょう?

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いやあ、すごかった。

秦の時代の始皇帝の偉大さを思い知りました。

現代に戻って、ブラックコーヒーでも飲もうかと思ったら、マックは11時からでした。

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楊貴妃が温泉浴した華清池

さて、兵馬俑は十分鑑賞できたので、西安の市街に戻ります。

が、バスを途中下車して、華清池に寄ります。

楊貴妃は、この温泉で、美しい肌を磨いたとのことです。

始皇帝だの楊貴妃だの、やっぱり中国の歴史スケールは大きい。

古都西安なんだから当然ですね。

周りを散策しただけで、中に入るのは割愛しました。兵馬俑で歩き疲れちゃったかな。

では、楊貴妃にさようなら。

西安駅行きのバスに乗って、眠りこけます。朝早かったからね。