イランという国に対する日本人の印象はどうでしょうか?
核開発を引き合いに欧米から経済制裁をされてることなどから、ひょっとすると「コワイ国」と思われてる方も多いのではないでしょうか。
私がイランを旅したのは2017年の3月。
たった3泊6日の弾丸トラベルだったので、くわしいところまではわかりません。
でも、政治レベルの話はとりあえずおくとして、イランの市民の方々は、基本的に親日です。
私が訪問したときも大変親切にしていただきました。テヘランでも、
イスファハーンでも、友好的に握手を求められ、
これは、シラーズのおばさんと孫? おばさん曰く「日本大好き!どうしても撮って欲しい」
バスを寝過ごした時も、親切にゲート一つ一つにイスファハーン行きのバスが通らなかったか調べてくれてる運転手さん。忘れられない思い出です。
ちなみに詐欺にも合わなかったです(^^)
前置きはそのくらいにしますが、そんなイランの料理、すなわち「ペルシャ料理」の店が千葉県佐倉にあることを聞きつけ行ってみました。
ペルシャ料理のレストランSADAF
公共交通機関で行くには、JR総武本線の物井駅か佐倉駅から、京成電鉄ならユーカリが丘駅から、それぞれバスが出ているようです。
東京湾岸エリアに住んでいる私は、東関道を使って安直にクルマで行ってしまいました。
クルマで行くと、この看板が通りの奥にあるので、少々見つけづらいかも。
そして、そこを左に折れて少し行くと、こんな立派な建物が出迎えてくれます。
敷地に入ると、うわ、これは完全にイランの庭園じゃないですか。
シラーズやイスファハーンの町を思い出すなあ・・
レストランの中は照明の多いイランの雰囲気そのもの。
いやあ、知らなかったなあ。佐倉にこんなお店があったなんて。
店員さんもみんなペルシャ人? お客さんもペルシャ系の人が多い印象。
でも、そのペルシャ人スタッフは、見事な日本語を話します。
このあたりにリトル・ペルシャみたいなエリアがあるんだろうか。
豊富なペルシャ料理のメニュー
すごくメニューが豊富です。ペルシャ自慢のピラフから、
十八番のケバブ。
サイドメニューも色とりどり。
ランチバイキングというのもあるようでした。
ボリュームたっぷりの「ルビアポロ」と「サーモンソティ」
さて、私がオーダーした「ルビアポロ」と「サーモンソティ」が運ばれてきました。
メニューではわからなかった大きさが、目に飛び込んできてびっくり!
こりゃ量多すぎですよ(笑)
でも、久しぶりのラム肉美味しそう。
そして、この酸っぱさ! これは間違いなくイランの味。
サーモンソティも、ほとんどステーキ並みの大きさ。
ポロもソティも、両方とも1,300円。値段から大きさを推理すべきであったかw
トマトも、
ピクルスも光ってます。ほんとに美味しそう(^^)
こんな新鮮で切り身の厚いサーモン。どこ産なんだろう?
スープもまた見事です。
必死に食べ続けてのですが、残念無念・・・ポロの1/3ほどを残すはめに。
さすがに、食べきれなかった。
スタッフの皆さん、申し訳ありません。
ペルシャ料理の材料も売っています
店の中には、なんとペルシャ料理の材料のショップもありました。
これ輸入してるんだろうね。円安大丈夫だろうか。
政府よ、もっと介入してあげてください(^^)
香辛料だけでも仕入れれば、手軽に自宅でペルシャ風料理ができそうですね。
スタッフの方に了解をもらって、撮らせてもらいました。
お酒の飲める、不思議なペルシャ料理屋さん。さすが郷に入らば、ですね。
お手洗いまでイランの雰囲気満点でした。
再訪:巨大な「チェンジェカバブ」
再訪と書きましたが、実はこれが「SADAF」さんとの最初の出会い。
仕事で佐倉方面に出張があり、同僚のすすめでランチにこの店に入りました。
同僚は、私が旅好きであることを知っていて、海外に旅立てない今、私が異国料理を欲してるのではないかと事前に調査したという、涙の出るような気づかいの良さ!
その素晴らしき同僚とともに、オーダーしたのがケバブ。
私のが「チェンジェケバブ」2,500円。同僚のは「クビデケバブ」1,500円。
「クビデケバブ」は、イランの標準的な料理です。
イランに行ったとき、ホテルで出てきました↓
しかし、「チェンジェケバブ」デカすぎる。
ナンも、こんなに大きいのが出てくるとは思わなかった。
でも、この焼けた色が見事。
酸っぱいスパイスがきいていて、ほんとに美味しいです。
美味しいけど、お腹いっぱいになってきたぞ・・・
無念・・・2切れ残してギブアップです。ほんとに残念無念。
ナンとサラダバーはすべていただきましたので、「SADAF」さん、許してくださいw
テイクアウトもできるようです。
素敵なペルシャ料理店「SADAF」でした。
お店のHPを拝見すると、やはりこの感染症規制で、大変な時期もあったようです。
願わくば、もう少し円高になって、もっと認知度が上がるといいですね。
佐倉方面に来ることがあったら、またリピートします(^^)

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