【カナリア諸島】5日目(その2) モスクワ・シェレメツボ ⇒ シベリア上空の帰国フライト

モスクワ・シェレメツボ国際空港。

ここで、乗り継ぎに成功するか失敗するかは、天と地ほど違う。

成功すれば、ふつうに楽しかったカナリア諸島の旅。失敗すれば、年初の仕事開きの日に、会社を休むという事態に・・・

モスクワ・シェレメツボ国際空港 吹雪の中の際どい乗継ぎ

同じような客、いないのかな。
動揺しているのは私だけのような気がして、にわかに湧き上がる疎外感・・・

そして、アタマの中ぐるぐる状態のまま、1時間遅れで吹雪のモスクワ・シェレメツボ国際空港に到着。

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さあて、どうなるんだろう・・・
完全にまな板のコイ、なので、かえって、気持ちは落ち着いています。

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機体の外に出ると、寒い。マイナス5度だそうです。

現在19時40分。東京行きのフライトまであと15分。

定時運行なら、もう乗れません。だんだん、達観してきました(笑)

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往きにも利用した空港なので、トランジットは勝手がわかっています。

一縷の望みにかけて、セキュリティポイントまで全力で走り、ボードを見ると成田行きは35分延発で20:30発に変更とある。

奇跡に思えた瞬間でした(^^)v

 

よかった、やっぱり、それなりに乗り継ぎ客がいたんでしょう。

でも、まだ油断できません。フライトが伸びたとはいっても、あと45分。
そして、この行列です。神経疲れるわ・・・

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なんとか、そのセキュリティも突破して、ゲート前まで走ると、今まさにボーディング開始。

ここで、ようやく、肩の力が抜けました。もう、大丈夫でしょう。これで、日本に帰れる・・・

 

そういえば、14年前に、赤の広場前のホテルから、シェレメツボ国際空港を目指したときも、遅れそうになって、ハイヤーの中で、ヤキモキしてたなあ。
そんなことを、思い出します。

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もう、何も心配はいりません。
これに乗れば、日本に帰れます。そして、4日から出勤できます。

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それにしても、雪の中作業するスタッフたち、大変ですね。

気持ちが落ち着いてるから、そんな気分になるんでしょうけど(笑)

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「羽についた雪を溶かしますので、しばらくお待ちください。」というアナウンスがありました。
こんな光景も、はじめて見ました。

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機体全体に融雪剤でもかけたのかな、窓もこの通り。

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1月3日に日本に着く便です。
満席かな、と思ったけど、そうでもない。

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アエロフロート航空 雪に煙るモスクワ上空へ

フライトです。

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吹雪のモスクワを見下ろします。

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来たときと同じように、シベリア上空を長駆日本までひとっ飛び。
しかも、14年前に、はじめて海外一人旅をしたときに乗ったフライトと同じです。

感傷的になります。

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飛び上がるとすぐに夕食。チキンです。

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しかし、最後の最後で、疲れたな・・・ なんてことを考えてるうちに爆睡です。

楽しかった旅も、体を疲れさせてはいたようです。

東に向う飛行機の夜は短いけど、ほんとに、ぐっすり眠りました。

 

そして、シベリア上空で夜が明けます。

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凍りつくシベリア上空からの景色

おお・・凍りつく世界。

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無人のシベリア上空を、ひたすら東に向かいます。

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北極海に注ぐ、凍りついた川。

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飲み物を配りにきました。
アエロフロートのCAは、美しく、とても親切でした。

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モーニングコーヒーを飲みながら、見下ろすシベリアの大地。

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2019年もはじまったばっかり。
今年は、どんなことが起こるのか、ふと、そんなことを考えます。

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この旅で最後の機内食はおかゆでした。

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ユーラシア大陸の果てまで来たようです。

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おそらく、猪苗代湖でしょう。
同じ大地でも、日本は日本ぽく見えるのが不思議。

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無事に着きそうですね。

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犬吠崎を臨みます。
西の果てから、東の果てまで帰ってきました。

久しぶりに、遠いところにいったなあ・・

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銚子上空をぐるっと回って、成田空港へ。

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そして着陸です。
14年前の、あの寸分の感触もないランディングは、もう味わえないかな。

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無事に旅を終えました。今回お世話になったアエロフロート航空の機体。

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成田空港 まさかのロストバゲージ

遠いところに行ったな、行きたいところに行ったな、やっぱり旅はいいもんだ、と旅の余韻に浸りながら、ボーッとターンテーブルを見つめていました。

まさか、自分の荷物が積まれていないなんて、夢にも思わず・・・

 

なんか、ターンテーブルをぐるぐる何週もしてる、いっぱい名前が書かれた紙が貼られたスーツケースがあるな、とは思っていました。

団体客の荷物なんか、こんなふうに扱うんだろうと、目にも留めず・・

ところが、何気なく、その名前を見ると、なんと、自分の名前が書いてあるじゃありませんか。

そしてそこには、
「恐れ入りますが、こちらの方々は、アエロフロート航空地上係員にお声をおかけください。」とある。

 

こういうの、ロストバゲージって、言うんだろうか・・・ 初めて経験した・・・

書かれたとおりに、手荷物カウンターに行くと、すでに並んでいる同志たち。

30人近く、名前が書かれていただろうか。

長距離フライトで、搭乗者たちは疲れきっています。当然、不機嫌な表情。

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私自身は、なんか、これが現実のことと思えず、幽体離脱状態。旅を終えたときは、いつもそう。

モスクワで、私自身が乗り遅れなくて、それだけでほっとしていたので、なんか冷静でした(笑)

 

カウンターで、アエロフロートのグランドスタッフが、私の記入済みの税関申告書から別送便申告書に手際よく転記しています。

どうも、モスクワで積みかえるときに、乗せ忘れてしまったらしい。

私「こういうのって、よくあるんですか?」

係「よくあるんです。申し訳ありません。ペコリ。」

よくあることなんだ・・・

 

宅急便で、あさって自宅に届くことを確認して、そこを離れました。

自宅へ向う、総武線快速の中で揺られるうち、「これ、往きだったら、大変なことになってたな。」と、あらためて幸運だったことを再認識。

よくあることなんであれば、これからのフライト、預け荷物は考えなくてはいけないかもしれませんね。

 

帰国便だったのが不幸中の幸いで、困ったのは、カメラのバッテリーチャージャー、これがなくて帰国して2日間、パソコンに写真を取り込めませんでした。

 

そして、娘たちへのお土産。

娘たちは、ロストバゲージを楽しいイベントのように聞いてくれます。

 

2日遅れで届いたお土産の一つが、このサボテン。

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花が咲かないかなと、毎日見るだけで、カナリア諸島テネリフェ島のことを思い出します。

 

※最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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