絶景のプリア・ヴィヘアにさようなら。
今回のツアー、次の目的地は、コー・ケーです。
カンボジア・タイ国境付近の風景
シェムリアップに向って、少し戻る感じ。その前に、ランチかな？ もう13時です。
プリア・ヴィヘアは、れっきとしたヒンズー教寺院。
観光できている人も、しっかりと参拝して帰ります。
来た参道を戻ります。
来るときは気づかなかった沐浴池。
ほんとに子供の姿が多い、カンボジア人の家族連れ。
一休み中の警備員？
また目に留まった、タイの国境監視小屋。
あの緑色の服は景観だよね。
地元の住民と何を話しこんでるんだろう？？
ほんとに、子供の姿をどこでも見かけます。
ピアスまでしてるし。
駐車場まで戻ってきました。また4WDに乗り込みます。
頂上付近は、こんなでこぼこ道。
たしかに耐久性のあるサスペンションとボディじゃないと、すぐ痛むかも。
すでに13時を過ぎてますが、これから登っていく人たちもいます。
でも、中継点まで下ってくると、さすがに人並みも峠を越えて、がらんとしていました。
来たときのワゴン車に乗り換えて、まずはランチのようです。
歩き回ったし、さすがにお腹すきました。
カンボジア料理のランチ
カンボジア料理のレストラン。
レストランというより、大衆食堂みたいな感じ。
街道沿いの大衆食堂です。
お店の中はこんな感じ。
メニューを見てもまったくわからず。
でも、心配要らず、コース料理です。
カンボジア料理は料理だけど、ガイドさん曰く、日本風にアレンジしているとのこと。
これは、海苔のスープ。おいしそうな香り・・・
野菜炒めやチキンなど、たしかに日本風。
現地のものをそのまま出すと、お腹を壊すツアー客が出るから、とガイドさんは言ってました。
でも、おいしいです。日本風カンボジア料理。
海苔のスープなんて、何杯もおかわりしちゃいました。
一行も腹ペコなんでしょう。黙々と食べてます。
腹ごなしに目の前の街道を散歩。
オシャレな子供用の洋服が並んでますが、子供が多いこの国なら、うなずけます。
コー・ケーの遺跡群
さて、お腹一杯になって、一行と一緒になって居眠りするうち、コー・ケーに到着しました。
ここでも、子供の姿が。
コー・ケーは、実は村を含んだ遺跡群。
今回は、ツアーなので、時間もなく、プランと呼ばれるピラミッド型の寺院だけ見学します。
プランは森の奥にあります。
崩れかけた遺跡をかきわけて進みます。
しかし、あまり、外れには行ってはいけないらしい。
地雷の危険があるとのこと。
こんなとこにも地雷を埋めまくったポルポト派ですか・・・
このあたりは、プランに向かう途中、プラサット・トムの中。
子供が迷路を楽しむように散策しています。
地雷のこととか、知っているのかな。
今から、40年ほど前、この地で、悲惨極まりない内戦があったことなど、微塵も感じさせない幸福な風景。
コー・ケー 7段ピラミッドの登頂
そして、出ました。高さ35m、7段ピラミッドのプラン。
921年から941年のあいだは都だったというのにふさわしいスケールです。
一行は、これ、登れるかな、といった表情。
ガイドさんも、そこを見透かし、「上に上がっても、何もないです。景色が広がるだけです。」とアドバイス。
私は、もちろん行きます。
正面の石段を登るのかと思いきや、脇に階段が設置されていました。しかし、かなりの急階段です。
時々立ち止まっては、カンボジアの大地を鑑賞。
同じように大地を眺めるカンボジア人。
この中で、この一体には地雷が埋まってるんだよな・・・ なんて、感慨にふけっている人はどのくらいいるんだろうか？
カンボジアでは常識？ それとも、みんな知らない？
（ガイドさんに聞いておけばよかった・・・）
なんか、地球が丸く見えます。
しかし、我ながら、高いところが好きだよな（笑）
下を見ると、さすがに35m。高い。
あの土地のカタチは、プリア・ヴィヘアでも見たような気がする。
すると、あちらが北で、タイ国境方面になるのかな。
積み上げられた石には、プリア・ヴィヘアのように、運ぶとき用の穴があいてます。
カンボジア人に撮ってもらいました。
こちらが来たときの道。ほんとにジャングルに覆われた遺跡なんですね。
それを見下ろす子供。
ここの滞在時間は45分。大急ぎで降りてきました。
では、ピラミッドにお別れ。
これは、レンガでできてるのかな。
あと何十年もすると、自然に回帰しちゃいそうです。
入り口に戻ってきました。
よくみれば、葉やコケが巻きついた立派な塔門です。
お土産屋さん。
今日はカンボジアの祝日。子供にお土産を買ってあげる家族も多いでしょう。
そして、ワゴン車を待ちます。
駆け足のコー・ケー遺跡群でした。一行の表情にも疲れが・・
次は、森の中の巨大寺院ベン・メリアです。
