5時半に起床。
昨日の強行軍の疲れが残っている身体ですが、今日は楽しみな日程。
ツアーに参加して、タイ国境近くのプリア・ヴィヘアをはじめとして、ベン・メリア、コー・ケーといった郊外の遺跡を回ってきます。
特にプリア・ヴィヘアは、2008年に世界遺産として登録された山岳寺院で、山頂から見下ろす景色は雄大。
「地球の歩き方」の写真を見て、いっぺんに行きたくなりました。
タイとの国境で、長年紛争が絶えなかった緊迫したエリアというのも楽しみ。
(もちろん、ここでいう「楽しみ」とは、そういった緊張関係にあるエリアに、安全にアプローチできるという意味です。)
とにかく、ピックアップ時間は6:20。ホテルの朝食は6時から。
それで、5時半に起床。6時のオープンと同時に、オムレツをオーダーです。
旅先での朝食は、なんておいしいんだろう(^^)v

シェムリアップ郊外のオプショナルツアー出発
ところで、このツアーのお値段は128ドル。
250キロも離れたプリア・ヴィヘアを往復し、他に2箇所の遺跡にも立ち寄り、ランチと夕食がついて、ガイドもいることを考えると、安いと思いますね。
私は、インターネットで前もって申し込みたかったので、オプショナルツアーのWEBサイトで有名な「ベルトラ」で申し込みましたが、ホテルや観光案内所でもツアーは組んでくれるようです。
その場合、もう少し安くなるとは思いますね。

ちなみに、明日は帰国になりますが、バスでプノンペンに行って、プノンペンから帰国する予定です。
食べ終わって、身支度して、もう一杯コーヒー飲んで、ロビーで待っていると、6時20分きっかりに、ワゴン車が迎えに来ました。
なんと、日本語が話せるガイドさんでした。

それよりも驚いたのは、本日のこのツアー参加者、全員日本人だということ。
その参加者を、ホテルを回って拾っていきます。

参加者の中で、1人旅は私だけ。
妙な疎外感がありますが、慣れてます。

シェムリアップ郊外 快適なドライブ
ワゴン車は、シェムリアップの町を郊外に向けて走ります。
ガイドさんから、本日の行程の説明がありました。
まず、プリア・ヴィヘアに向います、とのこと。
シェムリアップから、約250キロ。
4時間ぐらい、と言ってますが、高速道路でもないのに、そんなに早く着くかな・・・

アンコール遺跡の近くでしょうか。池に映りこむ「逆さ樹木」。
今日も、いい天気のようです。


本当に、このあたりは、遺跡が発見されるまで、ジャングルの中だったんですね。
密林を切り開いて道路を通したという感じそのままの街道です。

スラ・スラン。昨日、最初に遺跡にアプローチした沐浴池。

郊外に出るまでにも、こんな遺跡が並びます。
ていねいなガイドさん。そのたびに、日本語で説明。

シェムリアップから、1時間ばかり。郊外のある町に入ったようです。

名前はわかりませんが、ちゃんとした町のよう。

ここで10分間のトイレ休憩。

これが、今回のツアーのワゴン車。メルセデスですね。

私は、朝トイレを済ませてきましたので、町の風景を眺めます。

朝早いですが、活気があります。今日は、カンボジアの祝日。

祝日なのに、農作業かな。

休憩を終えて出発。
交差点が、ロータリーのカタチが多いのは、フランス植民地の名残でしょうか。

いよいよ、本格的に郊外に出ました。
ガイドさんも、ツアー参加者も居眠り。
私だけが、ウォークマンを聴きながら、外の景色を眺めています。

プリア・ヴィヘアへの中継ポイントに到着
そして11時過ぎ。シェムリアップから、きっちり4時間かけて、プリア・ヴィヘアへ登る中継ポイントに到着。
ガイドさん曰く、ここで4WDに乗り換えるとのこと。
ここから先は、道が険しくて、四駆でないと、登れないらしい。

それにしても、すごい人の数。とても、辺境の地という感じがしません。
これも、ガイドさん曰く、プリア・ヴィヘアが、世界遺産に登録されて、カンボジア国内でも知名度が上がり、一躍人気スポットになったこと。
それに、本日はカンボジアの祝日で、早起きして来ている家族連れが多い、などと説明してくれました。
たしかに、中国人、というより、現地のカンボジア人のほうが圧倒的に多い。

4WDに乗り換えるとはいっても、我々ツアー客は、こんな乗りかたしないよな、とこのときは思ってました。

お、修行僧たち。これは、修行かな、祝日だから観光かな。

みんな、明るく楽しそう。

いろんな世代のカンボジア人がいます。

4WDのピストン輸送です。ここから、20分ほどで登りきるらしい。
順番待ちで、与えられたナンバーが呼ばれると、そのクルマに乗れ、ということのようです。

そのナンバーを、マイクを使って読み上げてる兄さん。

日差しも強く、麦わら帽子が売れてるようです。
