美しいニューモスクを堪能したので、ダウンタウンに戻ります。
日没まで、あと4時間くらい。予定は特にありませんが、夕暮れのオールドモスクを眺めるのも悪くありません。
それまでは、ダウンタウンをぶらつきますか。
なかなか来ない循環バス№01
ダウンタウンに戻るために、ニューモスクのかたわらのバスストップへ。
ようこそ、と日本語で書いてあるのはいいんですが、病院患者専用とかで、乗れませんでした。
たっぷり30分は待って、ようやく来た循環バスに乗り込みます。来るときに乗ったのと同じ№01。
この国の移動手段は、やっぱりクルマ。タクシーもあまり走ってないし、移動には苦労するところです。
でも、女性はどうやって移動してるんだろ?
ちょっと、うとうとすると、バスターミナルに着いてました。
ブルネイ川沿いの散歩
バスを降りて、そのままブルネイ川の遊歩道に行ってみました。
昨日から、ずっと川の上から見学してましたが、ようやく、地に足をつけて、陸上からの見学です。
何かのモニュメント?
ほんとにダウンタウンは小さく、遊歩道はすぐに終わり。
商店街に沿って歩いてみます。
金の腕輪屋さん。
まだお腹はすいてないけど、夕食は何にしようかな。
アジアっぽい雰囲気満点ですが、通りにはゴミひとつ落ちてません。
裏通りを歩きながら、いったんホテルに戻りました。
みんな、どこ行っちゃったんだろ、というぐらい閑散としたダウンタウンです。
薄暮に包まれたダウンタウン
ホテルでお昼寝して、夕方、また散歩に出かけます。
夕方のクルマのラッシュ。
中華風の寺院。
ハサナル・ボルキア国王の肖像。2013年には、わが国安倍首相と首脳会談が行われています。
公園の向こうには、オールドモスクが姿を見せています。ライトアップされる時間には、ちょっと早いようです。
夕暮れが近づいて、もう一度川岸に出向きます。
よく似た兄弟?
基本的に人がウジャウジャいるアジア。やっぱり、この国は、同じアジアでも、流れている時間のスピードが違う、そんな感想を持ちます。
街が薄暮に包まれはじめ、ますますいい雰囲気。
音もなくゆうゆうと流れるブルネイ川。
ブルネイの人口の平均年齢は30歳前後だそうです。日本は48歳前後。受ける雰囲気が全然違うのも当然かも。
夕日に染まるオールドモスク観賞
さて、そろそろ時間的にいい頃合になってきたので、オールドモスクの方へ。
昨夜は、真っ暗闇の中での対面でしたが、薄暮の中では、どんな姿を見せてくれるんでしょうか。
おお、いい感じですね。
ここからは正面ではないけど、参道のようなストリートがあるので、正面画像のように見えます。
パープルに色づきはじめた空に、パームツリーがいいアクセントです。
地元の人たちにとっても、ここは観賞スポットになっているようです。
さて、サンセット&モスクの観賞タイムはこれからです。ほかに、どんなアングルがあるのか、歩き回ってみます。
モスクを中心に、反時計回りにベストアングルをさがします。
それにしても、熱帯地方の夕日は綺麗だ。さっきまでは、どんよりと曇っている印象しかなかったのに、太陽の光が、ここぞとばかりに存在感をうったえています。
ここかな、ベストアングルは。闇に浮かぶモスクもいいけど、薄暮もまたいい。
それにしても、幻想的だ・・・
噴水のある公園のベンチに腰かけて、刻々と色を変えていく空を眺めます。
ウオークマンから流れてきた音楽は、福山雅治「家族になろうよ」でした。
太陽が、完全に没した模様。これからさらなるライトアップを準備するモスクにさようなら。
幻想的なオールドモスクの感動に浸りながら、再びブルネイ川の川岸へ。
川岸には、すっかり夜のとばりがおりてました。
明かりの灯る水上集落に、ブルネイ橋のコンビネーション。
美しい国だった、ブルネイ・ダルサラーム。たった2日間だったけど、いつまでも心に残る美しさだったと思います。
ホテルに戻る途中、雑貨屋さんに寄りました。
あれ? お酒が売ってる! と思いきや、ノンアルドリンクでした。
ブルネイの人たちも、本音はお酒飲みたいんじゃないのかな。お酒は、間違いなく、人生を豊かにしてくれると思うけど!(^^)!
夕食は、パンにしました。日本から持ってきたボルドーワインと、パンの夕食です。
そして、ベッドに寝っ転がりながら、明日の予定を復習します。
昨日、今日は、ほぼ予定のないスケジュールでしたが、明日はF1シンガポールグランプリの観戦という一大イベントがあります。
観戦後はそのまま空港へとんぼがえりというスケジュールもさることながら、現地で効果的に観戦するために、ホテルのwifiにつないで、シンガポールグランプリの観戦記をチェック。
長い夜になりそうです。