さて、今回の弾丸旅行では、かなり期待度の高いモスタルです。
キリスト教文化とイスラム文化が融合した美しき古都であると同時に、ボスニア紛争では壊滅的なダメージを受けた町。
果たして、どんな町並みであるのか、今回の旅のハイライトかもしれません。
これは、旧市街に向うマーシャル・チトー通りから、細い路地をのぞきこんだ風景。
カラジョズ・ベゴヴァ・ジャミーヤ
旧市街の入り口に、さっそく、オスマン帝国時代のモスクが現れます。
ちょうどお昼であり、中ではムスリムが礼拝中。
旧市街でランチ
夕方のバスまで、時間はたっぷりあるんです。
お昼時でもあるし、ランチといきますか。
旧市街の中に入っていきます。
ここも、おいしそうだけど、もっと奥へ行ってみようか。
このあたりから、本格的に旧市街って感じになります。
旧市街の定番、お土産屋さんがズラリ。
レストランもズラリ。
いきなり、決めつけてはいけませんが、日本だったら京都のようなものでしょうか。
ただ、日差しが強すぎます。
旧市街は、むしろ、どんよりとした空模様のほうが気分が出ると感じるのは私だけでしょうか。
ドピーカンの空に向って、そんなこと言ったら、バチが当たりますね。
それにしても、いい雰囲気の町です。
おお、スターリ・モストと対面です。
こんなことやってると、いつまでたっても歩き続けてしまうので、スターリ・モストの見えるレストランに入りました。
ほんとに、独特の雰囲気。
まずは、ビール。ハイネケンがなく、地元のビールかな。
それでも、よく冷えていておいしいです。
朝は氷点下だったのに、今は汗ばむほど。
ランチはスパゲッティ。ボスニア料理には、今夜挑戦します。
おいしい、スパゲッティでした。
モスタル ネレトヴァ川 東側の散策
モスタル旧市街の最大の見どころは、もちろんアーチ橋のスターリ・モスト。
でも、いきなり駆け寄っても芸がないので、周辺をくまなく散歩したいと思います。
この川は、さっきバスの中から見えたネレトヴァ川。
モスタルの町を、東と西に分けています。
私は今、東側にいて、西側の景色を眺めています。
東側にはイスラム教徒、西側にはカトリックが住んでいるとのこと。
そして、あのスターリ・モストが、両岸を結ぶ橋であるわけです。
なので、いきなりスターリ・モストに行ってしまうのではなく、しばらく、東側のムスリム地区を散歩しましょう。
旧市街独特の石畳。
なんて歩いていると、狭い町なので、あっというまにスターリ・モストにたどり着いちゃいました。
橋の欄干から、眺める旧市街。
ほんと、いい雰囲気なんだけど、日差しが強すぎるのが残念。
この風景は、寥々としていたほうが雰囲気出るでしょ。
いたるところにモスクがあるらしい。
記念撮影。観光客もいっぱいいますよ。
橋の上から下流を眺めます。
河原で水遊び? さすがに、まだ冷たいだろ。
いやあ、旧市街ってほんとにいいもんですね(^^)v
おいおい、危ないだろ。それとも飛び込むつもり?
夏の間は、飛び込み大会とか開かれるそうですが。
この高さ・・・ 自分には、絶対無理です。
いったん、橋を渡り切ったところで、また東側に引き返します。
東側のいろんな路地をのぞいて見ることにします。
お土産屋さんとATM。
石畳の模様も美しい。
コスキ・メフメット・パシナ・ジャミーヤ
なんか、長くて覚えられそうもない名前のモスクがありました。
日陰は涼しい。
タダで入れるのかな、と思いましたがそんなことはありません。
中庭のみの6マルカ。
100マルカ紙幣(約6500円)で支払ったら、お釣りをかき集めるのが大変だった模様。申し訳ない・・・
モスクと飛行機雲。ほんとにドピーカンです。
このモスクの庭が、景色のいいビューポイントのようです。
ここで、中国人の男女が写真を撮ってくれと言ってきました。
たずねてみると、北京から来たとのこと。
旅行が好きで、来月は日本の横浜に行くと、楽しそうに話してました。
しかし、綺麗な川だよな。
これ、雨なんか降ってたら、水蒸気が上って、もっと幻想的な雰囲気になるような気がする。
再び、石畳の上に。
絵になりますね。モスタル、来てよかった。
旧市街の外れを歩く
もう少し、太陽が弱まったほうが、旧市街の撮影には好条件と考え、坂を登り、旧市街の外れを歩きます。
白っぽい建物が多いので、光の反射がすごいんだよね。ていうか、単に、写真のウデがないだけ?
せっかく、持って来たCANON 6Dが宝の持ち腐れです。
ちなみに、あの建物の壁にある穴ぼこは銃弾の跡だそうです。
旧市街を外れても、古い感じの建物が雰囲気を作っています。
これは、古いというより、空爆で焼失したそのまま。
とにかく、すごい紛争だったそうですから。
少し高いところから眺める西岸の町並み。
スターリ・モストの下流に架かる橋。
あてもなく歩き続けます。
こちら側まで来ると、観光客はほとんどいないけどね。
明治維新のときに生まれた人の像。
あとから思ったけど、1981年ってなんだろ?
美しい町並みです。
迷路のような路地。
ふいにネレトヴァ川が現れてびっくり。
旧市街のネコ。
夏は、泳いだら気持ちよさそうなネレトヴァ川。
このあたりは、昔ながらの路地なんでしょうね。
木製の門が、石畳にうまくマッチしています。
東側エリアなので、ムスリムも歩きます。
この丸い塔は博物館なんだよね。「~歩き方」にそう出ています。
でも、こういうの、どうやって造るんでしょう。
旧市街に戻ってきました。そんなに遠くにはいってませんけどね。
太陽光線の向きが、いい感じになってきたようなので、あらためてスターリ・モストをうかがいますか。