サラエボの丘から見下ろすバシチャルシア全景【セルビア&ボスニア旅行記 #19】 

さて、日が昇りきる前に、街を一望できる丘を探しましょう。

ていうか、maps meでもう探してあります。

こんな感じですね。これは、グーグルマップですが・・・

セビリのある場所から、こんなふうに登っていきます。

現れる墓地

坂を登りはじめると、大規模な墓地が現れます。

00016658

紛争とも関係のある墓地でしょうか。

00016659

maps meの通りに、坂を登っていきます。

00016660

だんだん疲れてきました(笑)  やっぱり、朝早く来てよかった。

日中だったら、大汗をかいてるでしょう。

00016663

しかしすごいな、この墓標の数。

やっぱり、紛争の影響がありそうですね。

なにしろ、ボスニア紛争は、旧ユーゴスラビアの内戦の中でも特に悲惨であったらしいから。

20万人以上が犠牲になったと聞きます。

00016664

1992年。住民投票によって、ボスニア・ヘルツェゴビナは独立を勝ち取り、当時のECもそれを認めます。

ところが、それを認めないセルビア人が軍事行動を開始。

大規模な紛争に発展してしまったのです。

00016666

丘の上の展望台から見下ろすバシチャルシア

地図の通りに歩き、展望台に到着。

00016667

箱庭のような、サラエボの街。

00016669

至るところに、墓地があるようですね。

00016668

サラエボを南北に分けるミリャツカ川。

00016670

ミリャツカ川に架かる橋の一つが、サラエボ事件発端の地となったラテン橋です。

ここからだと、ギリギリ見えてる橋がそうでしょうか。

一番手前の橋には、観光客の集団が集まっているようですね。

00016671

これが、サラエボの街全景ですか。

冬季オリンピックで、子供の頃から知っていた地名だけに感慨深いです。

00016672

やっぱり、屋根が日本のように見えちゃうんだよなあ。

00016673

ここで、せっかく日本からはるばる持ってきた90~300mmの望遠ズームレンズに交換。

CANON 6Dを手に入れてから、とりあえず望遠なら何でもと、安物の中古を手に入れておいたんです。

300mmなら、おお、よく見えます。

しかし、早朝から、観光ツアーでしょうか。

00016674

あれは、ボスニア・ヘルツェゴビナで最も高いアヴァズ・ツイスト・タワー。

ツイストというだけあって、ねじれてますね。

あのタワーは、サラエボのシンボルらしいですが、あれに登れなくても、同じくらいの高さの場所まで来れたので満足です。

ところで、その向こう側のビルはなんだろう。

00016675

これは、サラエボの南側にそびえる山々。

昨日歩いてきたモスタルも、こちら側にあたります。

冬季オリンピックが開催されたボティン山もあの山脈のどこかに?あります。

00016676

300mmの望遠は強力ですね。

バシチャルシアの端でUターンするトラムもばっちり。

00016677

泊まっているわがホテルをさがしたけど、無理でした(笑)

00016678

思惑通りに、サラエボ市街の全景が見れて満足です。

00016679

さて、下りましょう。

墓地を横目に見ながら、急坂を気をつけながら下ります。

00016680

登ってきたときとは、違う道を。

00016681

すると、バシチャルシアの端に出ました。

00016682

目の前にそびえるのは、旧市庁舎。

この建物も、1992年に全壊だったそうです。新しく建てられたのは、今からわずか5年前の2014年。

道路や、埋め込まれた線路を見ればわかるように、ここでヘアピンカーブのように、回りこんでいます。

この中がバシチャルシアなんですが、バシチャルシアの建物を、ミリャツカ川を渡って、反対側から眺めてみたいと思います。

00016683

今回の3泊6日セルビア&ボスニア・ヘルツェゴビナ一人旅の全行程&費用などはこちらです。