【青春18きっぷの旅】東海道本線の旅 ~ 三保の松原へ【富士山世界文化遺産の構成資産】

異国への旅は、ほんとにもうしばらく矛を収めなくてはならない現在の地球規模の混乱。

もうこれで、異国の空気と1年もご無沙汰。一市民が、国際線に乗って旅ができるのがいつのことになるのか、誰にも予想できない、そんな事態となっています。

 

そんな中、また「青春18きっぷ」の利用時期がやってきました。

外国に行けないからといって、ずっと自宅にこもっているのも面白くない。

これからは、「青春18きっぷ」発売のつど、普通列車での旅を楽しみたいと思ってます。

ご存知のように、「青春18きっぷ」の利用時期は、学生さんの休みに合わせて、夏・冬・春となっています。

その「青春18きっぷ」を十数年ぶりに購入し、2020年の夏、上越線方面の旅をしました。

それは、日帰りで谷川岳の天神平を訪れ、新鮮な山の嵐気を楽しめたうえ、水上温泉で温泉にも浸かれ、帰りはグリーン車で「峠の釜飯」に舌づつみという、バラエティに富んだミニトリップでした。

 

今回は西へ、東海道本線を使って、日帰りではなく、週末の2日間を利用した旅にするつもりです。

訪れたい場所は、「三保の松原」「久能山東照宮」「日本平」「身延山」「富士宮」あたりで、泊まる場所は「下部温泉」に決めてます。

上に列挙した観光地は、私はまだ一度も訪れたことがないので楽しみです。

 

まわる順番など決めてませんが、まずは「三保の松原」の起点である清水へたどり着こうと、12月の土曜日、まだ暗い中東京駅へ向かいました。

グリーン車での朝食 米沢名物「牛肉どまん中」

さて、早起きして東京駅です。6:10発の熱海行き。グリーン車を奮発します。

そして、グリーン車に持ち込むのが、恒例の東京駅駅弁。

お腹すいてたので、がっつりいきます。

米沢牛を使ってるのかな、米沢名物「牛肉どまん中」にしました。

たしかに、牛肉どまん中です。美味しくいただきました。

品川に着くまでに完食です。

楽しい久しぶりの東海道本線

首都圏在住の私にとっては、東海道本線は列車の旅の基本。

東京から離れていく感じがいいよね。多摩川を渡るころ、夜明けです。

 

そして、小田原城にご対面。

小田原を出て、相模灘が広がりました。

朝日に光る紺碧の海に、もう旅に出た気分絶頂です。

これがほんとに東海道本線の駅?という雰囲気の根府川駅。

そして温泉街が現れ、熱海到着です。

熱海では静岡行きに乗り換え。

ロングシートで、ちょっと興ざめしますが、仕方ない。

丹那トンネルを抜けて見下ろす三島の町。修善寺も行ってみたいな。

右側の車窓に富士山が姿を現しました。

しかし、驚いたことに、雪がまったくありません。

12月で、もうすぐ年が変わるというのに、これはどうしたことか。

「三保の松原」から雪をいだいた富士山を拝もうと思っていたのに、早くも計算が狂いました(^.^)

清水駅に到着。まだ9:08なので、早起きは本当に三文の徳ですね。

バスで「三保の松原」へ

清水駅で降りたのは「三保の松原」へ行くため。

今回「青春18きっぷ」の旅にあたり、静岡県の地図を見渡し、行ってみるか、と思ったまで。

特に強い思い入れがあるわけではないんですが、案内板を見て驚き。

なんと「世界遺産」なんですか?

 

清水駅を南側に降りて失敗。バスターミナルは北側でした。

海は南側だから、南と思っちゃったけど、町は北側に集まってるみたいですね。

バスの時間も頻繁ではないようなので、あわてて北口へ。

ちょうど9:35というのがあるみたいです。よかった。

後で知ったのですが、この世界遺産は厳密に言うと、世界遺産である富士山の構成資産として登録されたようです。

バスに乗り込みます。

静岡は「ちびまるこちゃん」のふるさとですね。

バスは20分くらいで「三保松原入り口」というバス停まで運んでくれました。

うーん、やっぱり雪かぶってないと富士山らしくない。来る時期を間違えたかな・・

「神の道」を歩く

ともかく、海岸まで行ってみましょう。

「三保の松原」に至るまで、約500mの「神の道」があるそうです。

そして、その「神の道」の入り口に「御穗神社」というのがありました。

海岸までは500m以上もあるのに、松があったり、海砂のような地面の境内。

本殿は、静岡県の指定有形文化財だそうです。

そして、参道を南に歩くと見えました。あれが「神の道」らしいです。

「御穗神社」から海岸まで、500mほど続くのが「神の道」。

三保松原の羽衣伝説を残す羽衣の松。

この羽衣の松に神が降臨し、500mの「神の道」を通って御穂神社へ歩まれるそうです。

「神の道」の両サイドには、樹齢200年以上の松が立ち並びます。

松が捻じ曲がっているところは、「神の道」も捻じ曲がります。

名勝「三保松原」から眺める雪のない富士山

そして「神の道」の終点が「三保松原」です。

今でも松だらけですが、江戸時代はもっとすごかったかと。

明治維新後に、相当伐採されてしまったそうです。

そして、松並木を抜けると駿河湾が広がります。

伝説では、天女は「羽衣」を返してもらい、天に戻っていったそうですが、そんな言い伝えがうまれそうな海岸です。

オフィスから毎日東京湾を眺めていますが、東京湾以外の海を見るのは久しぶり。

駿河湾というより太平洋といったほうがいい荒波です。

しかし、12月下旬の今日、寒さは全然厳しくありません。

東の方角を見やると富士山が。

東海道本線の車中から見たときと同じ、雪をかぶってません。

景観としては、マイナス20点くらい?

実はこのあと、「久能山東照宮」に登ろうと考えていました。

しかし、富士山が雪をかぶっていないのと、富士山自体も雲をかぶりはじめたので、旅程変更。

静岡の街を軽く歩いてから、今夜の宿泊地「下部温泉」に向かうことにしました。

「三保松原」の入り口にある「羽車神社」。

石に願い事を書いて置くと、願いがかなうとのことで、たくさんの石が置いてありました。

数え切れないほどある松の中で、こちらが「羽衣の松」。

今の松は三代目。平成22年に植え替えられたそうです。

初代の松は、1707年(宝永4年)の富士山噴火の際に、海に沈んでしまったらしいですね。

「エレーヌ・ジュグラリス」の碑。

「羽衣」に魅せら三保松原に憧れていたとされるフランスの舞踊家だそうです。

さて、「三保松原」の見学も終わりです。

12月下旬で富士山に雪がないなんて、ちょっとがっかりだったかな・・・

帰りの「神の道」を歩きながら、春先にでもまた来てみようか、などと考えます。

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