異国の街から別の異国の街へ。
すなわち、国境を越えるフライトは旅心地と移動してる実感が高まる時。
サウジアラビアとオマーンの時差1時間を考慮すると、3時間15分のアラビア半島上空のフライト。
そして、オマーンエア。オマーン政府の航空会社オマーン航空には初搭乗。
マスカット行き690便は、14:35の出発です。
初めてのオマーン航空 搭乗開始
ゲートは44番。
オマーンエアの搭乗が開始されました。
並んでいる方は、ほぼ100%ムスリムだろうけど、サウジアラビアの人か、オマーンの人かはわからない。
機内へ乗り込みます。これはビジネスクラスシート。
今回のチケットは、エクスペディアを通して確保したものだけど、席の指定ができなかった。
だから、悲しくも通路側・・・
そして、エクスペディア経由なのに、ビジネスクラスへのアップグレードの勧誘メールがしょっちゅうきた。
悩んだけど、フライト3時間強で10万円のアップグレード代は高すぎると判断。
もう少し年収が上がったら考えてもいいかも^ ^
というわけで、ムスリムの方々と一緒に、奥のエコノミー席へ。
エコノミーだって、柔らかくて快適そうなシート。
贅を尽くした今回の旅では、飛行機&列車ともにオールビジネスクラス利用。
これがはじめてのエコノミーです。
でも、この足の間隔見てください。楽勝で足組める。
3×3のボーイング737-900機です。
メッカの上を通過するかなと思ったけど、微妙に西を飛ぶみたい。
機内はほぼ満席でした。
オマーンエアの広告と機内安全ビデオ。女性が美しい。
ジェッダ⇒マスカット 3時間15分のフライト
通路側の席から、望遠レンズで窓外をキャッチ。
見えるはずの紅海は、霧に煙ってました。
これで、ほんとにジェッダにはお別れ。楽しい街だった。
フライト時間は3時間15分だけど、2時間半そこそこで到着予定とある。
けっこう余裕のあるフライトスケジュールなのかも。
お祈りのために、メッカの方角が表示されています。
もし、お祈り時間中に、メッカの真上を通過したら、どこに向かってお祈りするのかな。
などと、不謹慎なことを考えてしまいました(冗談です)^ ^
オマーンエアの機内食
待ってました機内食です。
まずは飲み物、オレンジジュースでいいかな。
機内食は選べなかった。ひと種類?
でも、美味しそうなカブサじゃないですか(^ ^)
いやあ、中東料理はほんとに私の口に合うよ、マジ美味しいw
メディナの預言者のモスク裏で食べたカブサを思い出しながら、いただきます。
チョコムースもgood!
オマーンエアの素晴らしい演出に乾杯。
水は、非常用にストックしておきましょう。マスカットも暑い街です。
機は、アラビア半島をななめに飛行中。
こうしてみると、行ったことがない中東諸国でふつうに行けそうなのはクエートくらいかな。
イラクもシリアもイエメンもアフガニスタンも、行けるようになるのはいつのことやら・・・
レバノンにイランは行っておいたんだよね。
やっぱり旅は、行けるところから行かなきゃ。
おや、食後のコーヒーかな。
サービスのゆきとどいたオマーンエア。
大陸を旅してると、3時間のフライトなどあっというま。マスカットに到着です。
うーん、やっぱり白い建物だなあ。
これがマスカットの街並みですか・・・
結構厳しいオマーン入国
現在18時。アラビア海、オマーン湾沿岸のマスカット国際空港に到着です。
海に沈んでいく夕陽が綺麗でした。
こちらも綺麗な絨毯をふんで、コンコースへ。
決して油断できる話ではないが、治安等を含め、オマーンはサウジアラビアよりは公開済み情報が多い。
外務省の海外安全HPのレベルも「1」ですらないゼロ。
出典:外務省 海外安全HPより(2023年10月現在)
すなわち、アジアで言えばタイやベトナムと同じくらい安全。
中東では数少ない、いつでも行ける国のひとつだ。
だから、どうしても、写真撮影等を含め、油断してしまう・・・
ほんと、心して行動しなくてはならない。
イミグレのこんな近くで写真を撮ったのも、油断の現れかも。
それが理由であるかどうかは別として、結論を言うと、オマーンへの入国は、けっこう厳しかった。
質問項目はサウジアラビア以上。
帰りの航空券のほか、親近者の存在、他のアラブ圏の渡航歴などもヒアリング。
まあ、ニコニコしてたので、通常の公務だったとは思いますが。
そして、押してくれたスタンプ。
よく見れば、アライバルビザを兼ねているよう。
日付から換算すると、アライバルビザでの滞在可能は2週間みたいです。
オマーンで、46カ国めの渡航歴を果たし、到着ロビーへ。
アメリカなどの先進国に行かずに、どこまで渡航国増やせるかな。
私は、まだアメリカもイギリスもフランスもドイツも行ったことありませんw
そんな国、いつでも行けるって^ ^
桁の小さいオマーンリアルへの両替
オマーンの首都マスカットに招待されました。
カシャカシャ写真撮りまくってる。油断するなよ・・・
まずは両替だよね。
余ってたサウジアラビアリアルと、少々のユーロを渡すと、30数オマーンリアルになって返ってきました。
これが、いくらくらいに相当するのか。
正直、もらったばかりでは、価値がまったくわからない。
1/2って、どう言う意味だ???
ひとつ言えるのは、グッと桁数が小さくなったこと。
つまり、100サウジアラビアリアルが10オマーンリアル。
この10 オマーンリアルが、日本円では約3,700円に相当。
だから、支払いの際は惑わされないように気をつけないと。
これも油断大敵。
とにかく、オマーンの旅がはじまりました。