【バイディン寺】70ドルで参加した「世界遺産ニンビン」ツアーめぐり【ベトナム旅行記2023 #14】

さて、今朝、唐突に思いついて参加した世界遺産ニンビンをめぐるツアー。

世界遺産ニンビンといっても、実はそうとう広く、ニンビン省内の壮大な自然と歴史遺跡が評価されたことで、5つの地区にまたがる複合遺産として「チャンアン名勝遺跡群」が世界遺産に認定されています。

なので、みどころは各地に点在しているわけで、参加するツアーによっても寄る拠点は変わるわけですが、ホテルの勧めで参加した今回のツアーは、

  • 東洋一の敷地面積を誇る「バイディン寺」
  • 陸のハロン湾と称される「チャンアン」
  • 山頂から見下ろす絶景「ムア寺院」

とめぐるらしく、古都であったホアルーが含まれてないのが少々残念でしたが、活動型の欧米人観光客向けのツアーだったので、アクティビティ中心に組まれていたのかもしれません。

山頂から見下ろす〜・・なんて聞こえはいいですが、要するに山登りするわけですからw

そもそもニンビンは、現在のベトナム首都ハノイの旧称タンロンに都が遷都されるまで王朝が置かれていた場所なので、ベトナムの歴史を語る上で重要な場所。

古都ホアルーの街歩きは、次回再訪の楽しみができたと考えることにしましょう。

では、最初のアクティビティ「バイディン寺」です。

広い敷地を移動する電動カート

地図を見るだけで、東洋一広い敷地であることがわかります。

ここを歩かされたらたまりませんが、電動カートがあるらしい。

チケットセンター。ツアーなので買う必要はなし。

というより、施設自体の入場料は無料で、電動カート代が取られるみたいだ。

中に入ります。

ちなみにツアー参加者は、欧米人ばかりに、あと台湾人と思われる2人組。日本人はいません。

これですか、電動カート。

ところで、気温は38度。

昨日と同じように、すごく暑いな、と思ってたら、その証拠を突きつけられた気分w

この超炎天下の中、ガイドさんのかっこうを見てください。

減量中のボクサーのようです。

ちょっと話をしたけど、そんなに暑さを感じてないみたい。

そして汗もかかないらしい。DNAレベルで、そんなに日本人と違うのかな。

電動カート、乗ってて気持ちいいけど、エアコンがないので、ツアー客はぐったりしてますw

リタイヤ続出!? 炎天下のバイディン寺散策

さて、全身汗みどろになって、漢字が記されたカッコいい門の前に立ちます。

どうやらここが、広い広い、というか東洋一の敷地の広さを誇る「バイディン寺」の入り口のようです。

ここから、少しづつ登りながら仏殿にたどりつく、そんなルートになっているみたい。

暑いけど、昨日の反省から、水分をがぶ飲みしてるから、汗は出るけど、むしろ気持ちいい。

気温38度の中を歩いて大汗流して気持ちいい、なんて変態かと思いますが、それが本心なので仕方がないw

これは「三関門」と呼ばれる石の門。

そして、ここが入口のようです。

ここからは、回廊沿いに仏殿を目指していくわけですが、いきなり現れる仏像にお供物。

この、ベトナムのお菓子のお供物が可愛らしい。

ここで、ツアー客の中から脱落者発生・・・

欧米人観光客の2人組が、体調の異変を申し出て、電動カートで入り口に戻ることに。

欧米人は暑さや湿気に弱いと聞いてるけど、大丈夫かな・・

 

気がついたら、気温は40度まで上がってました。無理もないわ・・

ハプニングでしたが、自分から体調不良を申し出れたのは、よかったというべきでしょう。

熱中症というのは、気づかないうちにやられるみたいですから。

ガイドさんも、ツアー客ひとりひとりに、再度健康状態の確認を行います。

ここから、阿羅漢の回廊。

ずらりと並ぶ仏像は壮観。

その数、なんと500体以上。

仏像には、番号がふられ、1体1体に名前がつけられてます。

お、なんかこいつ、とっくりをもって気持ちよさそう・・

名前はこんな感じでしたw

境内の中腹ともいえる「鐘楼」まできました。

ちょっと登ってみましょう。

鐘楼自体の高さはそんなに高くはないので、眺めはこんな感じ。

でも、仏殿と塔の位置関係がわかります。

入口の上にも、塔みたいなのがあったんだ。

ところで、このバイディン寺のシンボルともいえる仏舎利塔。

この塔に登れば、ニンビンの全景が拝めるそうですが・・・

なんと、本日は登れないとのこと。残念、エレベータの故障らしい・・・

私は、歩いても登りたかったんだけどw

さて、鐘楼から降りて「釈迦仏殿」をめざします。

巨大なお釈迦様が鎮座する「釈迦仏殿」

釈迦仏殿前の広場。

仏舎利塔を見上げると、やっぱり登りたくなってしまう。

両サイドの裾が大きく持ち上がる、りっぱな釈迦仏殿。

実は、私たちのほかにもツアー客がいたんですね。ここで知りました。

そのくらい広い境内のバイディン寺。

名実ともにコロナは終わってほしいですね。

おお、まばゆいばかりの御釈迦様。

これは、アジア最大の釈迦金銅像。

すなわち青銅製を金メッキしたものですが、高さ10mに重さ100トンは、さすがに貫禄あります。

そのまわりには金剛像。

巨大な鳳凰像も。

おいおい・・御釈迦様に足を向けていいのかいw

でも、釈迦仏殿の中は日陰で涼しいので、くつろぎたくなる気持ちはわかる。

ちなみに、バイディン寺を歩いてて、持ってきてよかったと思ったのが虫除けスプレー。

そこらじゅうを、蚊や虫が飛んでますw

さて、引き上げましょうか。

この仏像は、なにやらお腹を触るとご利益があるとか。私も触っておきました。

ひょっとして、みんなに触られてる? おなかもおっぱいも、ハゲてます(^ ^)

ほかのツアー客。

ベトナム人っぽいけど、子連れでこの暑さ大丈夫?と思ったけど、平気みたい。

暑さに対する耐性が、われわれ日本人とそんなに違うものなのかな。

この子たち、気温40度の下で、汗もかかず、ケロッとしています。なんか笑えるw

チケットセンターまで戻って、やむなくリタイアした欧米人と合流。

体調は回復したみたいでよかったです。

けっこうハードスケジュール&ランチタイム

さて、時刻は12時。

次の目的地「チャンアン」へ向かう前に、40分でビュフェ形式のランチ。

けっこうハードスケジュールです。

まあでも、歩いてお腹空いてるから、体力を補う意味でも詰め込んでおかないと。

なんの変哲もない食事ですが、お腹空いてるから美味しそうに見える。

いただきます。

その前に、サイゴンビールで乾杯w

ああ、美味しかった。

次のアクティビティは、「チャンアン」のボートツアーで、体力は使わないはずなんだけど、気温がもっと上がりそうで、若干心配。

繰返しますが、現在の気温は40度です(^ ^)

今回のベトナム3泊5日ひとり旅の全行程・費用などはこちらです。