やっぱり島だから、「食」の記事が多めになるよな(^^)
そりゃそうだ、海に囲まれてるんだから、海の幸がどーんと出てくることに期待しちゃいます。
隠岐グルメの筆頭ともいえる「サザエ丼」を賞味すべく、中村の町にやってきました。
漁師の店「さざえ村」で食べる「さざえ丼 卵とじ」
「さざえ村」とは村の名前ではありません。
おそらく夏は海の家に変身するであろう海岸沿いの「漁師の店」。
パンフレットにも「地球の歩き方」にも載っている人気店です。
私が訪れた13時過ぎ。案の定、席はすべてふさがっていて、2人ほど待ち人が。
でも、おかみさんが顔を出し「すいませんねえ、空いたらお呼びしますから、海でも眺めててください。」という親切で気さくな対応。
ちなみに、場所はこちらです。
お言葉のとおり、海岸を少し歩いて戻ってくると、テーブルがあいて座れました。
やっぱり漁師さんなんだね。
もう席に座っただけでワクワクですよ。
出ましたねえ、名物料理「サザエ丼」。
せっかくなので、さざえの刺身もついた「サザエ どどんが丼」をオーダー。
念のため、注文を取りに来た漁師らしきマスターに「どんぶりの中身は同じですよね?」と聞くと、
「みんなに聞かれるんだわ(笑) こっちの写真のほうが美味しそうに見えちゃうんだよねえ。」
「あんた、そのカメラで撮ってよ。お、なんか福山雅治に似てない?」
質問の10倍くらい回答してもらったうえ、人生で初めて福山雅治に間違えられました(^^)
とっても気さくな漁師さんです。
ほかにも「イカ漬け丼」や「サザエ釜めし」。
「突き牛カレー」 や「なかむららあめん(中身は不明)」なんてのもありますね。
さて、待つこと10分。
運ばれてきました。
サザエ丼の卵とじ。
こちらは、サザエの刺身。
見事な色とともに、磯の香りを感じそう。
隠岐の島でサザエが1年を通じてふつうに水揚げされる理由は、サザエの好物である海藻が、この近海ではとてもよく育つかららしい。
サザエ以外にも、対馬海流とリマン海流がぶつかるこの海域は、非常に豊かな漁場となります。
学校で習ったな、それで船が揺れたのかw
口にしてみると、コリッコリです。
ごちそうさまでした。
お礼を言って店を出ようとすると「いい写真撮りなよ~」とご主人。
美味しかった「サザエ丼」。人気店であるのはうなずけます。
楽しいご主人もふくめて、島後でドライブするなら、「さざえ村」おすすめです。
中村海岸の散歩
夏は本土からも海水浴客が訪れるという中村海岸。
10月上旬のいまは誰もいませんが、本日は暑いくらいの陽気なので気持ちのいい海岸。
それにしてもきれいな海です。
海水を触ってみると、さすがに冷たいw
お、また出ましたね。
隠岐は、神話と島流しだけでなく、グルメとお化けの島のようです。