「さざえ村」で食べる「サザエ丼卵とじ」隠岐グルメの定番です【隠岐一人旅 #3】

やっぱり島だから、「食」の記事が多めになるよな(^^)

そりゃそうだ、海に囲まれてるんだから、海の幸がどーんと出てくることに期待しちゃいます。

隠岐グルメの筆頭ともいえる「サザエ丼」を賞味すべく、中村の町にやってきました。

漁師の店「さざえ村」で食べる「さざえ丼 卵とじ」

「さざえ村」とは村の名前ではありません。

おそらく夏は海の家に変身するであろう海岸沿いの「漁師の店」。

パンフレットにも「地球の歩き方」にも載っている人気店です。

私が訪れた13時過ぎ。案の定、席はすべてふさがっていて、2人ほど待ち人が。

でも、おかみさんが顔を出し「すいませんねえ、空いたらお呼びしますから、海でも眺めててください。」という親切で気さくな対応。

ちなみに、場所はこちらです。

お言葉のとおり、海岸を少し歩いて戻ってくると、テーブルがあいて座れました。

やっぱり漁師さんなんだね。

もう席に座っただけでワクワクですよ。

出ましたねえ、名物料理「サザエ丼」。

せっかくなので、さざえの刺身もついた「サザエ どどんが丼」をオーダー。

念のため、注文を取りに来た漁師らしきマスターに「どんぶりの中身は同じですよね?」と聞くと、

「みんなに聞かれるんだわ(笑) こっちの写真のほうが美味しそうに見えちゃうんだよねえ。」

「あんた、そのカメラで撮ってよ。お、なんか福山雅治に似てない?」

 

質問の10倍くらい回答してもらったうえ、人生で初めて福山雅治に間違えられました(^^)

とっても気さくな漁師さんです。

 

ほかにも「イカ漬け丼」や「サザエ釜めし」。

「突き牛カレー」 や「なかむららあめん(中身は不明)」なんてのもありますね。

さて、待つこと10分。

運ばれてきました。

サザエ丼の卵とじ。

こちらは、サザエの刺身。

見事な色とともに、磯の香りを感じそう。

隠岐の島でサザエが1年を通じてふつうに水揚げされる理由は、サザエの好物である海藻が、この近海ではとてもよく育つかららしい。

サザエ以外にも、対馬海流とリマン海流がぶつかるこの海域は、非常に豊かな漁場となります。

学校で習ったな、それで船が揺れたのかw

口にしてみると、コリッコリです。

ごちそうさまでした。

お礼を言って店を出ようとすると「いい写真撮りなよ~」とご主人。

美味しかった「サザエ丼」。人気店であるのはうなずけます。

楽しいご主人もふくめて、島後でドライブするなら、「さざえ村」おすすめです。

中村海岸の散歩

夏は本土からも海水浴客が訪れるという中村海岸。

10月上旬のいまは誰もいませんが、本日は暑いくらいの陽気なので気持ちのいい海岸。

それにしてもきれいな海です。

海水を触ってみると、さすがに冷たいw

お、また出ましたね。

隠岐は、神話と島流しだけでなく、グルメとお化けの島のようです。

今回の島根&隠岐3泊4日ひとり旅の全行程はこちらです。