サラリーマンの身でありながら、繰り返している弾丸一人旅。
そこで目にした数々の「世界遺産」は、貴重な時間とおカネを使って訪れたゆえ、文句なく素晴らしかった。
その「世界遺産」を、訪れた場所限定で写真で紹介させていただきます。
もちろん、素人フォトグラファーが撮った写真なので、「厳選おススメ!世界遺産TOP5」とか、「一生に一度は行きたい・・」のようなサイトには負けます・・汗
それでも、数少ない有給休暇を取得して、訪れた「世界遺産」には、言葉では言い表せない愛着があります。
自分の生の目で見た景色。そして、それをシャッターにおさめた瞬間。
その一つ一つの臨場感が、私の記憶に焼きついています。
今回は、パレスチナ・イスラエル・ヨルダン編です。
ちなみに、イスラエルの「エルサレム旧市街とその城壁群」は、こちらで紹介しています。
さっそく紹介しましょう。(3ページに分かれています)
イエス生誕の地 ベツレヘムの聖誕教会と巡礼路:パレスチナ
パレスチナのベツレヘムは、旧約聖書に出てくるダビデの出身地。
このベツレヘムで生まれたのがイエスである。
そして、イエスが誕生した場所が生誕教会というわけである。
私が訪れたときも、たくさんのキリスト教徒で賑わっていた。
生誕の場所。
教会は長期修復中の状態。
「ベツレヘムの聖誕教会と巡礼路」は、いくつもの教会群で構成されている。
聖カテリーナ教会はその一つで、聖誕教会のすぐ北に隣接。カトリックの修道院。
このように、生誕教会はまさにキリスト教徒の聖地であるが、ベツレヘムという町はアラブ人の町である点が面白い。
面白いという表現は不謹慎で、実際、エルサレムからベツレヘムは誰でも来れるが、ベツレヘムからエルサレムへは、チェックポイントがあり、アラブ人は皆チェックを受ける。
美人のイスラエル兵が銃を突きつけるシーンは萎えるが、アラブ女性たちが楽しそうな表情だったのに救われた。
マサダ:イスラエル(文化遺産)
マサダとは、ヘブライ語で要塞を意味します。
死海を見下ろす岩山の上に築かれた要塞跡です。紀元前120年頃に建設されました。
西暦70年、ローマ軍がエルサレムを攻撃したユダヤ戦争。
そして、その最後、967人の勇士が立てこもったところが、このマサダだそうです。
それ以来、ユダヤ人は2000年近く、国を持たない民族となって離散したわけですが、現在は、イスラエルの入隊宣誓式がここで行われ、二度と全滅させない決意を受け継いでいるとのこと。
これは入り口です。
現在は、世界遺産に登録され、ロープウェイで登ることができます。
死海を見下ろします。
とにかく暑いので、水は忘れずに持っていくことをおすすめします。
ちなみに、ふもとには死海があるのでセットで訪れたいところですが、バス便が少ないので、エルサレムからの日帰りは少々苦労します。
テルアビブの白い都市:イスラエル(文化遺産)
正直、この世界遺産は、つかみどころがなかったです(笑)
テルアビブには、第一次世界大戦後、ユダヤ人が多く流れ住みつき、その移民のために造られたのが白い都市です。
しかし、街の中に入ると、どれが世界遺産なのかわからない。
上空から俯瞰することで、意味のある光景になるのかもしれませんね。
というわけで、海岸通りのテルアビブと、ヤッフォから見たテルアビブを貼りつけておきます。
いちおう、半日近く歩いたんですけどね(^.^)
ペトラ遺跡:ヨルダン(文化遺産)
ヨルダンの「ペトラ遺跡」は、シリアの「パルミラ遺跡」、レバノンの「バールベック」とともに、中東の三大遺跡と呼ばれています。
古代から、中国やインドからシルクロードを通じて、ギリシャ、ローマ、エジプトなどを結ぶ交易都市です。
切り立った崖を削って造られた都市の景観が特徴で、1985年に世界文化遺産に、2007年には「新世界七不思議」に選出されています。
私は、イスラエルのエイラットから、日帰り現地ツアーに参加して訪れました。
とにかく大きいエル・ハズネ。
崖を削りくりぬいた神殿。幅30m、高さ43mとのこと。紀元前1~2世紀の建造物だそうです。
エル・ハズネとは、アラビア語で宝物庫という意味。
ペトラ遺跡の記事はこちらです。