さて、話は前後しますが、タシケントのチョルスー・バザールです。
今日は旅の最終日。21:40の飛行機で帰国します。
ブハラから寝台列車でタシケントにやってきて、メトロで地上に顔を出すと、メトロに乗る前よりも日差しが強くなっている。
気温は38度もあるし、あまりガツガツ行動するのではなくまったりといきたいな・・・
タシケントのオールドバザール「チョルスー・バザール」
メトロのチョルスー駅から地上へ上がると、そこはもうバザールの入り口。
金細工あり、マトリョシカあり、サマルカンドやブハラとかわらないけど、さすがに一国の首都。
規模が大きい^ ^
オールドバザールとも呼ばれるくらい歴史もあるみたい。
てきとうに歩いてたら迷子になるレベルの広さです。
足は自然と、香辛料屋さんへ。
ていうか、この香ばしい香りにひかれるのか。
果物も豊富。日照時間の長さは、農作物の味方ですね。
カーペットも見事だな・・・
バスマットくらい1枚買って帰りたいのが本音(^ ^)
イランのイスファハーンで買ったのを愛用してましたが、8年たってボロボロになっちゃったんだよね。
この建物の中はゴールドセンター。
文字通り、「金」を売ってます。
さすがに、この中は警察も多く、そして防犯カメラもたくさんあったので、撮影は自重しました。
ていうか、撮ろうとしたら「ノンノン」と手を振られた、ごめんなさい。
ちなみに、70,000スムって870円くらいですよ。
ユニクロもびっくりの安さ。
それにしても暑い。
気温38度はサマルカンドよりは低いのに、なんだろ、アスファルトが多いから、その照り返しで体感温度は40度を越えます。
猫ちゃんも暑そう、ていうか眠そうw
トイレ事情&ケバブのランチ
トイレ事情といったって、トイレはトイレですが、ちょっと変わった形をしてたので。
モスクにある足洗い場かと思いましたが、トイレでした。
そして、トイレ使用料は3,000スム(37円)。
でも、暑さで水分を常時補給するので、トイレのありかは重要。
そして、一息ついたところで、ランチにしました。
バザールから少し離れた場所に店を出してたケバブ屋さん。
考えてみれば今回の旅、このサンドイッチ型のケバブは食べてなかった、大好物なのに。
これこれ、これね。
水もおかわり。
熱々のナンで巻いてあります。
そして、中もモッチモチの美味しさ。
ウズベキスタンで最後の食事になりました。
20ドルのChinara Guest House Aeroportで休憩
さて、チョルスーバザールを軽く歩いて、ケバブを食べた後は、あてもなく歩いてはいたんですが、
観光名所であるはずのハズラティ・イマーム・モスクは、工事のため閉館・・・
わきから青いドームだけ見てやりました^ ^
そして、地下鉄の車内やホームで涼みながら、回り道して帰ってきたのがタシケント空港に近い「Chinara Guest House Aeroport」。
帰ってきたというのは、要するに、タシケントに着いたのは、今朝の早朝。
そして、バッグを引きずりながら街を歩くのは無理ゲー。
なので、泊まるわけではないんですが、休憩所がわりにおさえておいたんです。
1泊20ドルですから、3,000円で休憩できる場所と、帰国前にシャワーを浴びれる場所を確保したと思えば(^ ^)
実際、このゲストハウスから空港まで徒歩圏内。
20分も歩けばたどり着けます。
Googleマップを見ても、けっこう多目的に使われてるみたいです。
そして、トイレもシャワーも清潔。
帰国前に、乾ききった砂塵だらけの身体を清めることができました。
と、ほっとした瞬間・・・
いきなり電気が落ちました。
ヒューズでも飛んだの?と思ったけど、ドライヤーなんぞ使ってない。
これ、自動露出が働いて明るくなってるけど、実際は真っ暗。
ご主人が顔を出したところによれば、タシケント市内のこのエリア一帯の停電。
電気消費量が多くなる夏は頻発するそうです。なるほど・・・
ご主人と思っていたところが、おそらくゲストハウスの主人のお父さま。
お孫さんと楽しそうに庭で遊んでいるのが印象的でした。
さて、停電はいっこうに修復せず、さすがに「飛行機は大丈夫?」とおじいさんに聞くと、空港にはちゃんと電源が供給される仕組みになってるらしい。
そんなおじいさんに別れを告げて、yandexgoでクルマを呼んで空港へ向かいます。
楽しく、そして、人に親切にされるばかりの1週間が終わりました。