【悲劇】ANAの特典ビジネス涙のキャンセル？　幻のチェコ＆ポーランド弾丸一人旅

いつものように、会社に出社して、パソコンを立ち上げ、メールをチェック。

そこにあった、会社から発信された一通の社内メールに、私は涙があふれ出そうになった。

ついにきたか・・・

人目もはばからずに号泣しそうになった。

まさにこんな気分。林哲司の「悲しみ3部作」だ。

 

私の勤める会社は、ホワイト企業である。

だから、私は、ストレスなく仕事をさせてもらってる。

しかも、私は、社内では優等生な方だ。

会社に迷惑をかけるわけにはいかない。

当たり前だけど、素直にしたがって、コロナの嵐が過ぎ去るのを待つ。

0.001％くらい残っていた、旅立ちの可能性。

それが、ゼロになった瞬間だった。

幻のフライトスケジュール

なぜ、こんなに悲しい＆悔しいかといえば、1年前に苦労しておさえたANAの特典ビジネスだからだ。

ANAマイルをためているマイラーの方には言わずもがなだが、ANAの特典ビジネスはけっこう競争率が激しい。

特にヨーロッパ路線となると、1年前に確保しないと覚束ない。

この通り、弾丸旅行のお手本のようなスケジュールである。

しかも、4本乗る飛行機全てがビジネス。これで95,000マイル。

悲しくなるのも当たり前だ。

幻の「羽田 ⇒ ウイーン」ビジネスクラスのお酒＆食事のメニュー

このままじゃ、本当に悔しいので、羽田 ⇒ ウイーンのビジネスのメニューを引っぱってきた。

もちろん、お酒は赤ワイン。

食事は、洋食で。

ここで、気づいたんだけど、羽田 ⇒ ウイーンは、1食しか出ないんだね。

羽田発が遅すぎるのか。

 

幻のチェコ＆ポーランド弾丸一人旅　全行程

フライトのみで、まだ予定は立てていませんでしたが、だいたいこんな感じのスケジュールを想定してました。

書かないほうがよかったのかも、悔しさがぶり返してきた（笑）

見ての通り、目玉は世界遺産でもある「アウシュヴィッツ強制収容所」。

ナチス・ドイツのホロコーストにより、とんでもない数の犠牲者を出した収容所です。

追記：2020年3月14日

外務省「たびレジ」からメールを受信。

• 3月13日　ポーランドが外国人の入国を禁止。
• 3月14日　チェコが緊急事態宣言を発動。すべての店舗（日用品等を除く）を閉鎖。

これで、かえって溜飲の下がる思い。

「自粛」と、「禁止」では、全然違いますよね。

むしろ、この流れが１週間遅かったら、大変な事態に巻き込まれていたかと思うとゾッとする。

追記：3月15日

外務省「たびレジ」からメールを受信。

• チェコも外国人の入国を禁止。ポーランドとの国境を封鎖。
• ポーランドが全ての国際航空便の停止。

完全に非常事態です。

3月18日に、そこを通る予定だった人間としては、今、胸をなでおろしています。

気持ちを切り替え前向きに考えよう！

しかし、いつまでもくよくよしていたら、神さまだって困るでしょ。

今回の件は、神からの天啓だし、まさに「神の領域」。

自分ではどうすることもできないので、これによって、代わりに何が得られるのか、を考えたほうが建設的です。

この騒動があと1ヶ月早かったら・・

私は、台湾から帰国できなくなっていたかもしれません。

そう考えれば、超運が良いともいえる。

マイルは返ってくる

 

95,000マイルを投じた特典航空券は、そっくり返ってきます。

本来なら、キャンセル料3,000マイルを徴収されるのですが、ANAさんの計らいでそれはなし。

ANAさん、神対応ですね!(^^)!

また、それで、行き先を見つければいいじゃないですか。

この機会に国内旅行にも目を向けよう

コストパフォーマンスを考えると、海外のほうが圧倒的に有利なんですが、独特の文化を築いてきた日本列島、見どころは多々あります。

これを機会に、ゆっくり、日本の町を歩いてみるのもいいかもしれません。

ドライブもいいかな・・

国内の乗り物も、しばらくくすぶってしまうのであれば、景勝地のドライブも面白いかも。

読書量を増やそう

書評にチャレンジしてみる、いい機会かもしれません。

 

 

さあ、これで、気持ちの切り替えは終了・・・と、言いたいところですが、実はまだキャンセルしていません。

自分でも驚く、往生際の悪さ。

あと、１週間のうちに、コロナ騒動が終息すれば、行けるんです。

9回裏二死から20点差を逆転するくらいの確率ですね。

逆転のカープでも無理かw

 

※前述のように、完全に渡航が禁止されました。3月13日に、私はチケットをキャンセルしました。