レンタカーでテイデ国立公園のファン・トウ・ドライブ【カナリア諸島旅行記 #14】

テイデ国立公園の散策も楽しめました。

さて、ほんの少しだけ戻るとします。

来るときに通った、景勝地でゆっくり見学するためです。

テネリフェ島 尾根づたいの絶景ドライブ

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前方には、カルデラの見事な地層。

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ガードレールはありますが、「ない」場所も多数。

道幅も、それほど広くはないので、ていねいなハンドルさばきが必要。

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パーキングがない場所でも、こんなふうにクルマを止めて、

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周囲を見学できる、ぜいたくなドライブ。

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冷んやりした澄んだ空気がとてもおいしい。

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左手に大西洋が見えました。

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背後にテイデ山も臨めます。

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大自然を切り開いて、アスファルトを敷いたって感じだね。

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これは西のほう、つまりアフリカ大陸ではないほうを見ています。

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いやあ、しかし気持ちいいなあ・・・

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おっと、サイクリングですか。

標高2,000m超だし、アップダウンもあるし、大変そう。

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尾根が、そのまま海に落ち込んでいく様が、なんともいえないですね。

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おだやかな大西洋。1年中こうなのかな、いや、そんなことはないでしょう。

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また、パーキングに車を止めます。天文台が見えます。

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これは東の方角。グランカナリア島の方角です。

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両サイドに海が見えるし、ちょっと歩いてみますか。

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グーグルマップによれば、ここはコーラルデルニーニョという地名。

コーラルって珊瑚って意味だと思ったけど、それは英語。スペイン語ではどんな意味かな?

それはそうと、まだ標高2,240mもあったんだね。

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これは、フォトスポットという意味?

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さっき追い越した自転車組みが、息を切らして到着。私には無理だ・・・

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ちょっと奥にはいってみるとします。

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青く広がる大西洋。

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街も見えます。

大航海時代には、この海を、新大陸目指して、無数の船が沖にくり出していったんでしょうか。

緯度的には、この向こうには、フロリダ半島、あるいはキューバがあります。

それらが、海図に載っていなかった時代に、この海を沖に向っていく勇気。

コロンブスはすごい・・・

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方角的には、夕方訪れる予定のオロタバの街。

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一応、雲の上にいるんですね。

空、雲、海、見下ろす街、そのすべてに手が届きそう。

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背後にそびえ立つテイデ山。

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山肌をおおう、高山植物。

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クルマを止めた天文台のあるパーキングに戻ってきました。

これだけクルマから離れると、少し不安になりますが、車内にはなにも残していないので大丈夫でしょう。

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さて、時計も12時を回りました。

クルマの中で、グーグルマップと、ホテルでもらった地図を照合しながら、これからのドライブルートを確かめます。

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コーラルデルニーニョは、地図の右側の丸三箇所の真ん中付近です。

その下の小さな丸は、さきほど散策したラス・カナダスの辺り。

これから、そこを突っ切って、テイデ山を駆け下り、左側の丸、マスカの渓谷を目指します。

今12時ですから、あちこち寄り道してでも14時か15時には着けるでしょう。

そのあとは、右側の一番上の丸オロトバの街を歩いて、夜にはサンタクルスに戻れる、そういう計算です。

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カルデラの中を抜けて

では、また南に向けて出発。

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オープンカーなんて、気持ちいいだろうな。

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ロープウエイ乗り場を通り過ぎます。

混雑もピークのようです。でも、この時間に登ったほうが景色はいいかも。

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カルデラの中を南へ。

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一気に突っ切るわけではありません。

そこらじゅうに展望台があるので、写真を撮りながら。

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奥さんがチャーミングな欧米の家族連れ。

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溶岩がそのまま固まったできた、とか、

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テイデ山も、反対側から見ると、カタチが変わります。

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この草花に特徴があるんでしょうね。そんな書かれかたです。

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さて、また出発。あんまりのんびりしてると、マスカ渓谷などの見学時間がなくなってしまいます。

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それにしても、島というより、大陸をクルージングしているようなスケールです。

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で、また、クルマを止めます(笑)

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時間がなくなってきてることはわかってますが、こんな景勝地、めったに見れるもんではないです。

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この軽石も火山岩で、天然記念物なんだろうな。

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そして、また出発。

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運転が楽しい 左ハンドル&マニュアルミッション

窓を全開にして、快適なドライブ。

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シフトレバーをガチャガチャやりながらのFun to drive を、久しぶりに味わいます。

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分岐を右折。マスカ渓谷に向かいます。

表示されている町は、途中の町。

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火山岩のど真ん中を、ゆっくり駆け下ります。

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しかしまた、フォトスポット。

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これは、完全にテイデ山の裏側ですね。

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案内板には、先の尖った植物に注目、とあります。

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たしかに、標高が下がるにつれ、沿道に植物が増えてきました。

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エアーズロックのような岩。

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大西洋に浮かぶ、あれはラ・ゴメラ島ですね。

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また休憩。

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ほんとに植物が増えてきました。

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大西洋に浮かぶラ・ゴメラ島

こりゃ、ほんとに絶景だね。ほかの言葉が思いつかない。

こんな楽しいドライブ、生まれて初めてかも・・・

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くっきりと青い大西洋にラ・ゴメラ島。

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この辺りから、勾配とカーブが急になります。

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至るところにあるトレッキングコース。

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テイデ国立公園の火山岩とも、そろそろお別れかな。

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青い大西洋とは、もうしばらく付き合えます。

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楽しいドライブ。

しかし、休憩しすぎて、予定を大幅に遅れています。マスカへ急ぎましょう。

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今回のカナリア諸島・テネリフェ島4泊6日弾丸一人旅の全行程・費用・治安などはこちらです。