たった2時間ほどガンジス川を眺めただけで、何を言うか、と言われそうですが、ほんとに深い世界です。
大げさな言い方をすれば、地球には、本当にいろんな場所があるんですね。
私は、インドが22カ国目の新参者ですが、素直に感心してしまいます。
「SITAゲストハウス」屋上のブレックファスト
ホテルに戻ってきましたが、朝ご飯いただいたら、また街に繰り出しましょう。
バラナシの街、来てよかった~
このSITAゲストハウス。設備はたいしたことないんですが、
部屋からも、ガンガーの流れが見えるんです。
なんか、長逗留する人がいっぱい出てくるの、わかるような気がするなあ。
雨季にも来てみたいね。
さて、部屋にしっかり鍵をかけて、屋上のルーフテラスへ。鍵が、少々心もとないですが・・
朝食は宿泊代に含まれてないので、300ルピーのコンチネンタルブレックファストをオーダー。
屋上からの眺め。いい眺めです。
太陽が出てきて、気温もぐんぐん上がってきました。
お、また野生の猿が。
甘さたっぷりのミルクティ。
ガンガーを眺めながらの朝食は最高でした(^^)v
レストランの客は、ほかに1組だけ。
後でわかったんですが、なにもホテルで食べなくても、周りには、安いブレックファストを出してくれるお店がたくさんあります。
この時間から、沐浴に来る人もいます。
ガンジス川沿い 次々と現れるガート
さて、部屋に戻って、カメラバッグだけもって散歩に出かけます。
まずは、上流のほうに行ってみますか。
すぐに、久美子ハウスが目に入りました。
なんでも、日本人にとっても伝説のホテルらしいですが、なにも外国に来てまで、日本人同士ベタベタする趣味は私にはないなあ・・
ポカポカして風もない、ほんとに心地よいガンジス川の散歩。
2月のインドって、季節的には最高なのかな。
ほんとに、いっぱいガートが連なっています。
「深夜特急」では、ガートからガートへは、川伝いには行けず、路地を抜けないと行けない、という描写がありましたが、川伝いに行けたほうが道がわかりやすくていいから、改修したとか・・・
それとも、乾季なので、歩いていけるとか。
沢木耕太郎さんが歩いたのは、毎日灼熱の日が続いた雨季。
雨季は、ガート沿いには歩けないんだろうか。
敬虔なヒンズー教徒の方が多いです。
落書きも多い。
こちらは、神様へのお祈り?
ほんとに雄大な景色です。
立派な神様の絵。
クリケットに興じる若者。
しばらく観ていましたが、いまいちルールがわかりませんでした。
ケーダール・ガート
ここは、「~歩き方」でも紹介されているケーダール・ガート。
ヒマラヤ山脈にあるケーダールナート寺院と同名にした寺院とのことです。
賑わいをみせるケーダール・ガートのインド人たち。
その隣のガート。
ガートの石段が、物干し竿がわりになってます。
ハリシュチャンドラ・ガート
そして、歩いていくと、私のようなしろうとでも感じる独特の雰囲気。
薪があるので火葬場ですね。
これは、ガンガー沿いに2つある火葬場のうちの1つ。ハリシュチャンドラ・ガートです。
もう1つの火葬場は、昨夜に瞥見した、あのガートです。
あちらは、もっと下流にあります。明日にでも行ってみるとします。
火葬場は撮影厳禁。
でも、この辺からなら撮っていいよ、と近くのインド人に言われて撮りました。
火葬場近くの子供たち。
シヴァーラー・ガート
どんどん上流へ歩きます。ここは、シヴァーラー・ガート。
マハーニルヴァーニー・ガート
そしてその隣、マハーニルヴァーニー・ガート。
美しい光景です。
チェート・スィン・ガート
城砦が見事です。18世紀の藩王チェート・スィンによって建てられたらしい。
水も綺麗ですね。
だいぶ上流にまで来たので、もやの向こうに、街の上流にかかる橋が見えました。
プラブー・ガート
絵画のセンスがすごい。
だいぶ気温も上がってきた模様。
犬も、日陰を見つけて昼寝です。
ジャイン・ガート
あの少年たちは、釣りでもするつもりでしょうか。
2018年もはじまったばかり。
ジャンキー・ガート
ガンガーは、ほんとに生活の一部のようです。
バダイニー・ガート
雨季には、あのあたりまで水かさが上がるのかな。
お祈りに使うお花ですね。
トゥルスィー・ガート
印象的な建物。河原が砂地なのも印象的。
ここでも、大勢のインド人が沐浴。
牛がいて、なにも違和感がない風景ですね。
対岸まで、ボートで行ってみようかな・・
アッスィー・ガート
ここが、最上流に位置するガートなのかな。
ひょっとしたら、小さいガートがまだ、この上流にもあるかもしれませんが、ここが、一応バラナシの上流。
ここからは、街の中を通って、ホテルのほうに戻ってみたいと思います。
足元に動くものがいると思ったら、リスでした。