昨夜は、気持ちよくぐっすり眠りました。
ここはもう、シルクロードではなく上海。(タイトルは、あえて変えていません)
日本と目と鼻の先です。
明日から出勤であっても、まったくプレッシャーかかりません!(^^)!
新疆ウイグルとは気候が違うのも、すぐに悟ります。
ウイグルでは、とにかく肌が乾燥し、手の甲とかがカサカサになってばかりいたんですが、湿度が十分にあるのがわかる。
さすが水郷の町、唇も乾きません。
チェックアウトして、ホテルロビーで少し休憩。
荷物を預けようかな、とも思いましたが、またここに戻ってくるのは面倒なので、キャリーをしまい背負える仕様に変身させます。
虹橋から簡単アクセス 水郷古墳 七宝老街
本日は帰国日。上海浦東を17:05のフライト。午前中いっぱい、どこかを見学できそうです。
上海と言えば水郷。そんなに遠くへは行けないので、虹橋からほど近い水郷古墳「七宝老街」に行ってみることにしました。
七宝老街は、数ある上海の水郷の街の中で、もっとも都心に近く、地下鉄で簡単にいけます。
ここ虹橋からも直線距離では数キロですが、地下鉄で行くと大回りになるので、タクシーに乗ります。
ちなみに、地下鉄で行く場合は、9号線の七宝で降ります。
虹橋からならタクシーが便利
ものの10分で、七宝老街に到着。タクシー代もそんなにかからず、虹橋から七宝へ行くのなら、タクシーがおすすめです。
タクシーの窓から、地下鉄駅が見えましたが、そこから町の入り口までも、歩いて7~8分です。
ここが、入り口のようです。
荷物預かり場所はなし
この向かって左側に観光案内所がありました。荷物を預けられるか? と聞くと、残念ながら不可。キャリアにして、転がしながら見学します。
昨日まで、新疆ウイグルの砂漠の中をうろついていた身にとって、上海の気候は真逆とも言えます。
5月というのにけっこう肌寒いし、空気に湿気がある。雨が落ちてきてもおかしくない雰囲気。
早起きのツアー客とすれ違います。
七宝を流れる運河 蒲匯塘(プーホイトン)
これは、七宝老街の中央を流れる運河「蒲匯塘(プーホイトン)」。そして、架かる橋は安平橋。
1000年以上の歴史がある水郷古墳です。
町並みも古く重みがあります。上海の都心近くに、こんな場所があるんだ、そんな感じです。
シルクロードとは、また違った趣ですね。
運河は、しっかりと水運に使われているようです。
町の東外れに見える7重の塔。七宝教寺です。
1000年以上の歴史を持つそうですが、現在の塔は2002年に再建されたものなので、見学は割愛しました。
というのも、あちら側に行くのに、ここからでは橋がない。
橋を渡って、 南側の繁華街に入ります。
教会もあるんです。
B級グルメ派には楽しい南大街
では、観光客と地元民がひしめく、七宝の繁華街 南大街に入ります。
この人ごみの中、キャリーを転がしてるのは私だけ。
これ、B級グルメ派の方には、楽しいんじゃないでしょうか。
残念ながら、私はB級グルメ派ではないので、においと視覚を楽しむだけです。
同じ中国でも、ウイグルと上海では大違い。やっぱり、中国の旅って、楽しい。
いろんな串焼きが売られています。
B級グルメ派でなくても、食べ歩きが大好きな人にとっては、こたえられない場所のような気がします。
あの中味はどんな酒? と思っていたら、妙な匂いが・・
ああ、あの台湾とかでもみかける豆腐だ。すごくきつい匂いです。
人通りが絶えない南大街。
「蒲匯塘橋(プーフィトンチャオ)」の上に立ちます。
向こうに見えるのは、「康楽橋(カンルーチャオ)」。運河両岸の新旧の建物が見事。江南建築風というそうです。
昼近くなり、ますます増える観光客。今日は、5月6日月曜日。中国は平日のはずなんですが。
2年ほど前、やはり上海の朱家角を訪れましたが、あちらと比べて、運河の幅が広いので、落ち着いた感じです。
運河を巡るツアーもあるそうです。
これは、康楽橋から蒲匯塘橋のほうを見た図。
日本人の訪問も多いと聞きましたが、人並みから日本語は聞こえてきませんでした。
今日は10連休最終日。
ニュースを見ると、昨日あたりから帰国ラッシュがはじまってると報道されています。
明日から出勤というのに、最後の最後まで、こんなところをうろついてる日本人は、ひょっとして少数派かな?
そろそろ出口のほうに向かいます。これは北大街の門。
入り口のところにある鐘楼。
見学に2時間、アクセスも含めて3時間ほどの楽しいショートトリップ。上海の七宝老街でした。