さて、到着しました。インド洋に浮かぶ島、セイロン島。
コロンボ郊外のバンダラナイケ国際空港です。
現在、7月14日(金)の午前10時。帰りのフライトは16日(日)の23時ごろ。
丸3日をいかに有効に使うかがカギです。今夜の宿泊は、スリランカの古都キャンディと決めています。
それまで、どう行動しますか・・
なにわともあれ、スリランカで訪問国18カ国目です(^^)v
コロンボ空港到着 両替&クルマのチャーター
歩きながら、どうすべきか考えます。
(そんなもの、あらかじめ決めておけっての! 弾丸日程だってのに(笑))
現大統領のシリセナさんですね。
おお、さすが仏教国。
まずはイミグレ。
私は、あらかじめETAを取得していましたが、ここで、いわゆるアライバルビザを取る人は、別のカウンターに並んでいます。
それにしても、ETAの代金って30$。外国人1人1人から徴収してたら、すごい収入になりそう。
持参したETAはチラッと見ただけで、返却されました。
そして、パスポートには、スタンプとシールが。シールが貼られたのは初めての経験です。
無事に入国を果たし、到着ロビーに向かいます。
まずは、なにをおいても両替。スリランカでは、空港でも街中でも、レートに大差がないらしい。
ちなみに公定レートはこのくらい。1,000ルピーが720円くらいってとこですか。
3日間の滞在、少し多いかなとも思いましたが、3万円を両替。
そして、今日の行動を考えます。
この空港は、コロンボ市街からかなり北に離れていて、キャンディなどに向かうには、直接向かってしまった方が効率的なのも、悩みの一員。
今夜の宿泊地キャンディに行くにしても、シーギリアもついでに行ってしまったほうが効率的か?
当然、普段ならバスを乗り継いで行くところですが、数日来の行状で体の疲労がピーク状態。
私は、悩んだ末に、今日中にシーギリアまで行って、その足でキャンディまで行く。これをチャーターすることにしました。
クルマのチャーター代が、そんなに高くなさそうというのもありますが、無茶をして、体が本格的におかしくなってしまったら、元も子もありません。
それに、「地球の歩き方」にも、効率的に移動するならチャーターが一番、と書いてあるし。
そうと決めて、空港内のトラベルカウンターに足を運びます。
ここから、キャンディに直接行く場合と、シーギリアに寄ってから、キャンディまで運んでもらう場合と、2通り見積もってもらいます。(これを英語で言うのにすごく苦労した・・やっぱ、ふつうに英語力がほしい・・)
キャンディまでダイレクトが80ドル。シーギリア経由が160ドル。
値段は張りましたが、今日中にシーギリアまで行ってしまうことにしました。
シーギリアは、明日にでも行こうと思ってましたが、これで、明日の日程に余裕が生まれます。
お金を払って、カウンターの職員と、空港の外まで移動。
そんなに極端には、暑くありません。
プリウスでシーギリアへ向かってGO!
携帯で呼び出された運転手と、ルートとスケジュールの確認。そして出発。
クルマによってチャーター代が違うらしく、安い車でいいよと言って、あの値段で手を打ったんですが、配車に手違いがあったのか、クルマは、トヨタのプリウスでした。
クルマはまっすぐ、シーギリアに向かいます。運転手曰く、2時間半くらいとのこと。
はじめてのセイロン島。景色を楽しみたいところですが、体力を回復させるために利用しているチャーターです。
心地よいクーラーの冷気を借りて、眠りにつきます。
途中、何回か目を覚ますたびに、風景が変わっています。
集落を通り過ぎたり、
街なかの渋滞にあったり、
あの屋根付きの3輪バイクがトゥクトゥクですね。
道行く人の表情を観察したりして過ごします。
バスとも頻繁にすれ違います。
バスだったら、相当時間かかっただろうな・・
街を出ると、また丘陵地帯の風景に戻ります。
運転手の「エレファン! エレファン!」という声で目を覚ましました。
おお~、さすがにデカい。
「さくらレストラン」でカレーのランチ
その後も、眠り呆けます。やっぱ、睡眠不足がいけなかったんだろうな。
目を閉じ、そして覚めると、その都度、疲労が回復しているのがわかります。
出国する前の数日間は、ほんと激務だったうえ、赤潮の匂いで満足な眠りにつけなかったからなぁ・・
自分の身体が、自分のものとは思えぬほどの状態でしたが、だいぶ、絶好調時に戻ってきました。
よかった、よかった(*^^)v
そして運転手に「ランチどうする?」と聞かれます。
おすすめのレストランはあるの? と聞くと「OK!」
街道沿いのレストランでクルマを止めました。
さくらレストラン?
ビュフェ形式のカレーショップのようです。
そんなに辛くないのを、と言ったつもりが、けっこう辛いのをよそってしまいました(笑)
isn’t ・・・so much と言ったつもりが、否定形部分の発音がなってなかったのかな。
英語って難しい。
でも、COCO一のレベル3くらい? 食べてるうちに、おいしくなってきます。スープもおいしいし。
なにより、体調が回復したのがうれしい。やっぱ、チャーター奮発してよかった・・
この方が、店のオーナー。許可をもらって撮らせてもらいました。
自分で、親日家と言っています。店の名前の由来を尋ねると、語学力不足で理由は聴き取れず。
デザートにアイスクリーム。すっかり体力回復です。
さあ、シーギリアまで、もうすぐです。
トリップアドバイザー公認のレストランだったようですね。
料金は900ルピー(650円くらい)。そんなに高くありません。
シーギリア・ロックのふもとに到着
出発してすぐ、シーギリアのふもとへの道に入りました。
ここで、運転手と綿密な打ち合わせ。
要するに、ここからまっすぐ行けば、シーギリアロックに登頂することになるが、帰りは違う道で、ツーリストパーキングに降りてくるように、と。
なるほど・・
背中の荷物をクルマに預け、歩き出します。
チャーターしてここに来たのは、実はそれも狙い。バスで来ると、荷物を預ける場所がなく、フル装備で岩山を登る羽目になってしまいます。
さすがに、体力的にそれはきついだろ・・
シーギリア・ロック。今回の旅のテーマの一つでもあります。
まずは、チケットカウンターへ。
4,620ルピー(3,300円)。結構高い。ていうか、高すぎだろ・・
登頂前にトイレ。掃除屋さんが手を差し出すので、ポケットの中のコインを1枚あげましたが、不満そうな表情。
きっと、相場より低かったのね。
ちなみに、この辺から、日本語を巧みに話すガイドが現れます。
みんな、一生懸命ライセンスを提示して、本物のガイドであることを訴えています。
いやいや、お気持ちはありがたいんだけど、一人で行きます。
入場します。
かつては、ワニが棲んでいた水路らしい。
シーギリア・ロック 登頂開始!
そして、出ました! シーギリア・ロック。
高さ195mのこの岩山には、今から1,500年前に、王宮を築いた王様がいたそうです。
世界遺産にも登録されています。せっかくなので、記念写真を撮ってもらいました。
いやあ、しかしすごい迫力ですね。
地球の神秘です。たしかに、こりゃすごい。
観光客も多いですよ。
これは、遺跡を掃除したりして守る人。ご苦労様です。
では、登りますか。覚悟を決めて(笑) (結構大変だろうな・・)
すごい圧迫感。崩れてこないかな。
階段の数、いくつあるんでしょう?
救いは、そんなに暑くないこと。吹き抜ける風も心地よい。
さっき、カレー食べておいてよかった(笑)
これは、体力使います。 (クルマの中で、眠っておいてよかった・・)
とりあえず、中腹でいっぷく。
樹海の広がりが素晴らしい。
いやあ、これは、すごいところだ・・
さて、さらに、上を目指しますか。