香港を離れ、いよいよ、マカオへ向かいます。
これは尖沙咀ではなく、上環の方を向いていると思うんだけど違うかな。自信がない(^.^)
香港 ~ マカオ フェリーの旅
出航すると、CA(船の場合は何て言うんだ?)の方が、飲み物などのオーダーをとりに来てくれました。
マカオまでは約1時間です。
出航直後は、すごく揺れた。船酔いの経験はあんまりないけど、こりゃ大変だと思ってたら、沖に出ると、船は滑るように進んでいきます。
雨に煙る船の旅は、情緒があるもんです。
船旅っていいよな。
フェリーは、アルゼンチンのビーグル水道クルーズ以来だね。
マカオ 入国&パタカへ両替
睡眠不足で、うとうとってしたところ、船はマカオのフェリーターミナルに到着。
香港で出国してるから、今度は入国ですね。
写真撮ってたら、注意されて、消去するように言われました
失礼しました。ルールは守らないとね。
イミグレでマカオ入国手続き。
今度もらったのは、左側の紙片。またスタンプ押されなかった。イスラエルみたいだ。
無事にマカオ入国を果たし、フェリーターミナルの中をぐるっと散歩。
まだ今のところ、マカオに着いたって気がしない。
まずは両替。マカオの通貨はパタカといいます。場合によっては香港ドルも通用するようですが、ここは現地通貨に替えておきましょう。
パタカと香港ドルは、ほぼ1対1の交換レートでした。
けばけばしかったリスボア ホテル
さて、まずはホテルに荷物を置きに行きましょう。
予約してあるホテルは、ずばり、リスボア ホテル。
沢木耕太郎さんの「深夜特急」で、氏がカジノに没頭したあのホテルです。
各ホテルへは、無料のシャトルバスが出ています。リスボアは葡京ですね。
それなりに人が行き交うフェリーターミナル前のバスターミナル。
中国本土からも、連日のようにカジノ客が訪れているとのこと。
乗り込んだバス。なんと違うホテル行きでした(笑)
なんか、すごい豪華ホテルの前で降ろされ、あわててタクシー乗り場に行き「リスボアホテル!」
ようやく着いたリスボアホテル。カジノが併設された老舗のホテル。
やっと、マカオに来たという感じがしてきました。
夜は、カジノも楽しんじゃおうかな。
Tシャツ&ジーパンで入るのがはばかれる雰囲気。
この毒々しいまでのけばけばしさ。なんかすごい・・
でも、ふつうの格好の旅人もいっぱいいるので安心(何が安心なんだか・・・)
フロントは2階にあります。
チェックインできるかな、と思ったけど、荷物を預けるだけ。宿泊客で賑わってるようです。
タクシーでマカオ中心の高台へ
さて、地図を持って、マカオを歩き回りましょう!
これは、フェリーターミナルで手に入れた地図。右の丸がフェリーターミナル。左の丸が、今いるリスボアホテル。
そして、数多く登録されている世界遺産は、地図で見てリスボアホテルの左上側に集まっています。
いきなり、そこへ踏み込んでもいいんですが、1日半あるので、まずは、マカオ全体を見おろすことができる「ギア要塞」に行ってみることにしました。
歩いていけなくもないですが、雨も降ってるのでタクシーで。ホテルから10分かからず到着。
なにもありません。さて、どこがギア要塞なんだか・・・
周辺の舗道を歩き回ってみます。
傘を差しながら異国の地を歩くのも久しぶり。今まで、中国の南京、エルカラファテの氷河の上、の2回しか傘を使っていません。
私は雨は好きです。いろんなものを洗い流してくれる感覚が、とってもいい・・・
今回もモバイルWifiのない身。
でも、前回のベトナムで身につけた知恵。事前にグーグルマップを十分に読み込ませておくことで、WifiなしでもGPSでだいたいいる場所がわかります。
しかし、それでもギア要塞の場所がわからない(笑)
ここは、さっき見かけたロープウエィの終点。
気温は30度弱でしょうか。雨がしとしと降っていることもあって、そんなに暑くはありません。
ギア要塞から眺めるマカオの街並み
ようやく見つけました。これがギア要塞でしょう。
登る途中の景色。リスボアホテルの方を見ています。
右側の奇抜な建物は新リスボアともいえるグランドリスボア(こっちは宿泊費、超高い)
真ん中に見えるマカオタワーのてっぺんは雲に隠れています。
要塞の裏側へ。
こっちは南側。タイパ島の方を見ています。
あのひときわ高いビルは、ハーバービュー・マカオかな。
奥のつり橋は、フレンドシップ大橋。タイパ島へつながっています。
しばらくたたずみ、ブリッジを行き交うゆるい車の流れを眺めます。
日時は土曜日の午前10時。旅に出た実感がひとしお。
自宅にいたら、まだベッドの上でゴロゴロしてるだろうな・・・
こちらは展示場の中。
しょっちゅう大型台風に襲われるんだ、と書かれていました。
要塞のてっぺんまで来ました。マカオの最高標高でもあります。
こっちは北側。
オールドタウンっぽい、街並み。陰影もあっていい雰囲気。
幾何学的な建物。
マカオって、ほんと新旧混在の街ですね。
この灯台、今も現役。南シナ海沿岸では最古とのこと。
ハーバービューホテルを狙ってます(笑)
学校の生徒でしょうか。
この教会は1622年ごろに建てられ、世界遺産にも登録されています。
マカオGPコース上で途方に暮れる・・
ひと通り見学して、タクシーを降りた場所に戻りました。
当然、タクシーなんているわけがありません。さて、どうやって、次の目的地に行きますか・・
とりあえず、ふもとの道まで下ります。
ちなみに、ここは、マタニティ・ベンド。モータースポーツがお好きな方ならご存じでしょうが、公道レース マカオグランプリの難しいコーナーの一つです。
こんなに狭く、そしてウオールに囲まれたコースを超高速で走り抜けていくドライバーたちはすごい!
ところで、私は、途方に暮れかけています(笑)
待てども待てどもタクシーが来ない。そんなに暑くないとはいっても、さっきのギア要塞の上り下りで汗びっしょり。早く、世界遺産エリアへ行きたいところ。
そんな思いで歩いていると、バス停がありました。
なんでもいいから次のバスが来たら乗って、どこかへ行ってしまいましょう。
バスは、多分冷房車だろうし・・
待つほどもなく来たバス。行先も確かめないで乗り込みました。
ところが、運転手が10パタカ紙幣を受け取ってくれません。
両替したばっかりでコインの持ち合わせが2.5パタカしかなく、ここでまた途方に暮れます。
しまいには、運転手が怒り出す始末でしたが、親切なマカオの青年が1パタカコインを出してくれました。
いやあ感激! ありがとう、お兄さん!
日本で同じようなことがあったら、外国人に親切にしてあげようと誓った瞬間(笑)
さて、この6Aという系統のバスは、どこへ向かってるのか。気難しそうな運転手には聞ける雰囲気ではありません。
ま、でも、このマカオ半島は、だいたい3キロ四方。ということは、どこかとんでもないところに行ってしまっても、なんとかなるじゃん。
と、開き直り、雨に煙るマカオの街並みを眺めます。
そうだよね、今回の旅の目的は、行き当たりばったりだったんだ・・
バスの中は、冷房が効いていて気持ちいいです。
でも、一応GPSをみながら見当をつけ、こんなバス停で降りました。
どこだかよくわかってませんが、世界遺産エリアの北側にいるはず。南側に向かって歩きましょう。
知らない街を歩くって、ほんとうに楽しい(*^^)v
マッサージ屋さんですね。
細い路地でも渋滞が起きます。
気がつけば12時。お腹もすいたので、腹ごしらえといきますか。
庶民的なレストラン。
揚州チャーハンをオーダー。とってもおいしかったです!(^^)!