地下鉄駅から地上に出ると、暑い!
30度以上はあるでしょう。上海と杭州でこうも違うものでしょうか。
世界遺産 西湖と対面
コインロッカーか何かあるかなと探しましたがわからず。バッグは背負ったまま行きましょう。
中国の街は、どこに行っても雑踏。閑散としている風景は見たことがありません。
おお、西湖ですね。
中国十大風景名勝の一つだそうです。
名前の由来は、春秋時代の美女西施からきているそうで、とてつもなく古いじゃないですか。紀元前ですね。
遊覧船も、いくつか浮かんでいます。
遊覧船乗り場です。
船の名前、何という意味なんでしょう?
どこも、人の渦。日曜日の観光地、どこへ行っても、パワーを感じます。
なかなか乗れない電動カート
ところで、西湖にいられる時間は、正味4時間ぐらいしかありません。
湖の周囲は15キロ。とても、歩けないので、観光用の電動カートに頼りましょう。
乗る時は手を挙げて乗り、降りれる場所は決まっているとのことですが、いくら手を挙げても満席で止まってくれません。
わりとひんぱんに来ることは来るんですが、全然乗ることができず、途方に暮れます。
仕方なく、時計回りに歩きはじめます。
ここでも乗れず。でも、ここは、下車客もある場所なので、いつかは乗れるでしょう。
気長に待ちます。
世界遺産の西湖。一周するのがこんなに大変だとは思わなかった。
15キロなら歩けないこともないですが、4時間じゃ絶対無理。
電動カートで西湖を一周
何度目かのトライでようやく電動カートをつかまえることができました。
しかも、先頭の席でした。ラッキー!
こりゃ、楽ちんだ。
そんなにスピードは出てないので、ゆっくり湖面を見学できます。
電動カートも優先の遊歩道?
しかし、クルマ優先の中国社会。観光地の遊歩道でも例外ではありません。
クラクションこそ鳴らしませんが、散歩する人々をかき分けながら進みます。
いくらスピード出てないといっても、接触すりゃ、間違いなく大ケガです。
乗っているこっちが、ハラハラします。
遊歩道が湖岸から離れるときもあります。
涼しい季節に歩いて1周できたら、気持ちいいだろうな。
高さ70mの雷峰夕照です。復元されたものですが、当初は975年の建立とのこと。
夕日に重なったときの美しさは格別らしいです。
ほら、危ないよ・・
中国美人発見(笑)
一瞬、紅葉と見間違うような樹木もちらほら。
雷峰夕照のふもとが、電動カートの乗降地点となってました。
いちおう、降りるつもりではいましたが・・・
降りるつもりで席を立とうとした瞬間、すごい勢いで、席の取り合いがはじまりました((+_+))
こりゃ、席を手放すと、いつ乗れるかわからなくなるな。
時間も夕方だし、市街の方に戻りたい観光客も増えているはず。
このまま、乗って、湖を巡ることにします。
ちなみに、この電動カート。1区間10元。この際、降りないで、湖1周ドライブにしちゃいましょう。
あれは、どういう意味でしょうか?
標高70mだそうです。雷峰夕照からは、西湖が一望できるようです。
今回はパス。
この季節は、自転車が一番いいのかも。一周15キロなら、自転車という手があったな。
湖の反対側に出ました。対岸は山でなく、杭州のビル群が並んでます。
この辺り、月夜が美しいそうです。なんか、そんな気がする。
カートがゆっくり走ってくれるので、観光客の様子も、手に取るようにわかります。
電動カートは車道も走ります。
湖を4分の3周して、北側の端で降りました。
降りるつもりだった降車場でやっぱり降りないとか、柔軟に対応してくれた運転手さん、ありがとう。
最後の数キロは、歩くつもりです。
ひしめき合う遊覧ボート。ぶつからないよね。
雪見の名所 断橋残雪
断橋残雪という石橋。雪見の名所ということですが、杭州にも雪が降るんですね。上海より南なのに。
西湖で最も古い堤防、白提。
世界遺産ですもんね。休日ともなれば、中国全土から、観光客が押し寄せるんでしょう。
活気を感じる、西湖巡りでした。
それにしても、中国人のパワーはすごい。どこに行っても、人の渦です。