さて、西湖を後にして、ターミナル駅である、杭州東駅に戻りましょう。時刻は17時過ぎ。
そして、そのまま帰国です。羽田に着くのは予定では翌朝5時。
今から約12時間後には、羽田に着いて、そのまま出勤というサラリーマン風情です(笑)
西湖から地下鉄で杭州東駅へ
女性警官が、一生懸命交通整理にあたっています。
地下鉄駅までの途中、夜市のようですね。
夜きたら、もっと面白いでしょう。
のどが渇いたので、入りました。
適当に頼んだら、わけのわからない味(#^^#)
ま、冷えてるからいいか。
往きとは違う駅から乗車です。風起路駅です。
でも、往きと同じように、車内は満員御礼。
日曜日の夕方 杭州東駅の雑踏
杭州東駅に着きました。
日本だと、地下鉄からそのまま駅の中に導線がつながってますが、中国では保安検査の関係上、いったん外に出されます。
そして、この保安検査の行列。
日本の場合、新幹線の発車5分前に駅に着いても、ふつうに乗れるでしょう。
でも、中国の場合、飛行機に乗るぐらいの心積もりで、1時間は見ておいた方がいいですね。
週末の夕方、旅客が集中しているうえに、検査が厳重で、なかなか列が前に進みません。
しかも、この行列の中、逆行する奴がいる???
おそらく、グループで旅行していて、自分のチケットを自分で保持していなかったり、でしょう。
入場券という制度があるかどうかわかりませんが、用のない人間は入るべからず、といった徹底さは、治安上いいんじゃないでしょうか。
でも、チケットと身分証がないと、新幹線駅のロビーに入れないことぐらい、中国人なら知ってるでしょ?
日曜日の夕方の杭州東駅。すごい雑踏。座る場所なんか、とてもありません。
座るとこなし。そして国際色豊か。
日曜日の夕方、東京行きの「のぞみ」を待つ京都駅のよう。
って、勝手な想像です(笑)
出発まで小一時間あるので、どこかに座りたい。
ロビー中央にクルマが展示してあって、その台をイス代わりにしちゃいました。
みんなもそうしてます。
高速鉄道で杭州から上海へ
これから乗る上海虹橋行きの新幹線。
2等も1等も満席で、やむなくビジネス席をゲット。
4か月前、ハルビンから大連まで、ビジネス席に乗ったのと、同じ感じかな。
めざす列車は19番線です。
高速列車なのに、静々とホームに入ってきました。
この列車の始発は昆明南。うわー、山奥の街ですね。
昆明なんて、地図で見ればわかりますが、本当に奥地ですよ。そこから、10時間以上走り続けてきた高速列車。
グランクラス並み? 中国のビジネスシート
指定された1号車に入ってびっくり。
これは、間違いなくビジネス席。いや、ファーストクラス!
今まで、列車で、こんな席、見たことありません!(^^)!
文字通り180度倒せるシート。ほとんど寝台じゃないですか。
これで、上海虹橋までの159キロ、40分を3,800円??
けっこう、細かく調整もできます。
これは、乗客が降りたあと撮った写真。一車両に5席しかないんですね。
みんな、足を投げ出して、ふんぞり返ってます。
ビジネス席にもいろいろあるんですね。ハルビンから乗った車両は、こんなにすごくはなかったな。
たまに、目の前の自動ドアが開きます。うらやましそうにのぞき込む人・・・
隣の車両は2等車。上海に帰る人たちで、超満員です。
たしかに、扉ひとつを隔てて、別世界(*^^)v
さらに、服務員が、お茶と、おしぼりとお菓子のサービス。
これで、お弁当が出れば、グランクラス並みですか。乗ったことないけど(笑)
向こう側は、ふつうの1等車。立ち席も出てるようです。
しかし、自動ドアのセンサーが過敏に反応し、しょっちゅうドアが開くのはちょっと・・
いやあ、こんな楽ちんな席。列車でははじめて。このまま、日本まで乗っていたい(笑)
この席、昨夜、上海のホテルでスマホで予約したんだよね。時代の変化を感じます。
そういえば、昨今、「てるみクラブ」が破産して、旅行者の払い込んだ旅費が戻らないなんて痛ましいニュースもありました。
私は、今回、peachのサイトで往復の航空券を手に入れ、ホテルはホテルズドットコム。
そして、新幹線は、trip.com。それを、すべてスマホで予約。
旅行会社に頼まないと、チケットの手配が困難だった昔と違って、インターネットが当たり前のように普及した現在、旅行代理店の存在意義ってなくなっちゃったってことなんだろうな。
同じことは、金融業、物販業、いろんな業界にも言えることだよね。
足を伸ばしながら、IT革命の光と影に感慨。
快適な乗り心地気分は、わずか40分で終了。「和階」号、ありがとう。
上海虹橋から上海浦東空港へ
立ち席までいっぱいだった乗客たちと、地下鉄乗り場へ急ぎます。
地下鉄2号線で、浦東空港へ。満員御礼です。
なんか、乗り物のギャップが激しいな(笑)
そして、往きと同じように、リニアモーターカーで空港へ。
ガラガラだとわかったので、今度は2等席。50元。2等席もガラガラ。
速度が出ていたので見ていると300キロどまり。
後で調べてみると、430キロ出す時間帯は限られているとのこと。
てことは、昨日乗った時も430キロは出てなかったんだなあ。ちょっと、残念
順調に上海浦東空港に到着。Peachのカウンターを探しますが、これがわかりにくかった。
HはHでも、一番奥の方の一角だけなんだもん。一生懸命探しちゃいました。
でも、羽田行き、無事にフライトされるようです。よかった。
これで、帰国できて、明日から仕事に入れます。
現在、23時。ボーディングは0:35。時間はあるし、お腹もすいている。できれば、シャワーも浴びたい。
プラザプレミアムラウンジで帰国前の休憩
この上海浦東空港はデカい。プライオリティパスの使えるラウンジがあるはず、と思って探したらありました。
ターミナル2の77番ゲート付近。ちょうど、Peachのゲートが82、行く途中でした。
貴賓室って、すごい響き。
久しぶりに見せるプライオリティパス。昨年11月のダラス以来かな。
いやあ、満足、満足! タダ食事にタダ酒。貧乏人っぽい発想だ(笑)
でも、夕食まだだったし、機内食は出ないから、ガツガツ食べます。
満腹したところで、シャワールームへ。
今日は30度以上あって暑かったし、フライト前に汗を流せて大満足です(^-^)
でも、ドライヤーがない。これから、小型の携帯ドライヤーを持った方がいいかな。
シャワーのあと、中国茶でも飲みながら、しばし休憩。
ほんとに2日間の弾丸日程だったけど、無事に消化できたし、トラブルもなく、充実の2日間。
Peachの機内販売
ボーディングも順調にはじまり、ちゃんと帰国できそうです。
相変わらず大げさですが、これが大きく遅れると、私は、会社に遅刻することを意味します。
ところで、機内食がないことは覚悟してましたが、注文はできるんですね。
しかも、現地通貨、つまりこの場合は元での支払いも可。
のどが渇いたし、何か飲みましょう!
Peach仕様のドライと、ポカリ。しめて700円。元で払いました。
そして、定刻に夜明けの羽田空港に到着。
はじめてのLCCは100点満点でした(*^^)v
3時間後には、会社で朝礼がはじまります。
管理職たる私が、それに遅刻するわけにはいきません。リムジンバスで、帰宅を急ぎます。
早朝に、上野や新宿について、そのまま学校とか、昔はしょっちゅうだったなあ・・・
しかし、うーん。あと10分、早く到着してくれたら、リムジンの始発に乗れたんだけどなぁ。
ま、とりあえず、今回の旅の無事に感謝です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。